【パチスロ4号機】 1999年6月に発売された4号機の名機たち ~前編~
- 2022/06/01
- 12:08
・・・今回は4号機時代の思い出を紹介していきたいと思います。
1999年6月のパチスロ事情を一言で表すならば
『超絶技術介入』
ってところですかね。
・・・4号機時代のパチスロには
『目押しを駆使する事によって機械割が跳ね上がる機種』
という物が多数存在していたのですが
この時期に発売されたパチスロには
4号機時代の技術介入機種の代表格と言える機種が2つも存在していまして
上記の理由から
1999年の6月は”超絶技術介入期”と呼んで間違いないと思われます。
・・・そんな訳で今回からは
1999年の6月に発売されたパチスロを前編と後編に分けて紹介していきますので
お時間がよろしい方はお付き合いください・・・
・・・それでは、1機種目を紹介します。
『キンバリー30 (パイオニア)』

©パイオニア
【BIG確率】
設定1 1/273
設定2 1/264
設定3 1/256
設定4 1/248
設定5 1/240
設定6 1/240
【REG確率】
設定1 1/655
設定2 1/655
設定3 1/655
設定4 1/655
設定5 1/546
設定6 1/364
【機械割】
設定1 93.8%
設定2 96.0%
設定3 98.2%
設定4 99.9%
設定5 103.6%
設定6 108.2%
・・・1機種目に紹介するのは
パイオニアが誇る”黒ひげ”キンバリーです。
・・・キンバリーのスペックを一言で表すなら
『BIG偏向型のジャグラースペック』
といった所でしょうか。
・・・4号機時代の完全告知機のスペックには
『低設定域はREG確率が低い上に設定差が無い』
という特徴を持った機種が多かったですね。
そして、これらの機種はそんな特徴から
”REGの回数が多いと高設定の可能性が上がる”
と、言われていました。
・・・それもそのはず、キンバリーを代表とするBIG偏向型スペックの機種では
設定6と設定1を比べるとREGの確率が倍ほども違いますからね。
そして、多くの打ち手はその法則を5号機以降の台にも持ち込んでいますが
5号機以降のノーマルタイプの機種のの低設定域のREG確率は
4号機時代の同機種の設定5くらいの数値ですので
現在ホールに設置されている機種では
昔の台と同じようなREGの感覚で設定を推測すると火傷をしてしまいます。
・・・さて、4号機時代のAタイプの機種のお話をしてきましたが
先ほどまで僕が熱弁していたお話は
あくまでも、改造を施されていないノーマル台のお話ですから
各地で裏モノ化が進み猛威を振るったキンバリーには
残念ながら、当てはまる事はありません・・・
・・・キンバリーはその怪しい見た目が表しているように
裏モノの中でも”吸い込みが激しい機種”として暴れ回っていたのですが
激しい吸い込みとは裏腹に
度を過ぎた猛爆の噂を最後まで聞いた事はありませんでした・・・
・・・ちなみに、キンバリーは告知ランプがカッコイイこともさることながら
採用されているBGMもかなり素晴らしい部類の台ですので
興味がある人は動画を確認してみると良いと思います。
⇩以下YouTubeより
※古き良き時代のMAXの歌が始まりそうな前奏ですよね!
・・・それでは、2機種目を紹介していきましょう。
『アキンド (エマ)』

©エマ
【BIG確率】
設定1 1/298
設定2 1/284
設定3 1/264
設定4 1/253
設定5 1/243
設定6 1/237
【REG確率】
設定1 1/661
設定2 1/514
設定3 1/441
設定4 1/420
設定5 1/394
設定6 1/356
・・・エマというパチスロメーカーは
ビガーなどの名機を輩出したメーカーとして有名ですね。
しかし、正直なところ
僕は”アキンド”の事を何も知らないどころか
ホールに設置されている所を見た事もありません。
・・・同時期にエマから発売された機種としては
”カリオカ”
などの裏モノ化された機種が存在していましたので
比較的ポップな見た目のアキンドも
ホールでは裏の人格で活躍していたものと思われます・・・
・・・さて、続いての機種を。
『ファンキービートル (大東音響)』

©大東音響
【BIG確率】
設定1 1/287
設定2 1/273
設定3 1/256
設定4 1/241
設定5 1/241
設定6 1/241
【REG確率】
設定1 1/529
設定2 1/529
設定3 1/529
設定4 1/529
設定5 1/410
設定6 1/315
・・・うん、知らないねwww
ファンキービートルが発売される前までの大東音響は
キングガルフやリズムボーイズを世に送り出した神メーカーだったのですが
時が進み、リズムボーイズマスターを開発したころには
リズムボーイズマスターのコケっぷりから同メーカーへの注目度は下がっていき
メーカーの位置づけも定位置に戻ってしまっていたんですよ。
・・・ちなみに、ファンキービートルの動く姿はYouTube上で見ることが出来るのですが
動画を少しだけ自分の目で確認してみた所
マジで、何の見所もない機種だと感じました。
※個人の感想です
・・・さて、次の機種へ行きましょう。
『ダイナマイト (IGT)』

