元裏プロのパチンコ・パチスロブログ

・・・というわけで、漫画の買い出しを終えた僕らはお店の前に集結します。



そんな僕らを待っていた光景とは

予想に反して”まだ誰も並んでいない”というものでした。





・・・僕らが到着した時のホールの状況は

開催されていたイベントの内容と併せて考えると

にわかには信じられない光景なのですが・・・





・・・それもそのはず、僕らが行ったお店には

”パンチパーマの極悪集団”

という巨悪な番犬が普段から居ましたので


彼らを差し置いて大量の出玉を獲得しようとする命知らずは

僕らの他には居なかったのです・・・







・・・そんなこんなで、開店の1時間ほど前までは

僕らの他に誰もいない、穏やかな時間が経過していたのですが

開店の時間が近づくと徐々に空気は不穏なものに変わっていきます。






・・・そう、番犬の登場です。



彼らには”先着順に列を作る”という社会の最低限のルールさえも通用しなかったので

パンチパーマの番犬の数名は

ホールに着くなり、僕らの前方に何事もなかったかのように割り込んできました。







・・・そして、常連のその様な動きを受けた僕らは

”黙認！”

を決め込みます。





というのも、その時の僕らには

”できるだけ、揉め事を避ける”

という意識があったことも確かなのですが



その他にも

”普段はあまりお店に来ないゴミどもが

常連さんの邪魔をしに来ている”

という意識も多分にありましたので



常連さんを尊重しようという気持ちから

その様な行動に出たという訳なんですね。








・・・そんなこんなで、お店のオープン時間がやって来ました。



当時のホールへの入場方法は

”お店のドアが開き次第ダッシュをする”

というものでしたので

開店時の台取りはまさに戦争でした。



いくら早く並ぼうが

実際に台を取るまでは安心できなかったのです。







・・・台をおさえるまでの僕は、割り込んで来た常連が

”裏モノの全ての台に物を置いて差し押さえる”
というパワープレイに出る事も危惧していたのですが


並び時に割り込みを容認した事が良かったのか

僕らは台取りを妨害されることはありませんでした。








・・・そして、ホールになだれ込んだ僕たちは

狙い台を完璧に奪取する事に成功します。



で、僕らが抑えた台のラインナップはと言うと

ほとんどの人員は本命である”ジャグラーガール（裏）”に配置されたのですが








©北電子　ジャグラーガール








・・・残りの数名は僕の幼馴染であるN君の趣味で

”巨人の星２”や”主役は銭形”などのストック機を確保しました。








©アリストクラート　巨人の星2







©平和





関連記事：ストック機全盛期






・・・僕は最後まで反対したんですけどね！


というのも、これはどの台にでも当てはまる事なのかもしれませんが

実際に台を打っていない以上、その台の実際の設定は分かりませんよね？


まあ、それは裏モノにも言える事なのですが

裏モノと機械割が設定6でも120％程のノーマル機を比べると


リスクが同じだとしても

ツモった時のリターンが全く違うじゃないですか。

※巨人の星2の機械割は設定6で１１９％






・・・さらに、巨人の星2の最大の設定差は

”特訓モードの突入率と連チャン回数”

にある訳ですから




【リプ３連からの特訓モード突入率】

設定 突入率

設定1　 1/4.3
設定2　 1/3.9
設定3 1/3.5
設定4　 1/3.2
設定5 1/2.9
設定6　 1/2.6


【特訓モード回数振り分け確率】

設定 １回 ３回 ５回

設定1　 98%　 1.2% 　0.4%
設定2 　94% 　5.0%　 0.7%
設定3　 91%　 7.8%　 1.0%
設定4　 87%　 10.0%　 2.5%
設定5 83%　 12.0%　 3.4%
設定6　 68%　 26.0%　 5.4%





・・・その要素は決してグラフでは判別できるものではありませんので

出玉から設定を読むのはエスパーしか出来ませんよね？

（少なくとも、裏モノの高設定のエクストラ感よりは分かりにくいかと。）




そんな訳で僕は

ツモった際の旨味も無いし、ツモれる確証もありませんから

ノーマル機で立ち回る事に反対していたんですよ。






・・・まあ、ストック機を狙い台に混ぜることによって

”出玉を出し過ぎない”

というメリットもあるのかもしれませんが



その時はまだイベントの2日目ですので

「本命のジャグラーガールに設定がしっかりと入っているか？」

という事もその時点では ハッキリと分かっていませんでしたから

まだ”舐めプ”をする段階ではありませんよね？





・・・と、狙い台の選定で上記のような”すったもんだ”が有ったのですが

最終的には僕がN君の意見を尊重し

巨人の星などのノーマル機も打つ事に決まったのです。








・・・なんだかんだで、イベントの2日目は進んでいきます。


確保した台を打ち進めると

僕をはじめとする”ジャグラーガール組”は確かな手ごたえを掴んでいました。




・・・いや、むしろその時の僕らには

”出過ぎ”

という言葉の方がピッタリでしたね。





ジャグラーガールを打っていた3人は

昼過ぎには既に1万枚の出玉を獲得していたのです・・・







・・・たしか、ジャグラーガールを打っていた一人くらいは

挙動が悪かったのですが問題ないですよね。


イベントの3日目には

過去の2日間の履歴から完璧な台選びが出来ますから。



そんな訳で、イベントの2日目の中盤頃には

3日目に獲得する大量出玉を想像し

僕はニコニコしながらジャグラーガールを打っていました。






・・・しかし、その反面

N君が主導するストック機組は調子が良くありません。



むしろ、調子が良くないというよりは

”設定が良くありませんでした”

と言った方が正しいですね。





・・・その時に彼らが打っていた銭形や巨人の星2は

設定6とは程遠い挙動をしていたのです・・・






・・・マジでね、スランプグラフで設定を読むなんて

本来は無理ゲーなんですよ。


”リゼロ”などの6号機や、特徴的な出玉推移を見せる台なら話は別なのですが

ジャグラーだとかその他の台は


ボーナス確率の他に差枚数から小役確率を逆算したりと

ボーナス確率以外の設定差の有る根拠を併せて

初めて”後ヅモ”のスタート地点に立てるわけです。




・・・あとはセンスですかね。

その日の挙動以外の

”高設定が投入される根拠”

などを併せて考えると思います。






・・・そんな訳で、その日は稼働が終わった後に

上記の旨をN君にきつく言い聞かせましたよ。。






・・・ちなみに、その日の僕らが獲得した出玉は

19時過ぎに6万枚だったかな？

それくらいの出玉を流して早々に退散したんですよね。





・・・次の日の事を考えると風呂にも入りたいですし

僕らだけが出玉を出し過ぎると

翌日以降のイベントに支障が出るかもしれませんからね。

※残り時間は負けている常連さんに打っていただきましょう






・・・そんな訳で、2日目のイベントを総評すると

”プチ成功”

こんな所でしょうか？



そして、2日目の稼働を終えた僕らは

翌日の約束された勝利に向かって準備を始めていきます。





続く

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