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4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その38 〜負債総額5000万円強〜





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⇩登場人物の紹介はこちら

リンク:主要登場人物まとめ







・・・僕がサクラ活動をしていた真っ只中の2003年と言えば

パチスロが4.5号機時代へと舵を切り始めた時代であり

世の中はイラク戦争に揺れた時代でもあります。





・・・イラク戦争の詳細については

20年近い時が経った今でも様々な陰謀論が囁かれていますので

この先も、人々の記憶から消えることは無いんだろうと思います。





・・・イラク戦争の始まりは本当に唐突なものでしたね。


その時の僕は、ちょうど家でテレビを見ていたのですが

テレビの映像がいきなり切り替わり


そこに映し出されのは

炎上する世界貿易センタービルと

ツインタワーである世界貿易センタービルの片割れに突っ込む飛行機の映像でした。






・・・いやあ、あの時は完全に世界が終わると思いましたよ。


それまでの僕は

1999年のノストラダムスの予言を当てにして生きてきたものの


結局は世界が滅亡する事は有りませんでしたので

将来の目標も持たず、惰性でダラダラと過ごしていたのですが


いざ、”本当に世界が終わるかもしれない”という状況になると

完全に血の気が引きましたね。




・・・2000年代にそんな経験をした僕は

イラク戦争が始まった後には意識が改革され

”いつ、何が有っても後悔をしない様な生き方をしよう”

と、心に決めたのでした。







・・・イラク戦争が始まって変わったのは僕だけではなく

世の中は戦争ムードになり

世界の経済の状況も大きく変わっていきました。




・・・現在の経済市場では

ビットコインなどの仮想通貨を媒体にマネーゲームが行われていますが


当時はイラクで戦争が行われていましたので

中東地区の特産品である”原油”の値動きが盛んであり

資産運用に興味のある人は”原油の先物取引”をする人も多かったのです。







・・・しかし、自分の分を超えた”信用取引”という物は

資産運用とは程遠いギャンブル的な側面もありますので

素人が手を出すには、少々勇気がある行為なのです。





信用取引とは?



普通取引(現物取引)は株価が低い時に買い

株価が値上がりした時に売ることで利益を出します。


一方、「売り」から取引をはじめる信用取引は

株価が下がった時に利益を出すことができます。

※ 売りから取引をはじめることを「空売り」と呼びます。


・・・ここで注意が必要なのが


値下がりには0になるという限界値がありますが、値上がりには限界値がないということです。


「買いは家まで、売りはいのちまで」という相場格言があります。

値上がりにおいては青天井で損失が膨らんでいく危険性もあることは空売りをする前に知っておくと良いでしょう。

※ウィキペディアより





・・・そして、そういったマネーゲームには

レバリッジという罠も用意されていますので

マネーゲームに参加する際には

一瞬で自分の財産以上の額を失う事もあるという訳ですね。



※レバレッジ(Leverage)とは「てこの原理」という意味ですが

金融業界でレバレッジといった場合には

借り入れを利用することで、自己資金のリターン(収益)を高める効果が期待できることを指します。


例えば、委託保証金率30%の信用取引では

売買代金の30%の委託保証金を差し入れることで取引が可能となります。


つまり、その場合では、最大で約3.3倍のレバレッジを効かせることができるわけです。

レバレッジを効かせるということは

大きなリターンが狙える半面、リスクも大きくなりますので

十分な資産管理が求められます。





・・・以上、ウィキペディアより。






・・・さらに簡単に説明すると


為替の値動きは、大きくても1日単位では1円や2円ですよね?

そして、大体の一般人の資産を1000万円としましょうか


って事は、1000万円を為替市場にぶち込んでも

手数料などを考えると

個人としては一日単位では数万円しか儲けることが出来ないんですよ。


負ける時もまた然りですね。

それくらいではなかなか破産できませんもんね。






・・・しかし、個人が証拠金という物を用意して

証拠金を担保に証券会社に


”自分の財産以上の取引をさせて欲しい”



”対象の株を持っていないけど、株価が下がると思うから売らせてくれない?”


なんて頼むことが出来るんですよ。





・・・あれよ、証券会社は”ノミ屋”みたいなもんですね。

証券会社は勝てる勝負しかしないあくどい奴らですよね、まったく。







・・・そして、当時は世間的にも株などの知識が浸透してきた時代でもあり

なんと、パチスロ情報誌にも

株のトレードの漫画が掲載されたりしていました。



・・・多くのパチプロが4号機の終焉と共に

デイトレードなどの株の世界に足を踏み入れたので

そんな背景もあっての事だったんでしょうね。





・・・2000年代初頭の日本の情勢は

先ほど説明したような変化が見られたのですが

僕の周りにも変化を遂げた人物が居ました。




・・・その人物とは

僕が所属するサクラグループの分隊のトップに君臨する

SEさん(既婚)という人物でした。



SEさんはサクラ活動の親でありながら

普段はお堅い仕事をしている人でしたので

ホールに顔を出すことはほとんどなかったんですよ。



・・・そんなSEさんは本職の他にも

サクラ活動の収入が山ほどありましたので


有り余ったお金を持て余したことから

魑魅魍魎が蔓延る

マネーゲームの世界に足を踏み入れたという訳です。







・・・ここで当時のSEさんの収入を簡単に予測してみましょう。


SEさんは当時、地方公務員的な仕事をしていましたので

本職の年収は少なくとも600万円は有ったのではないでしょうか?


