4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その8 ~攻略法を知る~
- 2021/03/22
- 08:03
⇩前回までのお話はこちらからどうぞ
リンク:前回までのお話
僕は前回のお話で
『リーチ目マニアの常連さん』
と仲良くなりました。

※ササシサボ小V
・・・それ以降の僕は、ホールで彼と会うたびに
ハナビのリーチ目やBIG確定の出目
そして、ボーナスフラグ判別をしてからの”ボーナス高速揃え準備目”や
特定のリーチ目時に有効な即揃いの方法などを話しながらパチスロを打ち
とても楽しい時間を過ごしていたのです。
・・・これはお互いに知らないことも多かったので
当時はかなり盛り上がりましたね。
お陰様で、4号機のハナビはどの出目からも高速揃いを出来るようになりましたし
打ち込んでいく内に、高速揃いをする上でのリール停止時の法則も掴めましたので
新しく設置された他の機種でも応用して遊んでいました。
・・・そんな感じの流れで日々を過ごしていた僕ですが
ある時、リーチ目マニアの常連さんから
一人の男性を紹介されます。
・・・紹介されたと言っても
その2人が談笑している所に僕が行き
無理やりに近い形で紹介してもらったんですけどね。
・・・リーチ目マニアの常連さん曰く
彼が話していた男性は
パチスロで生計を立てている
『パチプロ』
であるという事でした。
・・・リーチ目マニアの常連さんから紹介を受け、パチプロの顔を覚えた僕は
リーチ目マニアの常連さんが居ない時にも
パチプロに話し掛けるようになっていきます。
・・・思えば、パチプロは本当に良い人でしたね。
当時の僕は、パチプロと比べると
パチスロを打つレベルが段違いに低かったので
僕は彼に、見当はずれな質問を繰り返していたんですよ。
・・・それは僕が打っているハナビがたまたま出ていた時の事でした。
大量出玉を得て気分良くパチスロを打っていた僕は
パチプロの姿を発見します。
・・・そして、僕は彼に自慢気味に話しかけました。
『僕が打っている台、どうすかね?波的(?)に設定5っぽいっすか?』
ってね・・・
・・・え~と、色々と突っ込む箇所があるんですが
『波的に』
ってどういう事なんですかねwww
当時の僕は”谷村理論”信者なのでしょうか?
・・・そんな感じで的外れな質問をパチプロに投げかけていたのですが
優しいパチプロさんは
『そうだね、そうかも知れないね』
と、レベルが低い僕に付き合ってくれました。
・・・しかし、何度もバカみたいな質問を繰り返す僕に
とうとう、パチプロの堪忍袋の緒が切れたのでしょうか?
ある朝、僕がハナビを打っている時に
投資千円でBIGが5連チャンくらいしたんですよ。
・・・その時の僕の思考は
『朝からこんなに連チャンするなんて設定5以上じゃないかしら?』
と考えたのです・・・
・・・なんて浅はかなのでしょう。
ちょっと連チャンをしたら高設定ですか?
当時の僕を殴ってあげたい気持ちになりました。
・・・そして、連チャンをゲットした僕は
ホールに居たパチプロに話し掛けます。
『朝からこんなに出るなんて、設定5以上ですかね?』
・・・ってね。
・・・きっと、当時の僕はパチプロに
『設定5小僧』
と、陰で呼ばれていたのではないでしょうか?
なんにせよ、ウザすぎますよね・・・
・・・しかし、そこでパチプロは僕に
「そんなに設定が気になるなら、設定判別をすれば良いんじゃない?」
と、提案をします。
・・・・セッテイハンベツ?

・・・僕は衝撃を受けました。
まさかパチプロが異国の言葉を喋れるなんて・・・
・・・ともかく、設定判別という単語を理解できなかった僕は
パチプロに質問攻めをしました。
・・・すると彼は
・パチスロの通常時のコイン持ちは”減算値”によって管理されている
・その減算値は設定ごとに差が設けられている
・減算値を探る事が出来る特殊な打ち方がある
・・・という事を、とても分かりやすく説明してくれました。
・・・そこからの僕は筋が良かったのか
パチプロに設定判別の方法を一回だけ教えてもらっただけで
完璧にマスターすることが出来ました。
・・・設定判別をする時には
『○○枚手持ちで消化』
みたいな複雑な打ち方をするのですが
当時の僕は、設定判別をしながらパチスロを打っていると
『なんだかパチプロになったみたい・・・』
という、誇らしいというか嬉しいというか・・・
なんとも形容しがたいのですが
『パチプロの仲間入り』
をしたような気分になり
以前よりもパチスロを上手に打てるようになった自分に酔っていたのでした。
・・・完全に泥酔ですね。
・・・パチプロに設定判別の方法や
減算値などのパチスロの内部仕様を教えてもらった僕は
今まで以上に収支が安定していったのですが
それ以上に、僕の中に
『もっとパチスロの事を知りたい』
という欲が生まれてきました。
・・・僕は元々が凝り性という性格な事もあるのですが
何かを”好き”と思ったら
その対象の上辺だけではなく、深い所まで全てを知りたくなるんですよ。
対象の事を上辺だけしか知らないのに好きって宣言するのは
なんだか薄っぺらいですよね?
僕は自分が好きなものに対しては
『ああ、そうだったの? 知らなかったなあ。』
って、言いたくないんですよ
何事も一番になりたい性格ですので。
・・・それからの僕は、世界でパチスロを一番好きかはともかく
”世界一、パチスロの事を理解しようと努力する”
という事を始めました。
・・・そして、その取り組みが
僕が後に出会う
”攻略法やゴト”
に繋がっていく事になるのです。
・・・そして、パチスロで大きく勝ち始めた僕は
とある事件に巻き込まれて行くのでした・・・
続く
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