【パチスロ4号機】　逆ナンされたら設定を漏洩してくれたお話withサラリーマン金太郎

2023/05/21
21:07

・・・4号機時代の僕は

昔からの友人でもあり、幼馴染でもあるN君とパチスロを打ちに行くことが多かったんですよ。

その幼馴染とは高校生時代にヤクザに囲まれた経験や

一緒にコピーバンドを結成して、ライブハウスでライブを開催したりと

なんというか、苦楽を共にした

とても仲のいい友人だったんですね。

・・・ちなみにバンドでの僕の担当楽器はギターでした。

・・・そんな僕（？）の幼馴染は

中学校時代から女に狂っていましたので

暇さえあればナンパやコンパに参加していました。

・・・損彼は最終的に共通の幼馴染にコンパを開催させ

”主催者でもあり幼馴染でもある女の子をを泥酔させトイレでイチャつく”

というウルトラCさえも決めてくれましたね。

・・・とにかく幼馴染のN君は、かなりの色狂いだったんです。

・・・当時のN君はそんな感じの人でしたから

暇さえあれば地元で有名なナンパスポットに行き

女の子と交流を深め、新たな遊び相手を常に探していたんです。

・・・僕は色々ありまして、10代の頃は女性が大嫌いだったんですが

無理やりN君にナンパスポットに連れて行かれることもありました。

・・・当時の僕らが行っていたナンパスポットは

郊外の空き地に車を停めてナンパをするような場所だったんですが

その日も僕らはN君の車でナンパスポットに向かい

適当に車を走らせ、女の子が乗っているであろう車の近くに行き

ダラダラと女の子と話をしていたんですよ。

・・・そして、しばらく女の子と話をしていると

その頃にはかなり時間も遅くなっていた事で

僕ら以外に空き地に居る人が少なくなってきたんですね。

・・・で、僕らも眠くなってきたのでタバコを吸いながらボーっとしていると

僕らの車の隣にクソほど厳つい四駆が止まったんです。

僕はその時に

「話してはいけない女の子と喋ってしまったんですか？！」

といった感じで、男性の登場に少しビビっていたんですが・・・

・・・なんと、その厳つい四駆から出てきたのは小柄な女の子でして

彼女は僕ら二人を逆ナンしてきたのでした。

©講談社　福本伸行

・・・その車には二人の女の子が乗っていたのですが

どちらの女の子もまずまずかわいい感じでしたし

空き地での話も大いに盛り上がったので

空き地から4人でカラオケに行き

その日は電話番号を交換して解散しました。

・・・せっかく電話番号を交換した僕だったのですが

当時の僕は女性にこれっぽっちも興味が無かったので

僕の方から女の子に連絡をすることは一度もなかったんですよ。

・・・そんな感じで、何事もなく1か月ほど時間がたったのですが

N君が僕にこんな事を言います。

「あの時ナンパしてきた子、ホールの設定を教えてくれるみたいだよ」

©講談社　福本伸行

・・・これはかなり美味しいです。

なんせ当時は”爆裂AT機全盛期時代”でしたので

ホールのラインナップはサラリーマン金太郎を筆頭に

©サミー

・・・インディージョーズや

©サミー

さらには、爆裂AT機の代名詞でもある

獣王などの機種が軒を連ねた時代でしたから

©サミー

”設定を教えてもらう＝機械割が140%の台をもらう”

という方程式が完成します。

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・・・と言う事は、一日の換金額の理論値は20万円を超える。

とにかく、当時の僕らは

かなり素晴らしい案件をナンパスポットで手に入れる事に成功したのでした。

・・・ちなみに、通常の設定情報を聞く

いわゆる”サクラ”という行為は

自分が直接的に設定情報を聞くことは少ないので

設定師と自分を繋ぐ仲介業者というか

１つ中抜きを挟むため、実入りが目減りしてしまいます。

・・・しかし、今回の案件は

『設定師＝女の子の友人』

であり、僕らが設定情報をほぼ直接的に手に入れることが出来ますので

それすなわち出玉のほとんどを僕らが頂けるという寸法になりますから

若き日の貧乏人にとっては

最上級といって差し支えない、かなり美味しい案件だったんですよ。

・・・事実、その時の僕らは

『出玉の7割を取り分として貰える』

という破格の報酬を手に入れることが出来ました。

・・・ちなみに、投資額は自己負担だったのですが

4号機のAT機の最高設定で負けることはほぼ無いですから

そんな小さな問題はオッパッピーなのです。

・・・当時、僕らが貰った機種のメインは当時大人気だった

『サラリーマン金太郎』

だったんですよ。

・・・しかし、サラリーマン金太郎は

当時設置されていた爆裂AT機の中でも異質の存在だったのです・・・

続く

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