40歳手前の管理職ならば

それくらいは貰っていると考えても良いでしょう

むしろ、少なく見積もっているくらいかもしれません。





・・・そして、SEさんのサクラ活動の収入を

週単位で計算してみましょう。




SEさんはサクラの打ち子を3人雇っていましたので


低く見積もっても

”3万円×3回×三人分”

SEさんは週に30万円弱の収入が有ったと考えられます。





・・・って事は、月に直すと120万円ほど

年単位に直すとSEさんは


”非課税の収入1500万円弱”


を家に居るだけで手にしていたという訳ですね。

※かなり安く見積もっています



・・・ズルい、羨ましい。






・・・そして、当時はサクラ活動の開始から2年ほど時が経っていますので

SEさんは3000万円ほどのヘソクリを持っていたことになります。




・・・これは想定の範囲内ですね。

サクラの親の羽振りの良さは半端じゃなかったので。







・・・とにかく、サクラ活動で得た資金を元手に

SEさんは先物取引の世界に足を踏み入れます。




・・・しかし、先物取引という物は

素人が急に初めても上手く行くはずがないんですよ。


当時、僕は先輩のEさんから

SEさんの取引の様子を聞くことが多かったのですが


取引の経過報告はいつでも

”SEが〇百万円スった”

という物ばかりでした。







・・・最初のうちはEさんも

笑いながらSEさんの取引結果を僕に教えてくれていたのですが


SEさんが取引を始めてから数か月が経つ頃には

Eさんの方から収支の報告をすることは無くなり

僕が経過を聞いてもはぐらかされるばかりとなりました。







・・・そして、次第に僕にも変化が起きます。


EさんによるSEさんの収支報告が無くなった時と同時期から

どういう訳か、打ち子でホールに行く機会が増えたんですよね。




その変化は僕にとっては収入が多くなりますし

とても嬉しいことだったのですが

どうやら事態はそう単純なものではなかったようです。





・・・これは後に発覚したのですが

どうやら僕が打ち子でホールに行く事が増えた理由は


”SEさんが破産し、その穴埋めのためのもの”


だったみたいなんですね。




SEさんは原油の先物取引を行ったことで

サクラ活動で得た収入全てを吐き出しました。






・・・そしてSEさんは




”サクラグループの大元から2000万円以上の借金をした”


だけではなく


なんと会社のお金さえも取引につぎ込んだという

ウルトラCを決めてしまっていた事も発覚しました。






・・・SEさんは大金持ちから数か月で転落してしまったのです

まるで北斗の高確率状態みたいですね。






・・・SEさんが破産したのは

取引が上手く行かず証拠金が足りなくなり

”追証”と呼ばれる追い金をしていたらしいんですが


その中で自分のお金の範囲では足りなくなってしまい

会社のお金に手を付け

グループの親玉にもお金を借りることになったらしいんですよ。





・・・そして、さらに救えないのが


”あと数日取引をする体力があれば数億円の利益が出ていた”


という事でしょうね。




・・・まあ、これは安値か高値のどちらかに振れた原油が

誰かが利益を確定するために値を戻しただけだと思いますので

それまでに負け続けたSEさんが悪いんですけどね。



・・・とにかく良い”全ツッパ”を見ることが出来ました。






・・・僕はその後のSEさんを取り巻く環境について詳しく知りません

なんせ聞くのが怖いんでね・・・



家庭を持ち

会社のお金さえも取引につぎ込んだSEさんはどうなったんでしょうか?


サクラグループの収入の配分は

SEさんが破産してからも変わることが無かったので

どうにか体裁を保てたとは思っているんですけどね・・・




画像 小梅太夫 破綻
©小梅太夫




・・・きっと、現在もビットコインなどの取引をしていると

このような悲劇が生まれるんでしょうね。



なんせ、株の世界では


”勝ち残る人間は10%未満”


と言われていますから。





・・・お金持ちの人の下には

敗者の亡骸が無数に転がっているという訳ですね。




そう考えるとパチンコは

株で言うレバリッジであるレートも選べますし


自分の財産以上の負けを喫することは無いので

幾分かはマシですよね。


・・・還元率も90%以上と言われていますし。






・・・なんにせよ、パチスロ業界が衰退の道を辿り始めましたので

僕らのサクラ活動も破滅へと向かっていくのでした・・・



続く
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