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パチスロの楽しみ方を考える









4号機時代の僕は

自分が好きな台を自由に打つことができないサクラ活動を

『仕事』

と割り切り

サクラ活動が無い時間に自分が好きな台を打っていました。






…僕のスロットの好みは

世の殆どのパチスロ打ちが敬遠するような

いわゆる‘面倒くさい台’を好む傾向が有りましたね。





それもそのはず、せっかくパチスロを打ちにホールに来たにも関わらず

現在の若者がスロットを打つ時のように

片手にスマホを見ながら打てるような機種は

遊戯として張り合いが足りないですよね。





…そんな僕が当時好んで打っていた台は


アルゼから発売された『ドンちゃん2』や


パチスロ画像 ドン2
©アルゼ ドンちゃん2



サミーから発売された元祖ART機の

ディスクアップを好んで打つ傾向がありました。



パチスロ画像 ディスクアップリーチ目
Ⓒサミー ディスクアップ





…当時のパチスロシーンは

過度な出玉率の競争や

AT時の高い純増枚数を煽るメディアに一般のお客さんが踊らされ


本来のパチスロの楽しみである

『目押しをする楽しさ』

というゲーム性が少々置き去りにされていたんですよ。













…そんな中、本当にパチスロが好きな打ち手は

メディアの戦略に踊らされることなく

自分が好きな台を好きな様に打っていまして



さらに、その戦略は


『AT機で利益を上げたホールがノーマルタイプの台で還元をする』


という好循環の波に乗り

パチスロを好きなように楽しみながら

収支の上でも結果を残す最高の立ち回りだったのです。







…パチスロの世界では

メディアが後押しする機種の裏に

本当においしい世界が待っているという事が

今までの歴史を振り返っても多々ありますよね。




…それはパチスロの内規が切り替わるときに

顕著に現れると思います。




最近の話では

5号機から6号機に切り替わるときにも

6号機が本当に甘く使われていましたね。






…いつの時代も、情報というものは

『強者が弱者から搾取するために流される』

という事がほとんどです…




…ネットから入手できる

誰でも取得できる情報には価値がないどころか

場合によっては損をすることがありますので

情報の取捨選択には最新の注意を払うといいですね。





…話を戻しましょう。




現在のパチスロシーンでは

ディスクアップがリメイクされ、その面白さから

絶大な人気を博していますが



実は、4号機時代のディスクアップは

今ほど人気がある機種ではなかったんですよ。



…当時、ディスクアップを暇があれば打っていた僕からすると

『おいおい、この台の面白さに気付けないのはどうなんだ?』

と思っていたんですが



やはり、他のお客さんは

AT機で一攫千金を狙うのが楽しかったようですので

ディスクアップを打つことはないのでした。






…当時のパチスロシーンを象徴するエピソードとして

こんな出来事があったので紹介します。





ある時、僕は花火の設定5以上確定台を打っていたのですが

その時は徹夜が3日続いてしまった事と

展開の悪さから打っていたハナビを捨てようと思っていたんですよ。

※機械割110%以上





…しかし、ただ捨てるよりも

”知り合いに譲った方が良い”

と考えた僕は

打っていたハナビを譲る為にホール内で知り合いを探し始めました。





…そして、知り合いを一人ロックオンし


『ハナビの設定5打ちます?』


と、声を掛けたのですが

その知り合いは



『大花火の方が出るし、要らないよ』



と、僕に告げたのでした。






…そのときに彼が打っていた台は

どう高く見積もっても設定2が関の山の大花火でして

彼が言う

『大花火の方が出るよ』

というセリフには到底当てはまらない内容の台でした。






…別に期待値を追えと強要する訳ではないですが

爆発要素を秘めている台を

盲目的に打ち続けるというのは如何なものなんでしょうね。






…なにしろ、当時の打ち手には


『過去に爆発した事が頭から離れず、低設定でも追い続ける』


という、パチスロに脳を焼かれた人間が溢れかえっていましたので

彼らがホールに落としたお金をまともな打ち手が回収するのは

本当に容易い時代だったんですよ。




…そういった側面が

『4号機時代は勝てた』

という事なんでしょうね。




…しかし、この流れはある意味では


『パチスロの台に魅力があり、ライトユーザーがお金をたくさん使う』


という素晴らしい事ですので

昨今のパチスロ機に

いかに魅力がないかという事が分かります。





…現在の台で収支を度外視で楽しみたい台は

果たしてどれくらいあるでしょうか?





…きっと、無いんだと思います。



現在のパチスロユーザーは

『パチスロは勝てる!』

だとか

『こうすれば期待値が高い』

という方向性で売り出し続けたメディアに洗脳され

パチスロを遊戯性よりもスペックで選ぶようになってしまいました。





…現在のパチスロの衰退は

メディアに大きな責任があると思います。



彼らはパチスロの楽しみを伝えるというよりも

なぜかパチスロの勝ち方を教える教科書的な売り方をしましたので

ユーザーはパチスロで楽しむという事よりも

なぜかパチスロで勝とうとする人が多くなってしまったのです。




そりゃあ負けるより勝つ方がいいですが

負ける人が居ないとホールも経営が成り立ちませんし

彼らは、一体誰のために雑誌を作っていたんでしょうかね?






…まあ良いや、楽しい話をしましょう。







そんな時代にも我が道を行き

ディスクアップやドンちゃん2等を打っていた僕は

誇張抜きに孤独でした。



同じ趣味を持ってパチスロを打つ人が

本当に少なかったんですよ。






…そんな風に過ごしていた僕ですが

ある時、中学校の同級生の

矢部くんと再会します。





当時の僕にとって矢部君の存在は本当に有り難かった。

たぶん、矢部君は世間的に見て変わっている

パチスロの趣味を持っているんですよ。



というのも彼は


一般のお客さんが存在すら知らない

山佐から発売されたCT機のピンクパンサー3や


パチスロ画像 ピンクパンサー3 2
©山佐 ピンクパンサー3



ディスクアップ、

更にはフライングアイズという

一般の方は打ち込まない台が好きで

僕とパチスロの趣味がバッチリ合う人だったんですよ。





…そして、彼とは好きなパチスロもそうですが

台を楽しむための打ち方も似ているところがありましたので

当時、彼と連れうちをするときは

出目や演出を一人で打った時の倍楽しむ事ができました。





…連れ打ちっていいですよね。




パチスロはお金が賭かっていますので

自分が好きな台を他人に奨めるのは

ちょっと気が引ける部分があるのですが


元から趣味が合う彼の存在は

当時の僕にとって本当にかけがえの無いものでした。







…矢部君は早くに結婚してしまったので

ホールで会うことがどんどん少なくなってしまったのですが


5号機時代に彼と偶然ホールで会った時に

彼が当時と変わらぬ佇まいでディスクアップを打っている姿を見たときは


懐かしさやらなんやら色々な感情が僕の中に生まれて

とても嬉しくなりました。






…パチスロって良いものなんですよ


パチスロは単なる賭け事ではなく

友人と思い出を共通するツールにもなり得ますので

影響力が高いメディアの方達には

パチスロを雑に扱ったり

『搾り取れる時に搾り取ってしまえ!』

みたいな雑な扱いはしないで欲しいですよね。





…僕はなんだかんだパチスロが無ければダメな人間ですし

パチスロのお陰で交友関係が広まりましたので

メディア関係の皆様にも

同じような気持ちでパチスロに接してもらいたいものです。




・・・今回はここまでとします!

それでは!


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