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【パチスロ5号機】 5号機の名機 ~AT機編~




全国のほとんどの地域では

2022年1月をもって5号機の認定期限が切れたことを受けて

長く続いた5号機の時代が終焉を迎えることになりました。



パチスロの5号機の歴史は2005年から始まりましたので

実に18年間という長きに渡って5号機は稼働を続けていたことになり

これはパチスロの歴史の中でも最長という事になります。




・・・ちなみに、5号機以前のパチスロは



・0号機 ~1985

・1号機 1985~1988

・2号機 1988~1990

・3号機 1990~1992

・4号機 1992~2006



上記の期間 内規が適用されていました。




しかし、4号機末期の”みなし機問題”と呼ばれる

”パチスロジェノサイド”

が行われるまでは、開発的な問題は有ったものの

今までに発売されたパチスロのほとんどをホールに設置する事が出来ていました。



・・・そんな点も踏まえて

4号機の時代は面白かったと語られている訳です。





・・・なにしろ、当時のホールでは爆裂AT機も打つ事が出来ますし

気分次第では過去の名機も打つ事が出来たのです。




パチスロ画像 ユニバ 3号機 アメリカーナマグナム
©ユニバーサル アメリカーナマグナム 3-1号機 ※1990年設置開始






・・・そして、4号機時代のホールのラインナップは

現在のホールのように画一化されたものではなく


最新機種を数多く導入するお店もあれば

過去の名機を大事に使っているお店もありましたので


当時の打ち手には

”打ちたい機種によってお店選びをする”

そんな楽しみも有ったのでした。







・・・さて、パチスロの歴史を簡単に振り返ってきましたが

5号機の時代が終わりを迎えたという事で

今回は5号機時代に発売された名機を振り返っていきたいと思います。



そして、先ほども申し上げましたように

5号機という時代は大変長い歴史がありますし


AT機とノーマルタイプの台を比べるのは

基本的な仕組みは似ているものの

サッカー選手とフットサル選手の優劣を決めるくらいに難しい事ですから


当ブログでは

レギュレーション別に名機を振り返っていきたいと思います。






・・・まあ、発売された時期によっても有利不利があると思うのですが

そこには目をつぶっていきましょう。



そんな訳で今回は

まず、5号機のAT機&ART機の中で個人的に好きだった台を紹介していきますので

皆様の思い出と比べながら見て行ってください・・・









・・・それでは1機種目を。





『魔法少女まどか☆マギカ』




パチスロ画像 5号機 アルゼ 初代まどか
©アルゼ 魔法少女まどか☆マギカ ※2013年10月設置開始




【基本スペック】

設定 ボーナス合算 ボーナスART合算 機械割

1 1/217.9 1/155.7 97.9%
2 1/208.3 1/149.2 99.0%
3 1/200.7 1/141.9 101.9%
4 1/193.6 1/132.4 106.3%
5 1/185.5 1/123.5 111.2%
6 1/178.5 1/112.1 116.2%

※ベース30G  純増2,2枚





・・・まずは初代まどかを紹介します。


初代まどかは本来ならば

”量産型番長スペック”

という台で終わってしまったはずの台なのですが


本機に搭載された独自のシステムである

”穢れシステム”

ですとか


大量上乗せの夢があるものの、比較的容易に突入する上乗せ特化ゾーンである

”ワルプルギスの夜”

等の存在でユーザーからの支持を得ました。






・・・特に、穢れシステムが後のパチスロに与えた影響は大きく

”聖闘士星矢シリーズ”

にも似たようなシステムが導入されることになります。






・・・さらに、初代まどかは

それまでにパチスロをあまり打っていなかった

”若年層・オタク層・女性層”

これらの人材をパチスロ界に引きずり込む事に成功するのでした。






・・・そして、僕と初代まどかの関係性はと言いますと


当時は設定判別が容易で、出玉性能が高い

”バイオハザード5”

がホールに設置されていましたので

導入後すぐに まどかを打つという事は無かったのですが・・・





・・・まどかは導入後しばらくしてから じわじわと稼働を伸ばしていき

それに比例する形でホールからの扱いも良くなっていきましたので


それまでは萌え系のアニメを題材としたパチスロが苦手だった僕なのですが

仕方なしにまどかを打ち始めると・・・






・・・思ったよりもしっかりとしていた前兆システムですとか

まどかの演出面が物凄く気に入りまして

すぐに大好きなパチスロになっていきました。



・・・本当に喰わず嫌いはダメですね~。





・・・そして、初代まどかの例もそうなのですが

長い期間ユーザーに打ち続けられていくパチスロは


メディアなどにごり押しされ前面に押し出された機種ではなく

”ユーザー間の高評価を得て、じわじわと稼働を伸ばしていく機種”

