4号機時代の思い出 『合成確率1/120の誘惑』
- 2020/09/17
- 12:22
今回は4号機時代の思い出を語っていきます。
僕は4号機のAタイプでスロットを覚えたのですが
当時の4号機Aタイプのスペックの主流としては
設定6のBIG確率が1/240で
REG確率が1/360という台が多かったんですね。
当時僕が猿のように打っていたハナビや

©アルゼ 4号機ハナビ
ジャグラーなんかもその類のスペックでした。

©北電子 ジャグラー
ハナビやジャグラーの設定6はホールでも見かけることが多かったんですが
※当時のホールは営業中に設定を公開してくれるイベントがありました
『合成確率が1/120の花形』
である、サンダーVの設定6を使っているホールは
僕の身近では見かけることが少なかったですね。

©アルゼ 4号機サンダーV
・・まあ、厳密に言えばサンダーVの設定6のREG確率は1/256なので
細かく言えば合成確率が1/120ではないのですが、
ハナビなどに比べると合成確率が高く
当時発売されていた雑誌の機種紹介ページでも
『サンダーVの設定6はBIGとREGが折り重なった混合連が楽しめるぞ!』
なんて感じで打ち手を煽っていましたので
当時の僕はまだ見ぬ”サンダーVの設定6”に憧れを抱いていたんです。
ハナビやジャグラーと違って、サンダーVに設定6が使われなかった理由として
僕の素人目線での考察ですが
『費用対効果が合わない』
というのが原因の1つなのではないか?
と、当時の僕は考えていました。
ハナビやジャグラーは、当時のホールで
”老若男女問わず楽しまれる台”でした。
・・・ジャグラーは少々年齢層が高かったと思いますが
それらの機種に共通して言える事は
『打ち手のレベルがそれほど高くない』
という事が言えると思います。
ハナビの場合は、当時のホールでも
『見よう見まねでとりあえずハサミ打ち』
なんて打ち方をしている方も多く、
BIG中に至っては
『見よう見まねで変則押しをするが、手順を知らないので小役さえも取りこぼす』
なんて事象があちこちで見受けられましたw
4号機時代のハナビのメイン小役の風鈴には
中リールに取りこぼしポイントがある他にも
変則押しをすることによって、左リールの押し分けが必要になる事があったのです。
ジャグラーの場合は、4号機のAタイプの攻略法である
通常時の小役狙いがかなり重要になって来まして
適当押しと比べて増える期待値は
ほぼ、通常時の小役狙いに依存していたんですよ。
その理由として、小役高確率状態に移行すると
主な補正小役はチェリーになるんですが
チェリーだけでは小役の状態を低確率に下げるのは至難の業でして
ベルやピエロが成立した時に
取りこぼさず、しっかりと取る必要があるのですが
チェリーをフォローしつつピエロを入賞させるには
直視とビタ押しが必要になるんですね。
ベルの場合は少し余裕があるんですが
それでも、現在の5号機キッズたちは
台の横の小冊子を眺めながら打つレベルの目押しが必要になると思います。
・・・あれって、何を見ているんですかね?
答えは目の前のリールに有るというのに・・・
・・・とまあ、そんな感じで
ハナビやジャグラーの甘さを100%出せている打ち手が
当時のホールにはそこまで多くいなかったんですよね。
・・・そんな中、サンダーVはと言いますと
そのマニアックな出目や、BIG中のリプレイ外しの難易度から
当時のホールでサンダーVをわざわざ打つ人はそこそこの”手練れ”が多かったんですよ。
もちろん、ちゃんと打てない人も多かったのですが
サンダーVはハナビなどに比べると少数設置のホールが多かったので
ホールがなかなか利益を確保しにくかったんじゃ?
と、僕は考察するのです。
上記のような理由でサンダーVには設定6が使われなかったのかな?
サンダーVの設定判別は世に浸透していませんでしたし
ホール側も”設定を使っているよ”アピールに使いずらい機種だったんでしょう、きっと。
・・・そんな感じのホール事情だったので
僕の”合成確率1/120の台に対するあこがれ”は昇華されることが無かったのですが
とある台の登場で僕は”合成確率1/120”を味わうことになります。
その機種とは山佐の4号機『タイムクロス』です

©山佐 タイムクロス
【ボーナス確率・機械割】
設定 BIG REG 機械割
1 1/303.407 1/431.158 94.2%
2 1/292.571 1/364.089 96.8%
3 1/273.067 1/341.333 99.9%
4 1/256 1/321.255 102.9%
5 1/240.941 1/303.407 105.8%
6 1/240.941 1/240.941 108.5%
タイムクロスのボーナス確率は
設定6でBIGとREG共に約1/120となっていまして
当時のAタイプのスペックの限界を攻めた作りになっていました。
タイムクロスはスペック面だけではなく
そのゲーム性も秀逸であり、どういう仕組みかは分かりませんが
『滞在ステージによって違うリール制御』
になっていまして、液晶演出と合わせて
飽きの来ない、クソ面白い機種だったんですよ。
(個人的見解です)
※WIKIによると、独自のリール制御を産み出していたのは
『イプシロンに端を発する
”左第一停止時に特定箇所が停止した場合に限りコントロール制御とする”
テーブルによるもの。
イプシロンと異なるのは、
”テーブル制御におけるリーチ目は回避するように最小コントロールを行うということ”である。』
とのことです。
タイムクロスは僕が通っていたホールでは6台しか設置が無く
とても”メイン機種”という位置づけではなかったのですが
・・・どう言う訳か、終日で合成確率が1/120を上回る台が多く使われていて
僕もその恩恵を存分に受けていたんですね。
タイムクロスは、小役の減算値を使った設定判別が出来ないので
当日打っていた台の設定は、ホールが設定を公開しない限り知る由もないのですが
「・・・どう考えても設定6!」
というボーナス確率の台を何回も打つ機会が有ったので
そのころから山佐の機種を本格的に打つことが多くなりました。
ハイパーラッシュや、コングダム
タイムクロスの後継機種のキュロゴスなど・・・
本当に面白い台が多かった時代ですね!
・・・ニューパルサーは大の苦手でしたけどねw
まあ、ピンクパンサー3を世に出した功績だけで充分なんですけどね。

©山佐 個人的神台 4号機:ピンクパンサー3
なんて片寄ったパチスロ感なんでしょう・・・
僕は昔からへそ曲がりなんで
”流行と逆の物を好きになる”
という寒い性質を持っているんですよ。
やっぱりパチスロの本質って
『いっぱい当たると面白い!』
だと思うんですよ。
特にAタイプの面白さは
『ボーナスの成立を察知した時に集約されている』
と、僕は思うんですね。
つまり、ボーナスの取りこぼし目である
『リーチ目』
を多く見るためにAタイプを打っていると思うんですよ。
当時からそんな考え方をしていた僕は
安易に
『クランキーコンドルすげえ!設定1でも勝てるじゃん!』
みたいな立ち回りは好きじゃなく・・・
・・・と言うよりもストレスが溜まりますね!
パチンコを打っていて回らな過ぎてデモ画面が出てきても退屈ですよね?
お祭り好き、騒がしいのが好きな僕は
当時から”よく当たる台”を求めて日夜高設定の台を探していたのでした。
よくパチプロが
「パチスロはつまらないよ、打つのがダルい」
なんて言いますが、かわいそうな人種ですよね。
どうせ打つならゲーム感覚で楽しく打てば
同じ時間を過ごすのも有意義に楽しく過ごせるのに斜に構えて・・・
僕らは明日もパチスロを楽しみましょう!
それでは!
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