元裏プロのパチンコ・パチスロブログ

・・・さて、次は当時のホール状況の説明を。



これは今までのパチスロの歴史を振り返ると分かるのですが

多くの打ち手には

”派手なものが好きで細かい作業を得意としない”

この様な特徴が有るんですよね。





・・・まあ、そりゃあそうなんですよ。


パチスロなんてものは”遊技”ですから

お金を使って遊べれば充分ですし

苦労をせず、楽をして勝てたらさらに良いと考えるのが当たり前なんです。






・・・そして、多くの打ち手がそのようなアメリカンな思考を持つ事により

出玉性能が比較的高い4号機と


出玉が増えにくい上に

出玉の時速も遅い5号機がホールに混在していた時代には


たとえ、使われている設定が低設定ばかりでも

多くの打ち手は4号機を選んで打っていまして

ホールは莫大な利益を上げることが出来ていました。







・・・そして、ホールは4号機の機種で得た利益を

これからの時代を担っていくであろう5号機で打ち手に還元していましたので


楽しさよりも実利を取った現実的な打ち手にとっては

当時のホール状況はとても勝ちやすいものだったのです。









・・・そして、裏モノとノーマルの機種が混在していたホールでも

4号機時代の末期と同様の流れが存在していまして

そのようなお店ではノーマルの機種を

かなり甘く扱っていたという訳なんですよ。








・・・そんな中、他のパイオニア系機種とは一線を画し

撤去されるまで純潔を守り切った”シオサイ”は


4号機時代の2大攻略法である


・リプレイ外し

・設定判別


これらの技術を駆使する事によって

安定した勝利を得ることが出来たのでした。






・・・ちなみに、小役の減算値を利用した設定判別は

多くの機種の減算値に

”設定5以上から格差が設けられている”

という特徴が有りましたので


それらの機種は

”設定5以上の判別”か”設定6判別”

をする事しか出来なかったのですが・・・






・・・シオサイの減算値は


・設定1…99

・設定2～4…100

・設定5…103

・設定6…107



・・・上記のような差が設けられていますので

まあ、必要は無いかもしれませんが

細かい設定も判別する事が出来たのでした。








・・・そして、シオサイのように

各設定に減算値の差が設けられている機種として有名な機種は

”プロ御用達の機種”

という事で名が知れ渡っている名機


『イプシロン　（山佐）』


が有名ですよね。







©山佐






・・・話を戻しましょう。





・・・多くの打ち手が裏モノに夢中になっていた事によって

その煽りを受けたノーマル機種は

好条件の中、打ち続けることが出来ました。

※機械割107％程（たしか）の設定5なら、いつでも打てる感じです








・・・そして、設定判別を覚えたての時期の僕は

機械的に手順をこなすことしか出来なかったので

”減算値がリセットされる事が確定しているBIG終了後”

その時にしか設定判別手順をスタートすることが出来なかったのですが



パチスロ内部の仕組みに精通していくうちに

朝イチなどのBIG終了後ではない状況でも設定判別をする事が出来る様になりましたので

その時期の収支はかなり安定していましたね・・・






・・・実戦の様子は次回以降の更新時にでも紹介しますので

またお付き合いください・・・



それでは！

関連記事

• 【パチスロ4号機】　最も”ビタ押しの価値”が高い機種は？　その４
• パチスロメーカーの後継機に対するこだわり
• 【パチスロ4号機】　4号機のリーチを愛でるという企画
• 【パチスロ4号機】　2000年の3月に発売された名機たち　～その4～
• 【パチスロ4号機】　だんご3兄弟の思い出　（高砂：タンゴブラザー）