サミー系ブランドの”ダンスミュージック”を題材にしたパチスロの歴史 ~後編~ ※”強制BIG突入打法”搭載機種を紹介
- 2022/10/09
- 18:26
前回のお話はこちらから
・・・ディスクアップの登場で幕を開けたダンス系機種(長いのでこう呼ぼう)なのですが
次に発売される機種はサミーのグループ会社である”ロデオ”から発売された
『クラブロデオ』
という会社名を冠した名機でした。

©ロデオ ※2022年設置開始
【BIG確率】
設定1 1/439
設定2 1/439
設定3 1/439
設定4 1/439
設定5 1/439
設定6 1/364
【REG確率】
設定1 1/771
設定2 1/771
設定3 1/771
設定4 1/771
設定5 1/771
設定6 1/720
【機械割】
設定1 94.7%
設定2 97.7%
設定3 101.8%
設定4 105.7%
設定5 110.0%
設定6 119.9%
※機械割はメーカー発表値
・・・ロデオから発売された”クラブロデオ”という機種は
同機種の筐体の見た目からも分かりますように
『近未来とクラブミュージック』
を題材にしたパチスロ機であると言えます。
・・・ちなみに、当時の僕は
クラブロデオが発売されると同時に本機種のデザインに心を奪われたのですが・・・
・・・僕が本機種で一番好きなポイントは
『旧台の”集中役”を彷彿させる仕組みのAT』
を搭載していたというゲーム性なんですね。
・・・当時の僕は”集中機”に強い憧れを抱いていまして
疑似的に”古き良き台を楽しむ事が出来る”
そんな気持ちになれるクラブロデオが好きだったのでした・・・
・・・さて、そんなクラブロデオ。
本機は1Gあたりの純増枚数=13枚と謳われていた高性能のATを搭載していたのですが
本機は内部的に2つの小役状態が存在していまして
シングルボーナス(?)の抽選確率が低い状態で低い状態で突入したATは
『レイブモード』
と呼ばれる”微増のAT”へ突入し
内部的に”小役の集中状態”滞在時に突入したATだけが
『スーパーレイブAT』
と呼ばれる高純増のATになるのでした。
※レイブモード滞在時に集中状態に当選すると昇格します
・・・そして、ゲーム性以外での
”本機が一番有名になった”
とも言えるポイントは・・・
・・・なんと言っても
『強制BIG突入打法』
と呼ばれていた”キズネタ”の存在でしょう。
※キズネタ=開発者が予期せず起こってしまう
仕様上の盲点を突いた出玉志納に関わるバグ
・・・ちなみに、クラブロデオのキズネタの詳細は
『特定の小役成立時に変則押しをするとBIGを揃えることが出来る』
という、一見すると聞こえが良い
破壊的な効果が見込めそうな攻略法なのですが・・・
※クラブロデオの通常時は押し順正解出揃う小役が成立する事が多い
・・・実のところ、この打法は完璧なものでは無くてですね
『変則押しをして揃えたBIGではJACゲームのナビが発生しない』
という特徴が有りましてですね
※通常時は変則押しをするとペナルティが発生します(金太郎などの台も同様の仕様です)
・・・攻略法で揃えたBIGは純増枚数が少ない上に
JACゲームで押し順ナビが発生しないので周囲からは悪行がバレバレになりますから
実際に効果を上げるのは難しかったのです・・・
・・・まあ、ショボい攻略プロは場末のホールで攻略打ちをしていたのかもしれませんが
当時は他にも破壊的な威力を誇るゴトですとか
リスクを負わずとも”ヒラ打ち”で小銭を稼げる機種が数多く存在していましたので
わざわざクラブロデオで”悪戯”をする人はほとんど居なかったと思われます・・・・
・・・そして、クラブロデオ発売以降のサミー系ブランドは
5号機時代になってからもディスクアップの後継機を発売し続けたのですが
皆さんがご存じの5,9号機の規定で開発されたディスクアップが発売されるまでは
ほとんどのタイトルがコケてしまっていました。

©サミー
●BIG出現率
設定1 : 1/546
設定2 : 1/508
設定3 : 1/475
設定4 : 1/446
設定5 : 1/417
設定6 : 1/388
●REG出現率
設定1 : 1/964
設定2 : 1/950
設定3 : 1/898
設定4 : 1/840
設定5 : 1/799
設定6 : 1/753
●ボーナス合成出現率
設定1 : 1/349
設定2 : 1/331
設定3 : 1/311
設定4 : 1/291
設定5 : 1/274
設定6 : 1/256
●機械割
設定1 : 95.8%
設定2 : 97.8%
設定3 : 99.8%
設定4 : 101.9%
設定5 : 104.3%
設定6 : 106.9%
※黒歴史
・・・ちなみに、5,9号機のディスクアップの演出バランスは
『若年層を取り入れるために、敢えて演出頻度を上げた』
という開発者の意図が組み込まれているのですが・・・
※フェイク演出なんかも搭載されていますね
・・・演出バランスは完全に個人の好みになるのですが
僕はボーナスタイプのパチスロを打つ時に
『何かしらのサプライズ』
を求めて打っていますので
『煽って煽ってボーナス確定』
といった風情のゲーム性よりも
『演出矛盾』
や演出無しでボーナスに当選する割合が高い方が個人的には好きなんですよね。
・・・まあ、万人受けする演出の開発は無理だと思いますので
これから発売される機種は
最低でも演出モードを選べる設計にするですとか
欲を言えば
”演出カスタム機能”
を搭載したパチスロが増えてくれると嬉しいですよね・・・
・・・あとはアレですよ。
アクロスの『ドンちゃん2』などの機種に搭載されている
『入り目確認機能』
も標準装備してほしいですね・・・
・・・なんでマッピーなどの機種にこの機能が付いていないのか?
リーチ目の確認機能は
僕の周りの人だけが重宝している機能なんでしょうかね?
・・・今回はここまでとします
それでは!
- 関連記事
スポンサーサイト


人気ブログランキングへ
