皆さんは機械割が60%のノーマル台をご存じですか?
- 2021/02/26
- 21:46
4号機時代のパチスロは今の時代の機種よりも機械割の幅が広く
設定6の機械割が140%を超える台が多く存在し
中でも2002年にテクノコーシンから発売された”神輿”という機種は
設定6の機械割が260%と破格な上に
『ミリオンチャンス』
と呼ばれるモーニング機能の存在も
当時の打ち手をワクワクさせてくれたのでした。

©テクノコーシン 神輿
【ミリオンチャンス概要】
ホール側で25000枚または50000枚の設定ができ
設定すると、打ち出してから300~900ゲームの間に発動し
筐体上部のドット部分に本日お祭り中と表示される。
・・・こんなバカみたいなサービス機能が実際に使われる訳がないと思われるでしょうが
僕の生活圏のホールでは
『パチスロの最大獲得枚数記録の勝負』
みたいなものが勃発し
当時、神輿を導入していたホールは
チート機能である”ミリオンチャンス”を使って出玉勝負に挑んでいたのでした。
・・・しかし、当時のパチスロ事情は
初代ミリオンゴッドやサラリーマン金太郎などの機種がホールを席巻していましたので
マイナー機種である神輿はそれほど稼働していなかったんですよね。

©ロデオ サラリーマン金太郎
・・・そして、ミリオンチャンスの発動条件も
『300G~900Gの間に発動』
という条件であることから
少なからず打ち手にはリスクが生じますので
最低でも25000枚以上の出玉を獲得出来るミリオンチャンスといえど
『もしかしたら当選するかもしれない』
くらいの薄い根拠では
900G=3万円の投資を続けるのは困難ですよね。
・・・そんな訳で、当時の世相からも
『サクラに打たせたんじゃないの?』
という疑惑も浮上してきます。
・・・しかし、たとえサクラに打たせるにしても
神輿のミリオンチャンスはあからさま過ぎますので
”サクラがバレやすい”
というリスクを考慮すると、その可能性は低いと思います。
・・・と言う訳で、ミリオンチャンスが設定された台は
『幸運なお客さんが射止めた』
という事だったのではないかな?
と、個人的には推測します・・・
・・・当時はミリオンチャンスを使う事でお金をばら撒いたとしても
回収が容易な時代でしたからね!
それとは逆に
”今までのパチスロで最も機械割が低かった台は何か?”
と言いますと
有名な所では”コンチネンタル”でしょうかね?

©ミズホ コンチネンタル
・・・コンチネンタルの設定1の機械割は
昨今の”設定1が辛い台は打たないキッズ”達が泣いて逃げ出す
驚愕の80%となっています。
【コンチネンタル 基本スペック】
設定 BIG REG 機械割
1 1/409.6 1/630.2 80.4%
2 1/303.4 1/546.1 89.4%
3 1/240.9 1/431.2 99.4%
4 1/227.6 1/292.6 104.3%
5 1/227.6 1/215.6 106.9%
6 1/221.4 1/154.6 115.9%
・・・上記の基本スペックを見てもらえると分かると思いますが
コンチネンタルの設定1は”非大量獲得機ながら大量獲得機のようなボーナス確率”になっていまして
マジで”勝たせる気が一切無い”という設計になっているんですよ。
・・・まあ、どれだけ機械割が低かろうが
打っている台が低設定と感じたら
打つ事を止めれば良いだけなんですけどね。
・・・昔の台は”設定6がエクストラ設定”になっている機種が多かったですし
ホールが回収を確定できる設定が有ったとしても良くないですか?
例えば、獣王の設定6をホールが使ったとしたら
打ち手はタコ粘りしますよね?
・・・当たり前です、出玉が出るんですから。
・・・そう考えるとホールは回収するのが大変なんですよ
怖ろしく機械割が低い台を設置したとしても
とんでもなく低い機械割の低設定の台は
打ち手に見切られて打たれなくなったらおしまいですからね。
・・・ホールは回収が出来なくなってしまうと言う訳です。
・・・そして、ホールが低設定の台ばっかり使って営業していると
「あの店は出さない」
という悪評が轟きますので
ホール側も回収ばっかりしている訳にはいかないですしね。
・・・ホールには出玉が出ない台があるからこそ高設定の台も存在することを
キッズたちには理解してほしいものであります。
・・・そして、今までのパチスロ機で
一番機械割が辛い台はコンチネンタルだったのか?と言いますと
実はそういう訳ではなく、
意外な事に過去最低の機械割を記録した台は
5号機の”満福箱”という機種でして
その機械割はなんと驚愕の60%”という恐ろしい台だったんですよ。

