【パチスロ4号機】 名機『オオタコスロ』の思い出
- 2022/05/08
- 18:49
・・・今回は4号機時代の思い出を紹介していきます。
1990年代後半のパチスロシーンは
ホールに設置されている機種のほとんどが
”ノーマルAタイプorBタイプ”
という事でしたので
それらの機種のBIG確率は
設定がどんなに低くても1/300程の確率だったんですよね。
・・・しかし、2000年付近になると
大花火をはじめとした”大量獲得機”が設置されはじめまして

©アルゼ
・・・大花火を代表とする大量獲得機たちのBIG確率は
”設定1で1/430”
という、低確率でしたから
その頃の打ち手は
波が荒い新基準機にすぐ順応する人も居れば
パチスロの醍醐味でもある
”ボーナスが成立する瞬間”
をたくさん味わうために
ノーマルAタイプの機種を打ち続ける人も居たのです。
・・・そして、アルゼは大花火をリリースする事で
”大量獲得機戦争”
の行方を一歩リードする事が出来ていたのですが
その頃のアルゼの開発陣は単純というか、なんというか
『大花火=ヒット機種である”ハナビ”を大量獲得機にし、名前にも”大”を付ける』
という図式がヒットしたからなのでしょうか?
・・・とにかく、当時のアルゼ社は
大花火の他にも
『過去の名機の機種名に”大”をつけ、大量獲得機としてリリースする』
という試みを行いました。
・・・そして、その機種こそがタイトルにもある
『オオタコスロ』
なのです。

©アルゼ オオタコスロ ※2002年設置開始
【基本スペック】
設定1
BIG:1/496
REG:1/1260
設定2
BIG:1/455
REG:1/1260
設定3
BIG:1/431
REG:1/1260
設定4
BIG:1/399
REG:1/963
設定5
BIG:1/364
REG:1/819
設定6
BIG:1/287
REG:1/744
※AT機能搭載 (AT=1回当たり100枚の増加)
・・・オオタコスロが発売した時期には
既にAT機やシフト持越し機能を搭載した機種がホールに存在していたのですが
そんな時代に発売されたオオタコスロは
『考えられる、全ての要素を詰め込んだ情報量の多い台』
としても有名な機種でした・・・
・・・それではここで
オオタコスロに搭載されていた機能を紹介していきたいと思います。
・鉢巻リール
・シフト持越し機能
・大量獲得機 (1BIG=平均600枚)
・AT機能 (押し順ナビ、1セット35G・純増3枚)
・天井機能 (2段階)
・・・いや~、危ない。
もしもオオタコスロにストック機能が搭載されていたとしたら
他の台を打つ理由が無くなってしまいますね(棒読み)。
・・・オオタコスロには上記のような感じで
色々な機能が詰め込まれていたのですが
実は、オオタコスロは
”大量獲得機”
という部分がゲーム性のほとんどでした。
というのも、オオタコスロのAT機能は
”突入させて持ちコインを増やす”
という要素よりも
『突入率と連チャン回数で設定を判別する』
という部分で役に立つ事が多かったんですよ。
・・・オオタコスロのATの突入ルートは
・通常時の抽選
・BIG中の抽選
・天井到達時の抽選
こんな感じの作りだったんですよね。
・・・そして、オオタコスロのAT抽選は
”天井到達時以外はスイカの成立”
を契機にして行われるんですが
スイカ確率と、ATの突入確率は以下の通りになっています。
【スイカ確率】
通常時:1/202
ビッグ中:1/128
【AT抽選確率】
[通常時]
設定1:1/256
設定2:1/256
設定3:1/64
設定4:1/32
設定5:1/64
設定6:1/4
[ビッグ中]
設定1:1/32
設定2:1/32
設定3:1/4
設定4:1/2
設定5:1/4
設定6:1/1.008
・・・どうです?
控えめに言って、バカじゃありませんか?www
・・・そうなんです。
オオタコスロは低設定と高設定では
まるで別のゲーム性になっているんですよ。
・・・そんな訳で、当時のホールでは
自分が打っている台以外の台がATに突入すると
完全にマークの対象になりますよね。
オオタコスロの設定6は本当に分かりやすいので
強いイベントの時には大変お世話になりました。
・・・ちなみに、オオタコスロの天井は
【第1天井】
ストレート1000G~1499G間ハマり時にBIGが成立すると
BIG終了後にATが1回付いてくる。
※チェリーで発動
【第2天井】
ストレートハマり1500Gで到達。
潜伏後、ATが6連チャンする。
・・・こんな感じの仕様になっています。
・・・そして、当時の僕とオオタコスロの付き合い方は
完全に”天井狙い要員”ですよね。
だって、オオタコスロを打つくらいなら
同時期にホールに設置されていた
ハードボイルドを打っていた方が夢がありますからね・・・
・・・僕とオオタコスロの付き合い方はそんな感じだったのですが
天井狙いをしていると
予期せず高設定の台を拾える事も有ったので美味しかったんですよ。
オオタコスロのBIG確率は 設定4でも1/399ですので
たとえ中間設定を投入しても
そこそこの割合で天井までハマることが有るんですよね。
・・・そして、天井狙いをしている最中に
BIG中のスイカからATに突入し、高設定にたどり着く・・・
・・・なんて事も、たまにありました。
・・・ちなみに、オオタコスロの機械割は
・設定1=93%
・設定4=106%
・設定5=116%
・設定6=140%超え?
こんな感じになっていますので
もしも設定5をツモることが出来ると、まあまあ美味しかったんです。
・・・まあ、もしも天井以外の契機でATに突入したとしても
逆に痛い目を見る事も有るんですけどね。
オオタコスロの低設定のAT突入確率は低いのですが
まるっきり抽選していない訳ではないですから・・・
・・・特に、BIG中のスイカからのAT突入確率は
設定1でも1/32ですから
過度な期待は禁物なのです・・・
・・・皆さんはオオタコスロはお好きでしたか?
僕は正直なところ嫌いです。
僕の周りの元パチプロのオオタコスロの評価は高いのですが
それはきっと、設定判別が簡単でしたから
その面で 思い出が補正されているんだと思います。
・・・だって、つまらねえもの!
なんだよ!あのスタート音!
”ごっつええ感じ”じゃねえか!
※個人的な見解です
・・・ふう。
今回はここまでとします
それでは!
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