【パチスロ4号機】 2000年代初頭のストック機事情&プロ目線で見るハイエナをする時の心構え
- 2023/06/20
- 21:04
⇩過去のお話はこちらからどうぞ
リンク:前回までのお話
⇩登場人物の紹介はこちら
リンク:主要登場人物まとめ
・・・僕がパチスロで勝つためのスタイルは
いつの時代も王道の”設定狙い”をする事が多かったんですよ。
それは、パチスロの高設定の台を打っている時に感じる
出玉的な安定感と
低設定の台を打っている時には感じられない
特別感が好きだからという訳ですね。
・・・そして、パチスロで高設定の台に座ると
なんというか、楽なんですよ。
もしも、朝イチの段階で高設定の台にありつくことが出来れば
その日は台を回すことだけに集中すれば良いので
ホールを徘徊したりですとか
後ヅモの為に、他の台の挙動に目を配る必要も無くなりますしね。
・・・まあ、その分
過去の傾向から台読みをしたりと
ホールに行くまでの前段階で下準備をする事は
ハイエナよりもかなり多くなってしまうんですけどね。
・・・しかし、僕は狙い台を絞るという行為が好きですし
自分の予想が当たった時は素直に嬉しいので
高設定を奪取するための行為を辛いと感じることはないんですよ。
・・・少なくとも、打てる台を探すためにホールを徘徊するよりも
その労力を台読みに費やす方が僕には向いているという事ですね。
・・・しかし、ホールで高設定を狙っていると
ある悩みに直面する事もしばしばあります。
その悩みとは
”特定の機種ばかりを打つ機会が増える”
という悩みですね。
・・・設定狙いをしていると
自分が好きな台を打っているだけでは稼働が成立しませんので
必然的に高設定が投入されやすい
ホールのメイン機種ですとか
世間的に人気がある機種を打たざるを得ないのです。
・・・そして、僕がパチスロで生計を立てていることからも分かると思いますが
僕って人間は普通の人間よりもわがままで堪え性が無いんですよ。
そんな僕は設定狙いをしている時に
一週間も同じ機種を打ち込むと
『もう飽きた!』
となってしまう事が多いんです。
・・・清々しいほどにクズ人間ですよね。
・・・そんな訳で、僕は4号機時代から
設定狙いに飽きた時に
”色々な機種を打ちたい”
という欲求から
ハイエナでの稼働を敢行する事が多かったのでした。
・・・そんな訳で(?)今回は
僕が4号機時代に出会った
”ハイエナ効果抜群の機種”
を少しだけ紹介していきたいと思いますので
どうぞお付き合いください。
・・・まず、皆様はハイエナをする上での機種選定において
どういった点を気にしていますでしょうか?
僕がハイエナをする上で考えているのは
やはり投資に対して見合ったリターンがあるかどうか?という事が重要であると考えます。
・・・そして、それはどういうことかと言いますと
例えば5号機の”ミリオンゴッド凱旋”のハイエナの期待値は
”800Gから打ち始めて連チャン抜けでヤメると3500円”
みたいな感じじゃないですか。

©ユニバーサル
・・・しかし、800Gからミリオンゴッド凱旋を打った時の
天井までの想定投資金額は
『3万円弱』
といった感じになりますよね?
・・・なんで3500円のお金を得るために
最高で3万円の投資をしなければならないのでしょう。
そんな不安定な事をするなら
ディープインパクトなどの強い馬の単勝にお金をぶち込んだ方が
よっぽど勝ち目があるように感じます。
・・・強い馬の勝率の方が
凱旋のハイエナの1台当たりの勝率よりも優れていると思いますからね。
【ディープインパクト 生涯成績】
平地競走成績
種別 1着 2着 3着 4着~ 出走 勝率 連対率
GI 7 1 0 0 8 .875 1.000
GII 3 0 0 0 3 1.000 1.000
GIII 0 0 0 0 0 .000 .000
重賞合計 10 1 0 0 11 .909 1.000
特別 1 0 0 0 1 1.000 1.000
他 1 0 0 0 1 1.000 1.000
合計 12 1 0 0 13 .923 1.000
・・・まあ、強すぎる馬は単勝が1.0倍になる事も多いですが
凱旋のハイエナも引き分けに終わることが有りますしね。
・・そんな訳で僕はハイエナをする時に
期待値よりも
”想定投資額と最終的に得られる最低限の出玉”
という事を考えて稼働する事が多いです。
多くの場合、ハイエナの期待値は
”同じ条件下で相当数打ち込み、平均的なヒキで稼働する”
という事を前提に算出していますので
まず前提条件の
”同じ条件下での膨大な稼働”
という行為が無理ですよね。
・・・そして、期待値を算出する上での2つ目の条件のヒキなんてものは
FF4のカインよりも信用できません。
・・・そんな僕が信用できるのは出玉だけですので
僕はハイエナをする際には
”ゾーン狙いやCZ天井の台は避ける”
ようにして立ち回っています。
・・・ゾーン狙いやCZ天井の台は
稼働を終えた時点で出玉を持っていない事も多いのですが
終着地点が”AT”や”ボーナス”の台を打つと
稼働が終わる時に出玉を持ってヤメることが出来ますよね。
そんな訳で、僕はゾーン狙いなどの不確定要素が多い台を打つ時は
少しでも収支を安定させるために
通常よりもボーダーを辛めに設定して狙うようにしています。
そうする事によって短期的な収支も
多少は荒れにくくなるという訳ですね。
本来、安定感を引き出すために必要な
”膨大な試行”
という非現実的な事は諦めて
自分自身の立ち回りで安定感を出すという訳です。
・・・長々とハイエナ感を語り
話が逸れましたが本題に戻りましょう。
それでは、僕がハイエナをしていた際に感じた
・安定感
・爆発力
・拾える度
・ゲーム性
上記の要素全てを高次元で兼ね揃えていた台を紹介しましょう。
・・・その台とは、ネットから2002年に発売された
モグモグ風林火山
です。