©ラスター 満福箱
・・・満福箱は”業界初の端メダル専用機”として発売された台でして
気になるスペックはボーナスだけを搭載したノーマル台だったのです。
【ボーナスの詳細】
[大福大当たり(CB)]
(宝図柄揃い)
純増45枚
【ボーナス確率】
[単独大福大当たり]
1枚賭け:1/189.96
2枚賭け:1/84.89
3枚賭け:1/54.98
[赤大福大当たり]
1枚賭け:1/199.801
2枚賭け:1/94.98
3枚賭け:1/58.00
[ボーナス合成確率]
1枚賭け:1/98.98
2枚賭け:1/44.82
3枚賭け:1/28.22
・・・こちらの台はどのサイトにも機械割が”調査中”と書いてあるのですが
識者が試算したところ、機械割が60%程しかなかったと言う訳です。
そして、満福箱は余りメダルの使い道としてホールに導入されたので
この台を1日中打ち込む人は居なかった事から
実際に台が設置されていた時にも
この機種のあまりにも低い機械割に注目されることは無かったのでしょう。
・・・満福箱を一言で表すなら
『メダルが増える可能性が有るゴミ箱』
と言ったところでしょうか?
・・・でも、ホールから退散しようと決意して満福箱を打ち
余り玉で当たりをゲットしたとして
50枚貰った後にどういう動きをすれば良いんでしょうね?
・・・そこからダブルアップをスタートさせるんですかね?
そんな怠い台ウケるはずがないでしょ
と、僕は思います。
・・・さらに満福箱は
「割勘(ワリカン)」導入システム(=台を無料設置できる代わりに、収益の50%をメテオに支払う)の対象機。
という内部事情が有りますので
とんでもなく機械割が低い台を開発したメーカー様には
なんだか残念な気持ちを覚えてしまう・・・
・・・満福箱そんな1台でもあるのでした。
・・・僕はホールには設定1をガンガン使って欲しいです。
もちろん”高設定もその分使ってくれるなら”という条件付きですがね。
昨今のホールは回収をする時には設定2を使うみたいなのですが
『その代わり高設定も設定4だよ』
みたいなことが多くないですか?
・・・僕から言わせれば設定4は中間設定ですし
設定2も設定4も大差ないと思います。
設定2と設定4の差なんて
ノーマルタイプの台で言えば”一日でBIG2回弱くらい有利”なだけですからね
そんな差はヒキでどうにかなる範疇です。
・・・多くの打ち手は設定6で味わえる
『ヒキではなく台に勝たせてもらっている感』
を味わいたいのではないでしょうか?
・・・そういう台に座って楽しい思いをすると
パチスロが楽しくなり
今後もお店に通ってくれるんじゃないの?
・・・パチスロは高設定になると
まるで別のゲームみたいになる台が多いですよね。
ノーマルタイプの”北斗の拳”なんかも
高設定は”中段チェリー待ち”ではないゲーム性になるので
『高設定の台を打ってこそ分かる、その台の本当の楽しさ』
という物があると思います。
・・・ホールさん、高設定を使ってくださいよ。
・・・もちろん低設定を使ってもいいから。
・・・打ち手側も
➡設定2でダラダラ負ける
➡たまに設定4を打ち、辛い思いをしながらかつ
・・・みたいな日常よりも
➡設定1で負ける
➡たまに設定6に座れて、良い思いをする
・・・という方が
メリハリが有って良いと思っている人が多いと思いますけどね、
少なくとも僕の周りはそういう人が多いです。
・・・なんせ設定1は間違えて座ったとしても
打ち続けなければ良いだけの話ですから。
設定1は思ったよりも気付きやすいので3万円も負けれませんよ。
パチスロで1番負ける展開と言えば
『設定2くらいの台で開始早々に良挙動をしてしまった台』
これに尽きます。
・・・設定1の番長3で”絶頂対決”を引いた時や
低設定の花火などのアクロス系の台で
BIG中にハズレを引くと
ある程度は追う事が確定しますので
投資がかさんでしまう事が多いですね。
・・・僕はアクロス系の台でハズレを引くと
『終わった』
と感じます。
色んな意味でね・・・
今回はここまでとします!
それでは!
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