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4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その10 ~愛の逃避行~




・・・前回のお話では

友人が働いているメンズパブの店長と一悶着有った訳ですが・・・



・・・その後の僕の生活は、と言いますと

店長さんに貸したお金も無事に返ってきたという事で

いつも通りの自由なパチスロライフを送っていました。







・・・その頃の僕の立ち回りは、1週間の内の半分はハナビを打ち



パチスロ画像 ハナビ4号機
©アルゼ ハナビ











・・・その他の日は

これはホールの開催されているイベント次第にもなってしまいますが

CT機に分類される機種を打つ事が多かったですね。








・・・当時ホールに設置されていたCT機は

設定ごとに、減算値に差が設けられている機種は少なかったと思うのですが


なにしろ、当時の僕は本当にCT機のゲーム性が大好きで

設定判別的にはノーマルAタイプよりも不利だとしても

一定の感覚でCT機を打つ事を止める事が出来ませんでした。

(それなりに勝ってはいたんですけどね。)







・・・ちなみに、1990年代後半にホールに設置されていたCT機の代表格は

アルゼ系機種のアステカが有名ですね。








パチスロ画像 アステカ
©アルゼ アステカ



【BIG確率】
設定1   1/315
設定2   1/273
設定3   1/245
設定4   1/221
設定5   1/202
設定6   1/180

※CT突入率=全設定共通1/2




関連記事:アステカの設定6、1回交換イベントの思い出






・・・アステカに搭載されているCTは


・継続150G

・BIG終了時の1/2で突入



上記のような性能でした。




・・・そして、CTの終了条件は


・150Gの消化

・ボーナスの成立

・200枚以上の獲得(201枚?)


上記のいずれかの条件を満たすとCTが終了してしまうので



アステカのCTを消化している時には

『なるべく早く最大純増枚数付近に持っていき、ボーナスの成立を待つ』

という打ち方が重要になります。






・・・そして、これは重箱の隅をつつくような打ち方ですが


CT機の高設定はボーナス確率が非常に高いので

純増枚数が200枚付近に近づくまでは


『ボーナス確率が下がる”2枚掛け”で、帽子と下チリの複合役を取得する』


という保険を掛けた打ち方でBIGの成立を防ぎつつ

CTの純増枚数を稼ぐ打ち方も有効でした。





・・・CT機を打つ上で200枚取得する前にCTがパンクするのは

機械割が一番下がると言っても過言ではない

本当に避けるべき事象ですからね。

※2枚掛けでも制御は変わらなかったので、容易に複合役を取得できました。






・・・そして、やはりアステカを打つ上で一番有名な技術介入と言えば

『CT中のサボテン維持打法』

ではないでしょうか。



アステカのレア小役である”サボテン”は3枚役ですので

毎ゲーム、サボテンを取得する事により

現在の純増枚数を完全に維持することが出来ます。





・・・しかし、サボテン維持打法は

アステカのCT中のリール制御を熟知していなければ

打つのに時間が掛かり過ぎるため

一般的な消化手順よりも非効率的な打ち方になってしまいます。




・・・さらに、目押しの難易度も

第一停止リールは中押しをすることでアシストが掛かり

ある程度目押しがアバウトでも大丈夫なのですが


左リールを第2停止した時の目押し精度によっては

右リールの目押しがかなりシビアになってしまいます。

※ビタ押しが必要になる事も




パチスロ画像 アステカリーチ目
※中リールと左リールを押して上記の停止系になれば

サボテンがダブルラインでテンパイしますので、右リールの目押しが2コマになります





・・・そして、サボテン維持打法は


CTの最大純増枚数近くをウロウロするので

意図せずサボテン以外の小役を取得してしまい

CTをパンクさせてしまうという危険性と常に隣り合わせになる打ち方でもあります。





・・・という訳で、アステカは

サボテン維持をすると意外にもストレスが多いですし

ストレスの割にそこまで効果が高くなかったので


僕の地元では、消化スピードとメリットを天秤にかけて

サボテン維持をする人はそこまで多くなかったんですよ。






・・・そこでスーパーヒーローである僕の登場です。


僕はそんな当時の打ち手事情の中

ホールで自分が考案したサボテン維持のやり方をフルウェイトで実践し


誰も見ていないのにいい汗をかきながらアステカを打つ事で

一人で勝手に酔っぱらっていました。

※パチスロはスポーツです





・・・そうそう、当時の僕のパチスログループは

パチスロを打つ際に非効率な事をすべて排除し


『一番効率が良い打ち方とは何か?』


という事を議論することが好きだったんですよ。





・・・そんな訳で、当時の僕は

”一番無駄が無い打ち方”

でしかパチスロを打ちたくなかったので

少々めんどくさくてもサボテン維持をしていたという訳です。



・・・まあ、僕にとってパチスロは趣味でもあったので

皆が面倒に感じてしまうような複雑な手順の打ち方でも楽しかったんですけどね。





・・・当時の攻略法は、やれば確実に差が付きますし。








・・・そして面白いもので

パチンコとの向き合い方って本当に性格が出ますよね。



僕が昔から知っているパチスロ仲間に会社を起業した人が居るのですが


彼はパチスロから離れた今でも”効率厨”でして

2言目には”期待値”やら”効率”やらといった言葉が出て来まして

仕事の上でも、一切無駄が出ないように立ち回っています。




・・・パチスロをキッチリ打っている人は

何をやらせても本当にキッチリしていますね。



反対に、パチスロさえも何かと理由を付けてサボったり

楽な立ち回りに逃げる奴は何をやってもダメな奴が多いです。







・・・さて、話を戻しましょう。




10代後半の頃の僕は

そんな風にパチスロ漬けの日々を過ごしていまして

友人が働いていたお店の店長さんとの”いざこざ”も忘れつつあったんですよ。




・・・そんなある日、パチスロを打ち終わった後に

友人が働いていたメンパブに足を運んでいるうちに

僕はある事に気付きます。




・・・その”ある事”とは

『毎日のようにメンパブに通っているのに、一週間ほど店長さんの姿を見ることがなかった』

という出来事なんですね。




・・・店長を見かけなくなったばかりの頃は

「お休みなのかしら?」

といった軽い気持ちでしたので

店長の不在をそこまで気に留めることが無かった僕ですが


さすがに、1週間近く不在が続きますと

お店のシフトになんの関係もない僕も気になってしまいます。





・・・そんな訳で、僕は友人に訪ねてみました

「ねえねえ、店長ってどこ行ったの?」



・・・するとお店の従業員であり、僕の友人でもあるS君はこう言いました

「もう来ないよ」

ってね。





・・・なんだかずいぶんあっさりしていますが

どうやらS君が言う事によると


店長さんは以前のブログで紹介したトラブルが尾を引いていたようで

僕らが住んでいる地域にはもう住む事が出来なくなったようです。






・・・そしてここから事態は急展開を迎えます。


僕が”店長の所在確認”という余計な事をS君に聞いたからでしょうか?

僕は店長さんが遠方に旅立つことにより生じる

彼の後始末を手伝わされる羽目になってしまいました。




続く







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