【パチスロ4号機】 ホールに設置されていた”とんでもない裏モノ”のお話
- 2023/09/21
- 17:39
・・・こんにちは
突然ですが、僕は裏モノが大好きなんです。
・・・なぜ僕が裏モノが好きかと言いますと
それには色々な理由が有るのですが
裏モノを好きな理由の一つとして
『奴らは解析値が発表されない”ブラックボックス”である』
という点が挙げられるんですよ。
・・・というのも、まず現在のパチスロ機では
実機のROMの数値をPCなどに取り込み”完全な解析”を行うと
『知的財産権の侵害』
みたいな罪でお縄になってしまうのですが・・・
・・・4号機時代のパチスロは
ROMとPCを繋いで乱数の1つ1つを文字通り解析し
”メーカー発表値”とは違う
正確な解析を行うことが出来た時代だったんですよ。
・・・そんな時代の中、裏モノは台ごとの解析が発表されることもなくてですね
おまけに、同じ機種でも
『となりのお店に行くだけで、全く違う挙動をする』
という事象が多かったんですよ。
そんな訳で”自分自身で台を打ち込み、挙動を調べる”という攻略が好きだった僕は
暇さえあれば裏モノを探しに行く”プチ旅打ち”なんかを
当時はよく開催していたんですね。
皆さんの目に触れる人でそういった打ち方を楽しんでいるパチンコ打ちは
ライターで言うなら”ガル憎”さんとかなのかな?

※ガル憎氏@ガイドワークス
・・・現在のユーチューバーやパチンコライターは
視聴者の教科書になるべく
『損をしない、勝ちやすい立ち回り』
をお届けしていますが
それとは反対に、ガル憎氏は
”パチスロを楽しむ為なら多少の損も厭わない”
というスタイルの方ですから
彼は他者がやらない変わった打ち方を日頃から模索しているんですよ。
そのスタイルは決して多数派とは言えませんが
彼には昔からのコアなファンが多く付いていまして
僕もその中の一人なのであります。
・・・さらに、ガル憎氏は
当時の”必勝ガイド”紙上の企画でありユニットである
”マッドパチスロブラザーズ”
の一員(?)という事で
裏モノに対しても僕と同じというか
それ以上のベクトルの”攻略精神”を持って向かい合っていたのです。
・・・長々と話してきましたが、本題に戻りましょう。
僕と裏モノとの出会いというか
最初に打った時はこの台を裏モノと認識していなかったのですが
『キングガルフ』
が僕の裏モノの初打ち機種でした。

©大東音響
・・・しかし、これはノーカウントにしましょう。
この機種は先ほども言ったように
裏モノを知らない自分が
「この台、めっちゃボーナス引いてるやんけ!」
と勘違いをして打ってしまって触った台ですし
その時はボーナスを一切引かないどころか
数千円打っただけでヤメてしまいましたからね・・・
・・・そんな僕が
「初めて裏モノを打つわよ!」
と意識して打った台は
2000年にバンガードから発表された
”ミコトV”
この機種だったんですよ。

©バンガード
・・・僕の住んでいた地域のミコトVのゲーム性は
・状態物
・小役前兆物(リプレイ連)
大きく分けて上記の2つのバージョンが存在していたのですが
特に設置が多かったのは”リプレイ連バージョン”の台でして
僕が初めて打ったのもリプレイバージョンのミコトVでした。
・・・ちなみに、当時の僕がなぜミコトVを打ったかと言いますと
まず、僕が住んでいた地域のミコト以外の裏モノは
『天井=単発確定』
こんな仕様の台が多かったんですよ。
僕の地元にはシオサイですとかのパイオニア系の機種の設置が多かったのですが
それらの機種の天井は青天井に設定されているか
天井が搭載されていても
ボーナスが単発で放出されて終わるだけの台ばかりだったんですよ。
・・・そんな中、友人から
「ミコトならそこまで怖くないし(←え?)天井からでも連するよ。」
という噂を聞いた僕は、収支的な恐怖心も薄れまして
それと同時に、傍から見る”裏モノのシマの鉄火場感”にも憧れていましたから
「自分もそこに参加したい」
と常々思っていたという訳で
それらの理由を総合して、当時の僕はミコトV を打つことに決めたという訳なんです。
・・・そんな訳で、ミコトVを打ち始めた僕ですが
実戦の結果は惨敗でした。
むしろ
『パチンコを打っている時に銀行に”おかわり”に行く』
という経験の初めてもミコトVに捧げてしまう事になっちゃいました。
・・・その日の僕は天井でしか初当たりが引けなかった上に
(これは引いたと言わせてください)
連チャンゾーン中のリプレイも3連か4連か忘れましたが
とにかくボーナス後にリプ連がガセった事で心が折れてヤメたのを覚えています。
(そんなもんはガセらないんですよ、普通は)
この実戦では当時の最高負け額を大幅に更新する10万円以上の負けを記録しましたが
今になって思い出しても楽しい思い出ですね・・・
・・・初めて本格的に向かい合う裏モノに対して
一生懸命レバーを叩いていたという事を今でも思い出します。
・・・強打じゃないよ!
・・・しかし、当時は本当に色々な機種が裏モノになっていましたね。
裏モノって、”ノーマルでは流行らない台を違法改造する”という趣旨で開発される事がほとんどだったんですが
何を思ったか、当時流行りに流行っていた
”HANABI”や”サンダーV"をひっくり返すお店もありました。

©ユニバーサル
【BIG確率】
設定1 1/297
設定2 1/277
設定3 1/264
設定4 1/252
設定5 1/244
設定6 1/240
【REG確率】
設定1 1/420
設定2 1/420
設定3 1/420
設定4 1/420
設定5 1/390
設定6 1/364
【機械割】
設定1 100.5%
設定2 103.8%
設定3 106.3%
設定4 108.8%
設定5 112.1%
設定6 114.3%
※フル攻略時
・・・僕の地元に設置されていたHANABIの裏モノのゲーム性は
”小役カット&連チャンに上乗せ”
というタイプの、比較的おとなしいタイプの裏モノだったんですが・・・
※状態中は”遅れ演出”がガセらないなんて仕様の台もありました。
・・・それとは反対に、サンダーVの裏モノは
”フラッシュを前兆演出に使う”
という画期的なゲーム性を搭載したかなりの爆裂マシーンでした。
・・・そして、その台は
前兆にVフラッシュを使用していたので
『ゼブイバージョン』
なんて感じの愛称で呼ばれて打ち手に愛されていましたね。
※完全ハズレ時にVフラッシュが発生します
関連記事:サンダーVの裏モノ
・・・そうそう、元々の仕組みが
”意図的にボーナスの連打を発生させている”
という裏モノみたいなゲーム性を搭載した機種である”キンパル”をひっくり返すお店もありました。

©山佐
・・・僕の地元に設置されていた”裏キンパル”は
”オレンジ成立=ボーナスの超チャンス”
という、通称”オレンジ前兆バージョン”というゲーム性の台だったんですが
その機種はオレンジが前兆の役割を担っているという事と同時に
なぜか通常時にチェリーが頻発し
ノーマル機では激熱演出である”チェリーorボーナス”の”カエルコケ演出”もガセリまくるので
何も知らない年配のお客さん達を困惑させていました。
・・・裏モノに寛容な世の中にならねえかなあ。
・・・今回はここまでとします
それでは!
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