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Nさんと僕と反社会的組織と拳銃とお金

こんばんは!


突然ですが、Nさんと一緒に飲みに行くときは

いつもNさんがご馳走してくれます。


それはですね、単にNさんが年上というだけでなく

色々な理由があって僕に奢ってくれるんです。



『大きな貸し』

があるわけですね!

別に僕は気にしていないのですが…



そのエピソードを紹介していきます!



まず、以前にもお話をしたかもしれませんが

Nさんとの出会いを少し掘り下げて行きます。



僕とS君、良く出てくるミーハーな幼馴染みですね。


S君とは幼馴染みだけあって仲が良かったのですが

NさんはS君が働いているメンズパブの店長で

最初の頃はそれだけの関係

会えば挨拶をする程度の関係でした。



そしてある時、僕とS君、Nさんの三人で居るときに

こんな話が飛び出してきました。



S君が

「なあ、かず。Nさんが頼みがあるらしい」

と言うのです

まあ嫌な予感しかないですよね、その感じ。

とりあえず聞くだけ聞いていくとNさんが

「俺の友達がヤバイ組織の金に手を出して大変なんだ。とりあえず見せ金としてお金を貸してほしい
1週間後に返すから」

と言うのです。


僕は

「でも、お高いんでしょう?」

と聞きます。

そりゃあ気になりますもん

するとNさんは

「250万円」

と、言いました。



いや、そこ筋の人達には大したもんじゃないかもしれませんが

僕とNさんは当時そんなに仲良くもなく

ましてや僕にとっても大金でした。


僕は断ろうとするとS君が

「マジで頼むって」

と言って引き下がりません。



僕は

「じゃあ良いけど、お前が保証人になれよ」

と言うとS君は

「いや、それ無理」

と言います。


…おかしくないですか?笑

僕は

「お前、自分が信用できないから保証人になれないんじゃないの?だったら俺も無理だろ」


と半笑いで答えますが、S君もNさんも引きません。



二時間くらいが経ち、僕はそのやり取りがめんどくさくなって

「もういいわ、明日用意するから金取りに来いや」

と半ギレでNさんに言いました。


最初はS君にも怒っていましたね。

こんな状況になったら

「二人で騙しに掛かっている」

としか思えないじゃないですか笑


だから僕は

「250万円くれてやるから2度とツラ見せんじゃねえぞ」

位の気持ちでお金を渡したのです。



次の日にNさんが僕のところに来て

用意したお金をNさんに渡すと

「ほんまありがとう、すぐ返すから」

と言いましたが、僕には全然響きません笑



むしろ僕は

「おう」

しか言わずすぐに家に入ります。

最っ悪の態度の糞ガキですね…

9割諦めていたものですから。



しかし、1週間後予想もしない出来事が。

Nさんのお店に呼び出された僕はNさんから

封筒に入った250万円を渡されます。


めちゃくちゃビックリしたと同時に汚れきった自分の心を恥じました笑

(セリヌンティウスもこんな気持ちなのかな)



なんて考えたりもしました。

メロs…いや、Nさんすいませんでした。




そしてNさんに僕は問います。

「いったい何が有ったんですか?」

とね。

首を突っ込む気は無かったのですが

Nさんは信用できる人のようだし、

『僕に出来ることはしてあげたい』

そう思ったのです。

僕もお人好しなんでね…



Nさんにこの一週間の間に何が有ったかを要約すると



まず、Nさんの友人がお金を盗みます。

その額およそ700万円だったらしいです。



そしてバレて逃げる友人

悪の組織は当然追います。









そしてNさんは元々仲介なんかをしていたし

逃げた人とも交遊があったのがバレているので

Nさんは詰められますね。


その場でNさんは友人に売られたことを知ります。

友人は

「Nが全部仕組んだ」

位の感じの事を言い残して逃げたようです。



そしてNさんは単身呼び出され

悪の組織の事務所に行きます。



Nさんは

「死んでも良いからボスだけ殺そう」

と、思っていて隙を伺っていたらしいです笑




何故その考えに至ったかは知りませんが

実はNさんは総合格闘技の重量級で有名だったので

めちゃくちゃ強いんですよ、前歯無いけど。


まあ、そんなことは相手も知っているので

出てきたらしいです、

『握力が少しあれば人を殺せるアレ』




そうです、Nさんはノーチャンスです笑



なのでNさんは何だかんだずっと悪態をついていると

相手のボスも呆れたんだっけかな?

とりあえずNさんをポアしても意味がないので

「何年掛かっても良いからとりあえず返せ」

という答えにたどり着いたようで

その日は帰ったようです。



この流れで僕のお金が無事なのがすごいと思いました笑

そしてNさんは

「そんな金払う気は一切ない。俺は飛ぶ」

と言って、次の日にはメンズパブやらここでの生活を捨て

親元に一時避難することに決めたようです。



当時の僕らは18歳だったのですが

色々あったNさんを見送るために

Nさんの車に乗り込み空港まで送ることになりました。



そこにはNさんの彼女も居ました。

僕は連れていくものだと思い込んでいたのですが

様子を見ていると

どうやら違う様子…

彼女さんは肉親の葬式のようなテンションです。



子供心に

「連れていけば良いのに」

とも思いましたが

これはきっとNさんの優しさで

「彼女に迷惑を掛けたくない」

という思いがあったのでしょうね…



そしてお別れの時が来ます。

僕らは軽く挨拶を済ませると

彼女さんと二人だけにしてあげようと思い

S君と僕は席を外します…



しかし、5分後にはNさんから連絡が入り

「もういいから来て」

と言われました。

「もう良いのか」

と言う思いもありましたがNさんの所へ向かうと

Nさんからミッションが伝えられます。



それは

「乗ってきた車、処分しといて」

というミッションです。



…問題発生です。

実はこの時、S君も僕も

「運転免許がない」

状態だったんです…

まだ教習所に行ってなかったんですね。



しかし僕たちは持ち前のガッツで

「交代で運転して帰ろう!

という考えに至りました。

犯罪です、絶対にやめましょう。



そして帰り道、初めての公道での運転にビビりながら帰り

知り合いの家の駐車場に停めさせていただきました…




そんな思いでがNさんとはあり、今でも仲良くさせてもらっています。

皆さんも人が困っていたら助けましょう!

それはいつか自分に帰ってきます。




おしまい




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コメント

面白いですね。
過去記事を遡って読みました。
僕は3号機(ですよね?)のプラネットからの世代で、4号機の懐かしい記事が楽しかったですよ。
また来ます。

Re: タイトルなし



まつさんはじめまして!

ブログを読んでいただきありがとうございます。

スープラですか?

僕もあんまり詳しくないのですいません…笑


僕も四号機大好きっ子なんで、これからも旧台の思い出を紹介していきます!

是非これからも当ブログをよろしくお願いいたします:-)

嘘乙

Re: タイトルなし

Σ(・ω・ノ)ノ

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