©IGT
【BIG確率】
設定1 1/298
設定2 1/287
設定3 1/278
設定4 1/264
設定5 1/252
設定6 1/241
【REG確率】
設定1 1/512
設定2 1/468
設定3 1/443
設定4 1/420
設定5 1/400
設定6 1/364
※技術介入なし時の設定1の機械割=94% 設定6の機械割=108%
・・・お待たせ致しました。
超絶技術介入機ダイナマイトの登場です。
・・・僕はダイナマイトの新台入れ替えに参加をしたのですが
その時の僕はダイナマイトに
『斬新なボーナス告知を搭載している』
という印象を持っていただけでした。
・・・そんな訳で(?)僕は友人と自転車を漕いで
地元から1駅離れたホールまで向かったのですが
実戦では大した結果を残せなかった上に
ダイナマイトの告知の前評判である
『離席後に告知が発生することが有る』
というアレ(語彙)を気にしてしまい
打つ事を止めた後に何度も後方を確認してしまいました。
・・・そして、導入後しばらくすると
なんとダイナマイトは目押しを駆使する事によって
最大で8%ほど機械割が上昇する事が発覚しましたので
当時のニートたちはその事実に色めき立ったのでした。
・・・ちなみに、ダイナマイトの技術介入は
『通常時とBIG中に複合役を奪取する』
という事の他に
『BIGも複合揃いで揃える』
という物でしたね。
※要ビタ押し
・・・そして、当時は目押し自慢がダイナマイトをこぞって打っていた訳なのですが
ハンチク(死語)な打ち手はビタ押しを成功させる事に意識を持って行かれてしまい
上手な打ち手と比べると
『通常時の消化数が7割ほどに留まってしまう』
という現象が多発しました。
・・・これでは本末転倒ですよね。
ちなみに、ネット上には
『九時間半ほどの実戦で4500回転しか消化できていない』
というデータが転がっているのですが
これはかなりキツイ部類の実戦データと言えるでしょう。
※時間当たり500回転以下はマズいですよね。
・・・通常時の回転数を稼げないという事は
その分、台のポテンシャルを発揮できていないという事ですから
”人為的な欠損”
と呼んで差し支えない、勿体ない行為であると思います。
・・・そして、この時代の僕はダイナマイトを打ったのか?
と言いますと・・・
・・・まあ、打たないですよねwww
というのも、ダイナマイトは設定6をフル攻略したとしても
その機械割はたかが120%くらいの物でしょう?
そして、打ち手がノーリスクで勝つ事が出来るダイナマイトには
ホール側は高設定を投入することが少なかったので
当時の僕は機械割が110%ほどのダイナマイトしか打つ事が出来なかったんですよ。
・・・で、その隣に機械割が140%程の可能性がある機種が存在していたとしたら
皆さんはどっちを打つと考えますか?
って事なんですよね。
・・・正直なところ、ハイスペック機種の高設定が設置されていた当時のホール事情で
目押し系の機種で機械割が115%くらいの機種を狙うなんて行為は
”負け犬の発想”
でしかありませんでしたし
当時、僕の知り合いののトッププロたちは
そんな安い台を追い掛けるヨゴレは存在していませんでした。
・・・毎日のようにダイナマイトを打つよりも
1週間に1回、機械割の高い台の設定6を打って
空いた時間に他の事をする方が期待値が高いですからね・・・
・・・まあ、高設定の台を取ることが出来ないなら
安い台をコツコツ打つのも良いのかもしれませんが。
・・・まあ、そんな感じです。
ダイナマイトの技術介入には
”簡単&設置が多い”
という特徴が有ったのですが
他の攻略系機種に比べると技術介入の効果が薄かったので
攻略系機種としてのダイナマイトの位置づけは
”中の下くらい”
といった所でしょうか?
・・・まあ、ダイナマイトの攻略は
”通常時に複合役を取得する”
という物だった上に
ダイナマイトには
”小役カウンターが搭載されている”
という特徴がありましたので
攻略の効果が薄いのもしょうがないかと思われます・・・
・・・今回はこんな感じです。
次回の更新で紹介する機種は
ダイナマイトの技術介入の倍ほどの効果が有る機種を紹介しますので
お時間がよろしい方はお付き合いください・・・
それでは!
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