千円当たり40回転回るパチンコ屋さんに旅打ちした話
- 2020/07/17
- 12:14
パチスロバブルの時代には、かの有名な
『パチスロパニック7シリーズ』
は、月に数種類発売されていたりして
まさに”パチスロ全盛期”を雑誌の発行部数などで体現していましたが
いまや、どの雑誌も”紙媒体”は縮小の一途を辿っていますね。

©白夜書房
今の時代は、ネットが普及し
手軽さも情報の速さも、紙媒体よりもネットの方が優れているので
各パチスロ雑誌の存亡に危機感を覚えますね!
しかし、『紙の良さ』というものもあると思うので
雑誌社のみなさんには頑張ってほしいものです。
考えてみると、パチスロ雑誌には大変お世話になりましたね~。
昔は抽選入場が少なかったので
長時間パチンコ屋に並ぶ時には、友人同士で色々な雑誌を持ち寄り
開店時間までそれを交換しながら読んだりしたものです。
「そこまでよ~!」
なんて感じで、”フラグのジョー”のマネをしたりして遊んでいたのは良い思い出です。

©沖圭一郎
きっと安易にDVDに逃げたのも悪いですよねw
最初は物珍しさから”カンフル剤”になったと思うのですが
今やパチスロ動画はYOUTUBEなど、ネットで見れる時代ですし
付録のDVDからお客さんが離れた後に残ったのは”高額になってしまった価格”だけに見えます。
・・・これはパチンコ業界を象徴していると思えませんか?
パチンコ台も、安易に
『派手な約物や、派手な演出』
を取り入れたものの、遊技台の値段は高騰し
新台をポンポン導入するにも、昔よりも市場が縮小しているので難しい・・・
経済規模が少なくなっているのに、値段が高騰しているのが似ているなあ
と思うんですよね。
・・・どこの業界もそうなんですかね?
僕はアナログなパチンコも好きなんで、
リーチアクションに約物を使ったりだとかは興味が無いんですが
皆さんはどういう思いなんですかね?
パチンコのロングムービーに価値が有ったのは、それが
『確変確定のプレミアムリーチ』
であったからで、今の時代の無駄に長いリーチには飽き飽きですよねw
メーカーさんは何を考えているんでしょうか?
昔の台に平和から発表された
『ブラボーファイブ』
という機種が有ったのですが

©平和
・・・この機種は男らしいですよ~!
ご存じの方もいると思いますが、この機種は
『図柄変動中に演出をスキップできる』
という機能がありまして、物凄く時間効率が良い台だったんですよ。
ブラボーファイブはハズレ時にスキップ機能を使えば、普通に次の変動に行くのですが
スキップした変動で大当たりを引いていると
けたたましい効果音と共に、画面上にはあっさりと図柄が揃っている・・・
・・・ブラボーファイブはそんな台だったんですよ。
皆さんはお好きでしたか?
ブラボーファイブは自時間効率が優れているので
プロ目線でも美味しい台だったんですね。
当時のパチンコ屋さんは、新装開店時には釘を大幅に開け
千円当たり30回転ほど回るというのは日常茶飯事で
”当たり”の新装時には、千円当たりの回転数が40回転近いなんてこともありました。
・・・そんな感じなんで、新装開店時にはその日の閉店時間は教えてもらえず
20時30分を過ぎたころに
「当店は間もなく閉店します」
なんてアナウンスがいきなり掛かることも珍しくなかったですよねw
兎にも角にも、ブラボーファイブがホールに設置されている時には
新装開店のお店の機種構成を調べ、
お店にブラボーファイブが設置されている事が分かると
徹夜での並びは当たり前に敢行していましたね!
いくら新装開店と言えども、機械割が140%の台を”全台設定6”にするお店は少なかったので
当時はブラボーファイブが”一番候補の狙い台”になる事は少なくありませんでした。
しかし、新装開店のお店は色々なアクシデントが有るんですよ。
徹夜で並んだは良いけど、開店時間が近くなってくると
おもむろに店員が整理券を配り始め
「なんだこれ?」
と思い、店員さんに問いかけると
「開店したらそちらの台番の遊戯機でご遊戯ください」
と言われ、打つ機種を選べないどころか
『パチンコを打つかパチスロを打つかさえ選べない』
という状況になった新装開店もありましたw
・・・ちなみに、その時はジャグラーを打たされ2万円ほど負けました。
そういう舐めたことをする新装開店は、出玉面もショボい事が多かったですね!
反対に、物凄い出玉で迎えてくれる新装もありまして
そんな新装開店時には、ホールの玉が足りなくなり
店員さんに
「途中交換をお願いします」
と何度も言われる、恐ろしい出玉のお店もありました。
もっと昔の時代には、開店して台に座ると
『5千円が入った封筒が各台に置いてある』
という新装もあったみたいですねw
さすがに現金を配るお店は見たことが有りませんが
昔は”新規開店”というのが一大イベントであったという
何よりの証拠となるエピソードなんでしょうね。
今回はここまでにします!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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