ゴト師とチンピラ
- 2020/06/03
- 19:58
こんばんは!
皆様は知り合いにゴト師は・・・
・・・居ませんよねw
健全が一番だと思います。
僕は産まれが”スラム街”なので
・・・と言っても、日本の話ですよ。
物凄く雑な所で生まれ育ったのです・・・
そんな僕の周りの人間も、雑な人間が多く、
”親が建設業”とか、もっと酷いパターンでは”親が反社”みたいな人が多い環境で育ったんですよ。
公務員なんて会ったことありません。
・・・そういう訳で、僕が小さい頃から
”ちょっとグレーな事”
や、完全にアウトなことに触れる機会も多く
ヤンチャな事には免疫が出来ていたんです。
そして大人になっても、僕自身がそんな育ちの人間ですし
”ゴト”なんかをやっていたので、周りの人種が変わることは無かったんですね。
お陰様で色々な経験も出来たんで、良い人生でした。
そんな僕が20歳前後の時に、ちょっとした出会いがありまして。
僕は元々、目押しが上手かったり
周りの人間よりもパチスロ台の知識が有ったので
新しいゴトや、攻略法の検証を頼まれることが多かったんですよね。
そしていつも検証を頼んでくる悪い人が居たんですが
その悪い人に”Kさん”という人を紹介してもらいます。
Kさんは僕より一回りは年上の男性で
悪い人曰く、Kさんも僕に検証などを頼みたいとのことでした。
僕もボランティアではないので、
頼みごとをされると、それなりの報酬をもらっていたんですよね。
その報酬は、ネタの精度なんかでも決まるのですが
実にざっくりしており
例えば、雑誌に攻略要素のある記事が出たとしましょう。
・・・”花月”のBIG中の”真リプレイ外し”で例えますか。

©山佐
花月を知らない人のために簡単に説明しますと、
花月という機種は、BIG一回の平均獲得枚数が
約450枚と、当時のAタイプでは比較的出玉が多い台なんですが
発売元であるYAMASAは、花月のリリース時に
”この機種はリプレイ外しが出来ない”
というアナウンスをしたんですね。
通称”イージーマックス”と呼ばれる、簡単な打ち方でBIGを消化できる
”万人に平等な台”
として花月は発表されたのです。
・・・が、
ふたを開けてみればこの花月は、
”万人に平等”
どころか、制御の穴を利用したリプレイ外し手順の発見によって
”1プレイで何度もビタ押しが要求される、超技術介入機”
という事が発覚したのです!
そのリプレイ外し手順は、複数の押し分けや
若干ですが制御に邪魔をされることはあるものの、
その破壊力は抜群で
”イージーマックス使用時のBIGの平均獲得枚数が約460枚”
なのに対して
”2枚掛け外し手順を使用すると、BIGの平均獲得枚数は約500枚”
に上がるのです!
・・・これはすごいですよ、お客さん。
当時のAタイプのコイン50枚当たりの回転数は約30ゲームなので
普通の人がBIGを1/240で引くのと
完全攻略の人がBIGを1/270で引くのが同じってことですからね、ハアハア。
・・・と、この程度の”万人が知りえる攻略法”の検証と
(こういう場合、どれくらいのレベルの打ち手で完璧にできるか等のレポートが主です)
『僕なりに磨き上げた攻略手順』
なんかを考えて、依頼主に報告すると・・・
大体20万円くらいお小遣いをもらったかな?
かわいがられていたので、色を付けてくれていたんだと思うんですけどね。
額には満足してました・・・
簡単な作業ですしね!
僕は直接の知り合いが、それくらいの額をくれていたので
紹介してもらったKさんも、それに近い額をくれると思っていたんですよ。
しかし!
Kさんの財布の紐は、僕の想像の3段は上を行く固さでした!W
僕はKさんに
「ちゃんと裏ROMが付いているか確かめてくれる?」
というお願いをされたんですね。
・・・これは危ないですよ!
当時は若かったので、深く考えずにOKしたんですが、
今考えると
「そのROM,?誰がつけたんですか??」
という疑問が浮かんでくるんですねw
・・・当時Kさんの説明では、
「俺(Kさん)がパチンコ屋の主任に付けさせた」
と言っていたのですが、
・・・それが本当という証拠なんてないですよね?w
当時は怖ろしい事に、そういった”お仕事”は
『語尾に”アル”がつく国の人がやっている』
そういったパターンが多かったんですよ。
・・・それの何が恐ろしいって、彼らは
”犯罪をしても、故郷に帰ればいい”
と思っているんです、それで逃げ切れるから。
それがどんな犯罪でもね!w
そしてその国の人たちは、身内にはとことん優しいのですが
他人や、自分のシノギを邪魔する”泥棒”には秀人君・・・
じゃなくて、とことん外道になり、
・・・これ以上は怖ろしくて言えません。
とにかく怖い人たちなんですね。
そんな危ない橋を僕に渡らせようとした
というより、何も考えない無知な若者をハメたkさんが僕に渡した金額は
”たったの三万円”
だったんですよw
少し付き合いが長くなると、僕も気づいたんですが
kさんは結構、寒い人だったんですよねw
普段のKさんは、ゴトをするといっても
”磁石を使ったり、台を叩いたり”
そんな高校生の延長みたいなことをやっていたんですよね、大人なのに。
・・・ゴトにレベルが高いも低いもないんですがねw
さらにKさんの痛いエピソードがありまして。
Kさんはヒラでパチンコ屋さんに行ったりして、
その時に店員さんとよく喋るんです。
そしてKさんは少し店員さんと仲良くなると、いろんなお店で
「設定を、教えてくれないか・・・」
と言うみたいなんです。
もはや物乞いですよね・・・
Kさんはそんな感じの人だったんで、次第に疎遠になり
いつの間にかコミュニティからいなくなっていたなあ・・
まるで風のような人でした・・・
でも、Kさんのおかげで色々なゴトの手順を知れたので
少しはkさんに感謝しているなあ・・・
ROMが入っている台も分かっていたし・・・
・・・僕が何をしたかは想像にお任せします。
おしまい
⇩これからもブログを頑張っていこうと思います!


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