【パチスロ4号機】 最凶のネズミ オリンピア 『キングオブマウス』 の思い出。
- 2022/06/27
- 21:34
・・・4号機時代の”パチスロメーカーTOP3”というと
多くの人は
・山佐
・アルゼ
・サミー
上記の3つのメーカーの名前を挙げると思います。
・・・しかし、4号機時代には
それらのメーカーを追随する二番手集団のメーカーも
ヒット機種を次々に発売していまして
特に、4号機末期のストック機が全盛の時代には
”オリンピア系機種”
の活躍には目を見張るものが有りました。
・・・そして、オリンピアは4号機時代の末期に
『パトランプ搭載ストック機』
を発売し
”NEW島唄”や”南国育ち”などの機種が大ヒットしたことで知られていると思うのですが

©オリンピア NEW島唄 ※2005年設置開始

©オリンピア 南国育ち ※2004年設置開始
・・・当時のオリンピアは”光り物系機種”のヒット以外にも
斬新なゲーム性を搭載した機種をたくさん開発していまして
『秀樹に夢中』
などの台がバラエティーコーナーを賑わせてくれていましたね。

©オリンピア ※2005年設置開始 (保通協における型式名は『ビービージャック』)
・・・さて、そんなオリンピアが誇るストック機の特徴は
山佐が”ゲーム数解除のストック機”の開発を得意にしていたのに対して
オリンピアは”モード式ストック機”を軸にして開発を進めていました。
・・・ここでストック機のゲーム性を簡単に説明します。
ゲーム数解除のストック機というのは
『あらかじめ決められたRTの終了ゲーム数に向かって遊技を進める』
という仕組みの台でして
”RTの終了と共にボーナスを揃えることが出来る”
という内部の仕組みでボーナスの放出を行っています。
・・・そんなゲーム数解除のストック機を代表するパチスロと言えば
山佐の『キングパルサー』になるでしょう。

©山佐 キングパルサー
・・・そして、モード式のストック機は
『RTの最大ゲーム数は決められているが、自力抽選でのRT解除をゲーム性の軸にしている』
こんな感じのゲーム性になっていまして
モード式のストック機ではレア小役の成立などを契機にして
”RTの終了=ボーナスの放出抽選”
を行っていまして
山佐で言えば『メフィスト』が
”比較的早い段階で発表されたモード式のストック機”
としては有名かもしれません。

©山佐 メフィスト
・・・ってか、なぜ山佐で例えたのか自分でも分からないのですが
まあそこは良しとしましょう。
ちなみに、モード式のストック機には
『大連チャンモード』
が搭載されている事が多いので
比較的、出玉の波が荒い傾向になっています。
・・・そして、初のサイレントストック機である
『スーパーリノ』
の発売以降
各メーカーは技術的な進歩を続けていきまして
モード式とゲーム数解除を組み合わせた
革新的なゲーム性の台が開発されて行くことになるのですが・・・
・・・そのお話はまた今度にする事にしまして
今回はオリンピアを褒めちぎる方向で記事を進めていきましょう。
・・・そんな訳で(?)
モード式のストック機の開発はオリンピアの”お家芸”になっていくのですが
彼らが開発した台は本当にアイディアに溢れていまして
当時の打ち手は
どんどんと脳を焼かれて行くのでした。
・・・まず、オリンピアは人類に
『パトライトが光ると良いことが有る』
という事を刷り込みました。
・・・この罪は本当に業が深いものでして
後のパチンコ界に与えた影響は計り知れません。
・・・そして、さらにオリンピアは革命を続けていきます。
オリンピアが次に取った手法は
『滞在モードを可視化』
させまして
『モードを獣化させてレースにエントリー
➡レースの結果でモード移行を告知する』
などという、昨今の世知辛い世の中では動物虐待とも言われかねない
『パチスロと競馬を組み合わせる』
という悪魔的な発想で
打ち手をオリンピアの虜にしました。(誇張表現)

