【パチスロ4号機】 1999年の7月に発売された機種の紹介 ~前編~
- 2022/07/12
- 19:52
・・・今回は4号機時代の思い出を紹介していきたいと思います。
1999年のパチスロシーンといえば
各メーカーが”多ライン機”や”CT機”等の付加機能を搭載した機種をリリースしていた時期でして
後に”爆裂AT機”と呼ばれる機種が発売されるのは
もう少し先の出来事になります。
・・・そして、この頃のパチスロは
パチスロの本来の楽しみである
”リール制御”や”リールと連動した演出”
が秀逸でしたので
出玉性能の面ではAT機と比べると見劣りしてしまいますが
ゲーム性の面で言えば
「この頃のパチスロが一番面白かった」
という打ち手も非常に多いのであります。
・・・この時期に発売されたパチスロが後世に語られる時に
『爆発力が凄かったよね!』
という感じではなく
『あの演出がカッコいいよね!』
ですとか
『あのBGMはイカれてるよね!』
という感じで語られることが多いのが
”この時期のパチスロが一番面白かった”
というアレ(語彙)の証拠なのではないでしょうか。
・・・そんな僕が4号機時代のパチスロで好きだった演出は、といいますと。
この現象をはたして”演出”と呼んで良いのか分からないのですが
僕は4号機時代の機種のカテゴリーでは
・当たりが軽い
・”やっている感”が凄い
という2つの理由から
CT機に分類される機種が大好きだったんですよ。

©エレコ CT機 ”アステカ”
・・・そして、ここまで喋ると”通”には既にバレてしまっていると思うのですが
CT機はBIG終了後にCTと呼ばれる
”出玉加速&現状維持装置”
に突入する事が有りまして
その最中に再度BIGを引き当てると
”CT中に奏でられていたBGMがストップし静寂に包まれる”
という現象を持って
ボーナスの成立を打ち手に教えてくれるんですよ。
・・・この演出が渋くて渋くてね。
僕は派手な告知音を伴うアメリカンな演出も好きなのですが
こう見えても(?)元々の趣味が奥ゆかしい部類の人間でして
派手なものよりも
”地味だけど気付いている人には価値がある”
という物に惹かれることが多いんですよね。
・・・ほら、ギタリストでもそうなんですけど
『俺めっちゃやってるぜ!』
って感じでステージ上のアピールが凄い人よりも
『微動だにせず、忙しい事をやっている』
なんて感じのギタリストの方が僕は好みなんです。
・・・そんな訳で、僕は”X-JAPAN”が大好きなんですよ。
・・・さて、話を戻しましょう。
4号機時代のパチスロ事情はそんな感じだったのですが
1999年の7月には『演出用リール初搭載機種』として
山佐から『シーマスター』が発売されました。

©山佐
【BIG確率】
設定1 1/287
設定2 1/273
設定3 1/260
設定4 1/248
設定5 1/241
設定6 1/241
【REG確率】
設定1 1/655
設定2 1/607
設定3 1/565
設定4 1/529
設定5 1/468
設定6 1/364
・・・シーマスターは”BIG偏向型のAタイプ機種”として発売されたのですが
やはり、この機種の最大のウリと言うと
先ほども申し上げたように
『演出用4THリール搭載機』
という事でして
当時の打ち手は
シーマスターが繰り広げる画期的な演出に夢中になっていました。
・・・シーマスターはよく出来ている台でしたね。
というのも、この時期に発売された機種のほとんどは
”技術介入至上主義”
とでも言いましょうか・・・
・・・とにかく、当時のパチスロは
小役を取りこぼす事を前提に設計されていると言いましょうか
中にはメイン小役でさえも取りこぼしの可能性がある機種も存在していまして
初心者には敷居が高いという一面も有ったんですよ。
・・・ちなみに、6号機でもリメイクされている
”ハナビ”や”クランキーシリーズ”のメイン小役は
4号機時代はしっかりと(?)取りこぼす事が出来るのです。