©ネット モグモグ風林火山
【BIG出現率】
設定1 1/393
設定2 1/376
設定3 1/356
設定4 1/344
設定5 1/315
設定6 1/238
【REG出現率】
設定1 1/1029
設定2 1/984
設定3 1/933
設定4 1/868
設定5 1/794
設定6 1/600
【機械割】
設定1 95.0%
設定2 98.0%
設定3 100.0%
設定4 102.0%
設定5 107.0%
設定6 119.0%
・・・モグモグ風林火山はモード式のストック機という特徴の他に
”選択するリプレイ外しの難易度によってBIGの獲得枚数が変わる”
という特徴を持った技術介入機でした。
・・・そして、4号機時代にパチスロを打っていた人からは
”ネットの台はビタ押しに癖がある”
と言われ、難易度が高いとされていたのですが
上記のエピソードから分かるようにですね
モグモグ風林火山のビタ押しを100%の精度で出来る打ち手は
当時はかなり少なかったんですよ。
・・・ちなみに、ネットの台のビタ押しに癖があるといわれる理由としては
”4号機時代のネットの筐体は
リールの枠上部分まで見えてしまっている”
このような特徴から
ネットの機種は他のメーカーの機種よりもビタ押しが難しいと言われていたようですね。
・・・当時設置されていた他の筐体とは視野(?)が異なるので
打ち手の目押しのタイミングが狂わされていたという事でしょう。
・・・次に、当時のホール事情を紹介しましょう。
これはパチンコ業界で昔から言われている事なんですが
”時代物版権にハズレ無し”
という定説がありましてね
モグモグ風林火山もその例に漏れず
幅広い層の打ち手から一定の支持を得ていました。
・・・そして”時代物の版権”は
他の機種と比べて年配のお客さんも親しみやすいという特徴がありますから
そんなお客さんが思いもよらないゲーム数でヤメていってしまう事も多かったですね。
・・・それ以外のモグモグ風林火山が勝ちやすかった理由としては
先ほど申し上げました通り
モグモグ風林火山は”BIG中の技術介入の効果”が恐ろしいほど高かったんですよ。
※低技術介入時のBIGは平均577枚、完全攻略時は平均613枚
そんな訳で、目押し上級者から見たモグモグ風林火山は
”どこから打っても勝てる”
と言っても差し支えないほどボーダーが甘い機種だった上に
ゲーム数的にも恵まれた状況の台を多数拾う事が出来ましたので
その頃のホール事情は
”本物のハイエナバブル”
と呼んでも良いのではないでしょうか?
・・・当時の僕がハイエナをする時は
友人と二人でホールを回る事が多かったのですが
”どちらかが安い台を打ってシマに刺さりつつ、期待値の高い台が空くのを待つ”
という簡単な立ち回りをするだけで
夕方過ぎまでに、二人合わせて3500枚ほどの出玉を
安定して流すことが出来ていましたからね・・・
・・・マジでパラダイスでしたよ、ええ。
・・・そして(?)当時は現在とは打ち手事情も大きく異なっていました。
それは、打ち手に解析情報が伝達する速度が遅かった事や
ホールのデータ機器がお粗末だったという事情から来るものだったのですが
その様な時代背景は
”知識介入によって他の打ち手と莫大な差を産み出す事が出来る”
という時代だったと言い換える事も出来るでしょう。
・・・4号機時代後期までは
マイナーな機種の解析まで網羅している打ち手は少なかったので
ホールに設置されている全ての機種の狙い目を知っていると
他の人よりも立ち回りに幅が出来たのです。
・・・さて、次回の更新では
”マイナーであるが故に、ライバルが少なかった機種”
さらに、そんな機種の中でもハイエナ効果が抜群だった台を紹介していきますので
お時間がよろしい方は次回の更新もお付き合いください・・・
- 関連記事
-
-
【パチスロ4号機】 2000年代初頭のストック機事情&プロ目線で見るハイエナをする時の心構え
-
【パチスロ4号機】 2000年の9月に発売された名機たち
-
【パチスロ4号機】 液晶搭載パチスロの登場
-
【パチスロ4号機】 2000年代初頭のストック機事情&プロ目線で見るハイエナをする時の心構え その2
-
僕が考えた最強の4号機ランキング 『Aタイプ編』
-
スポンサーサイト


人気ブログランキングへ