©オリンピア 目指せドキドキ島 ※キリン=ジラフと僕に教えてくれた教養溢れる台
・・・とにかく、4号機時代にオリンピアが開発したストック機は
他のメーカーとは一線を画す
斬新なゲーム性の台が多くてですね
(オバケの台とか、虚弱体質のお魚の台とか)
当時の僕は
オリンピアには大いに楽しませてもらったんですよ。
・・・そんなオリンピアは4号機の末期中の末期に
出玉規制の強化から
各メーカーが低い機械割の台をリリースし続ける中
当時としては破格のスペックを誇る
『キングオブマウス』
という台をリリースします。

©オリンピア キングオブマウス ※2006年設置開始
【ボーナス出現率】
設定1 1/492.9
設定2 1/467.6
設定3 1/434.6
設定4 1/401.8
設定5 1/356.8
設定6 1/299.2
設定1 1/978.3
設定2 1/920.3
設定3 1/853.9
設定4 1/792.8
設定5 1/708.0
設定6 1/589.6
【機械割】
設定1 94%
設定2 96%
設定3 101%
設定4 106%
設定5 114%
設定6 129%
・・・キングオブマウスと同時期に発売され
ホールの主力機種だった『秘宝伝』の設定6の機械割が
”約112%”
だったことを踏まえると
キングオブマウスの設定6の機械割である
”129%”
が当時の台としては
機械割が頭一つ飛び抜けていたと分かりますね。
・・・そして、キングオブマウスのゲーム性の特徴は
・モード+ゲーム数解除方式
・主役は銭形を意識した”4G連”モードを搭載
・REG放出時はモード移行抽選をしていない
・REG後は天井が260G
・通常時に純ハズレ(1/32768)を引くとキングオブモードに突入する。(80%ループ)
・・・上記のような仕組みになっていまして
REGが放出された後の仕組みから
当時は格好のハイエナの標的になっていました。
・・・さらに、キングオブマウスは液晶を搭載していたのですが
液晶上で繰り広げられる演出は
”粗悪”
としか言いようが無いものでして
当時の僕は
『神様が出現すれば良いんでしょ?』
的な、雑な扱いをしていました。