©ユニバーサル クランキーコンテスト
※全役に取りこぼしポイントがある上に
BIG中はフリー打ちをしてしまうと獲得枚数が300枚を切る事も。(その他の機種は400枚前後)
そんな訳で、コンテストは(理論上)適当打ちでは設定6でも勝てません。
・・・そんな感じで
4号機時代のほとんどのパチスロは不親切とも言える設計だったのですが
その反面、シーマスターは多くの打ち手を受け入れる為でしょうか?
本機ではメイン小役である”ベル”に取りこぼしポイントが無い上に
”チェリーとオレンジが同一フラグ”
という役構成になっている事から
従来の機種よりも
少しだけ、小役の取りこぼしの心配が無くなっているのです。
・・・さらに、シーマスターは
ボーナス成立後に告知が発生する可能性がある事と(ジャキーン)
筐体から醸し出されるポップな雰囲気で
年齢層の高い打ち手を取り込む事に成功しました。
・・・そんな訳で、当時のホールでは
シーマスターの設定配分は甘くされている事が多かったので
根っからのゲス野郎の僕は
お年寄りが捨てた期待値を拾う生活をする事で
シーマスターには大変お世話になりました・・・
・・・長くね?www
・・・とりあえず次の機種の紹介を。
『櫻 (マックスアライド)』

©マックスアライド
【BIG確率】
設定1 1/315
設定2 1/293
設定3 1/273
設定4 1/256
設定5 1/241
設定6 1/238
【REG確率】
設定1 1/655
設定2 1/585
設定3 1/528
設定4 1/482
設定5 1/443
設定6 1/358
※数値はノーマルのものです
・・・続いて紹介する機種は
『全力!新井戸』
でお馴染み、マックスアライド社が開発した
『櫻』
の紹介です。
・・・この機種の特徴は
・セグによるチャンス予告
・揃えるBIG絵柄次第のツインBIG搭載
こんな感じの設計になっていまして
簡単に言うと(?)”風神・雷神”と似たゲーム性のノーマル機種になっています。
・・・そして、お察しの通り
マックスアライドから発売されただけあり(失礼)
当時はこの機種を『裏モノ』として運用するホールがほとんどでした。
・・・ちなみに、この機種の裏モノの特徴というと
機種名の”櫻”から分かりますように
『チェリー前兆方式の裏モノ』
が設置されている事が多かったのですが
どうやら、地域によっては”状態モノ”の設置も有ったようですね。
・・・そして、当時の僕は
櫻の特別な攻略要素を知らなかったので
この機種を打ち込むことはなかったのでした・・・
『ビーバーX (山佐)』

©山佐
【BIG確率】
設定1 1/328
設定2 1/303
設定3 1/283
設定4 1/264
設定5 1/248
設定6 1/241
【REG確率】
設定1 1/655
設定2 1/607
設定3 1/565
設定4 1/529
設定5 1/497
設定6 1/364
※イージーマックス方式のプチ大量獲得機
・・・次に紹介する機種は
山佐の”ビーバーX”になります。
・・・この機種の世間の評判は
きっと”クソ台”として認定されている事でしょう。
僕の意見としても
正直なところ”なぜビーバーをモチーフにしたのか?”という点には疑問が残りますし
(HIDEか?HIDEなのか?)
この機種のゲーム性としても
『従来の山佐機種で擦り尽くされたもの』
が搭載されているだけですので
”集大成”と言ってしまうと聞こえが良いのですが
この機種からはそんな厳かな雰囲気はとても伝わってきませんでした。
~FIN~
『スパーク (ベルコ)』

©ベルコ
【BIG確率】
設定1 1/227
設定2 1/212
設定3 1/202
設定4 1/192
設定5 1/184
設定6 1/170
※Bタイプ? 顔はカッコいい。
『ジェイズビクトリー (タイヨー)』

©タイヨー
【BIG確率】
設定1 1/315
設定2 1/303
設定3 1/287
設定4 1/264
設定5 1/248
設定6 1/241
【REG確率】
設定1 1/655
設定2 1/630
設定3 1/607
設定4 1/585
設定5 1/565
設定6 1/482
・・・続いては2機種連続の紹介になるのですが
スパークの方は”いつものベルコ!”以上です。
そして、ジェイズビクトリーの方は全く知らなかったので
ネット上でこの機種の情報を軽く検索してみたのですが・・・
・・・どうやらこの機種は”サッカー”をモチーフにした機種みたいでして
お察しの通り各地で裏モノとして稼働をしていた事も
併せて発覚してしまいました。
・・・最後に紹介した2機種はマイナー感が過ぎるので
実際に打ったことがある人も少ないかと思われます・・・
・・・という訳で、前半戦はここまで。
暇な人は後半戦も見てやって下さいね・・・
それでは!
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