※通常時はボーナス確定、ボーナス中は連モード確定
・・・そんなキングオブマウスと僕の思い出は
やはり、ハイエナで触る事が多かったですね。
というのも、キングオブマウスのホールからの扱われ方は
どこのお店も”メイン機種”と呼ぶにはほど遠い
『バラエティーコーナー設置機種』
的な扱いをしていましたから
当時としては破格のスペックを誇るものの
ホール側としては
”高設定を使った”
というアピールに乏しく、コスパが悪いキングオブマウスには
どこのお店でも
高設定の使用頻度が少なかったんだと思われます・・・
・・・しかし、キングオブマウスは
たとえ低設定でも”キングオブモード”の存在により
『ハイエナをしつつ純ハズレの成立を待つ』
という手法だけで
かなり甘く立ち回る事が出来ました。
・・・まあ、扱い方が悪いと大変なことになるんですけどね。
というのも、キングオブマウスは
通常モード以下に滞在している時のゲーム数解除には
『ボーナスの半数は1000G以上のゲーム数で放出される』
という特徴が有るんですよ。
※最大天井=2052G
・・・そして、その代わりと言うと語弊が有るかもしれませんが
キングオブマウスは
”他の機種よりもチャンス目解除をしやすい”
という特徴も併せ持っているのですが・・・
・・・チャンス目解除の確率が優遇されているのは高設定だけでして
低設定の台を打つと”空気”以外の何物でもないんですよwww
・チャンス目出現率
設定1 1/173.4
設定2 1/173.6
設定3 1/176.3
設定4 1/174.6
設定5 1/183.2
設定6 1/183.9
・チャンス目解除率
設定1 1/11.1
設定2 1/19.9
設定3 1/9.8
設定4 1/17.1
設定5 1/8.4
設定6 1/5.8
・・・そんな訳で、平常営業時の
”低設定濃厚のキングオブマウス”
を打つ時は
REG放出後の台以外を触ると危険ですので
当時の僕は打つ台の選定をかなり厳しくしていたんですよ。
・・・まあ、そんなショボい立ち回りでも
当時の僕は”最強モード”に数回突入したことが有りまして
キングオブマウスにはかなり美味しい思いをさせてもらったと記憶しています。
ちなみに、キングオブモード滞在時は
・通常モードAへ
1.95%
・通常モードBへ
1.95%
・ハマリモードAへ
1.55%
・ハマリモードBへ
1.55%
・連チャンモードAへ
6.25%
・連チャンモードBへ
6.25%
・キングオブモードへ
80.5%
上記のようなモード移行率になっていまして
かなり薄いながらも”単発”の可能性が有るんですよ。
・・・そして、振り分けが存在する以上
単発を喰らってしまう人も勿論居る訳でして
僕の幼馴染でありパチスロ仲間である
N君が初めてのキングオブモード突入時に単発を喰らったような・・・
・・・2連チャンだったかな?
なにしろ、彼は
僕の身内で一番キングオブマウスが好きでかなり打ち込んでいましたから
最強モードがショボ連で終了したことに怒りまくっていた事を覚えています。
※なんなら、数少ない設定狙いはN氏のワガママによるものです
・・・まあ、そんな感じです。
キングオブマウスは爆連モードに突入すると
モード自体のループ率が高い上に
同モードから転落しても
連チャンモードに移行する事も有りますし
チャンス目による自力解除抽選も常に行われていますから
それらの要素が上手く絡み合った時には
とんでもない大量出玉を獲得できる可能性があります。
・・・しかし、そんな夢のあるスペックのキングオブマウスで
僕が獲得した生涯の最高出玉は
”およそ7000枚”
たったそれだけの物なのです・・・
・・・僕は大量獲得機のストック機はどうも苦手なんですよね
ってか、モード移行が下手なんですよ。
そんな僕は吉宗もぶっ壊したことが有りませんし(腐るほど打った結果、最高差玉は1万枚位っす)
エノカナも苦手でしたし
銭形もオートマチックも苦手でした。
・・・ってか、よく考えたら
711枚獲得機種よりもキンパルで獲得した差玉の方が凄いんですけどwww
キンパルの設定6って
・ストックしたボーナスは全部吐き出す事が出来る
・という訳で、既にストックされていたボーナスの分だけ出玉的に得をする
・BIG中のハズレが極端に少ないのでBIGの獲得枚数が多い
というスーパーAタイプみたいな仕様なんですよね。
「・・・11000枚。」

※トーカ堂
・・・それが僕が獲得したキンパルの最高差玉です。
・・・相性って、確実に有りますよね。
そして、それはオカルトでもなんでもなく
僕の考えでは
”打つ為のサイクルが大当たり周期の乱数と同期しにくい”
という事が原因で
相性というアレ(語彙)が発生していると思っています。
※上手い人は同期しているんだね、きっと。
・・・あ、笑いました?www
良いんですよ、知らない人はそれでも。
でもね、僕は過去に
”体感機で大当たりの乱数を捕まえる”
という試みを行っていまして
(過去の)遊技台の乱数の配置や
乱数の進むスピードなんかの知識はそこらの人よりは有りますからね?
・・・僕はたまに”オカルト”じみたことを言いますが
そんな異次元な発言をする時は
最低でも、遊技台の基礎的な知識が全て頭に入っている状態で
それでも説明が付かない事が起きた時などに言うようにしていますから
まんざら、荒唐無稽な出鱈目を言っている訳では無いのですよ・・・
・・・ほら、近い所で言うと番長3のアレコレも
新台導入の3日後には発信していましたし
過去にはゴトの手順を考案した事も有りますからね!
・・・まあ、良いんですよ。
誰もキズ付ける事が無い
損をしないオカルトはパチスロを楽しむためのスパイスになりますから
皆さんも、自分なりの楽しみ方を見付けましょう・・・
・・・今回はここまでとします
それでは!
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