という事は歴史が証明している事ですので


デビュー後すぐのネットの評判なんてものは

気にする必要が無いという事もまどかが教えてくれました。



導入後すぐに

その台の本当の面白さに気付けるはずが無いですし

個人的にはそんな台は底が浅いとさえ感じます。




・・・なんにせよ、初代まどかは

ノーマルタイプの台以外で実機の購入を検討した数少ない台なのであります。









・・・さて、次の機種を紹介しましょう。


だんだんと様子がおかしくなりますが

しっかりと付いて来てください。






『銀河英雄伝説』



パチスロ画像 5号機 銀河英雄伝説
©アルゼ 銀河英雄伝説 ※2009年設置開始



【基本スペック】

■ビッグ合算確率
設定1:1/297.9
設定2:1/297.9
設定3:1/297.9
設定4:1/297.9
設定5:1/287.4
設定6:1/268.6

■ART初当り確率
設定1:1/442.3
設定2:1/327.0
設定3:1/412.7
設定4:1/253.3
設定5:1/360.2
設定6:1/181.5

■機械割
設定1:97.1%
設定2:99.2%
設定3:102.1%
設定4:106.1%
設定5:111.0%
設定6:119.6%




・・・2機種目に紹介するのは

アルゼから発売されたハイスペック機”銀河英雄伝説”です。






・・・この機種は本当にすごい台なんですよ

ってか、オーバースペックと言っても良いのではないでしょうか?



・・・というのも

銀河英雄伝説の内部状態はとっても複雑な仕組みになっているのですが

当時でも 銀河英雄伝説の内部仕様を

完璧に把握している打ち手はいなかったのではないでしょうか?



ってか、僕も内部仕様を完璧に把握していない人間だったのですが

そんな事を知らなくても設定判別は出来ましたし

なんとなく遊技を楽しむ事が出来ていましたので

全てを知る必要は無かったのではないかと思います。





・・・まあ、それは知識が無い僕の思い込みで

内部仕様を完璧に把握すると

その人だけに分かる楽しみが有ったのかもしれませんけどね。


「ここでこの演出が来るって事は・・・!!」


みたいな感じでね。



・・・とにかく、銀河英雄伝説は

開発陣の作り込みが素晴らしい遊技台なのでした。







・・・そして、僕と銀河英雄伝説の関係はというと


実はこの台

僕は設定6しか打ったことがないんですよ。






・・・というのも、2009年ごろのパチスロ機と言いますと

設定6の機械割が119%の台がホールに出始めたばかりでしたので

さらに、地元にはそれを売りにするホールが存在していた事から


当時の僕はそのイベントに参加しまくっていまして

徹夜で並びを敢行し

設定6の銀河英雄伝説を打ちまくっていたのでした。






・・・そんな銀河英雄伝説の設定6のスペックは

簡単に言うと4号機獣王の設定6みたいな感じでして



・通常時のAT確率

・BIG中のAT突入確率


これらの要素が設定6は突き抜けていた事から

抜群の初当たり確率と安定感を持った台だったのです。






・・・そして、銀河英雄伝説の設定6が獣王と似ているのは


本来なら銀河英雄伝説の設定6は

ATの連チャン性能がそこまで高くないのですが


ぶっ飛んだ連チャンフラグを引くと

その分、獲得枚数に上積みされる部分が獣王と似ていると感じました。







・・・しかし、銀河英雄伝説の設定6の場合は

ATの待機中にBIGを引いたりすると

連チャンテーブルが専用の物に書き換えられたりする仕様を持っていまして


さらに、BIG確率もBIG中のAT突入フラグも

設定6は特大の接待を受けていましたから


銀河英雄伝説の設定6は

ヒキ次第では”最強の連チャン設定”にもなり得る台だったのです。









・・・さて、次の台は


サミーから2013年に発売された『化物語』です。



パチスロ画像 5号機 化物語 サミー
©サミー 化物語 ※2013年設置開始




【基本スペック】

・設定 AT初当たり確率

1 1/215.5
2 1/207.5
3 1/199.4
4 1/191.9
5 1/181.1
6 1/155.4


・機械割

設定1  97.4%
設定2  98.6%
設定3 100.8%
設定4 103.5%
設定5 107.1%
設定6 112.4%


※ATの純増=2,7枚







・・・3機種目はサミーの化物語ですね。


この頃のサミーの機種は

”リール上にベルが揃っているのにリプレイ”

なんて仕組みの台が多かった上に


その時には

”次ゲームに進むためにベットボタンを押さなければならない”

なんて仕組みの台もありましたから

僕は当時のサミー系の台の操作性が嫌いでした。






・・・さて、化物語のゲーム性なのですが

僕が好きだったのは”軽さ”ですかね。


化物語のATの初当たり確率は

他の機種に比べると抜群に軽かったですし


それに付随してATのメインルートであるCZの突入確率も高かった事から

「CZを全て成功したら凄いことになるんじゃないか?」

と、僕に錯覚させてくれた罪深き台なのです。





・・・まあ、その分ATの保証枚数は少なかったですし

悪いパターンにハマると永久にハマる台でしたから


➡大ハマり

➡ショボAT


の悪循環に陥る事も多かったんですけどね・・・




・・・こういう仕組みの台は”本来は軽いはずのフラグ”をそれなりに引く事が出来ないと

途端に極悪台に化けますから・・・






・・・そして、そんな化物語の最大の魅力は

1回の契機で全てを終わらせる可能性がある

”倍々チャンス”

の存在ではないでしょうか?



倍々チャンスは一度の突入で無限の可能性がありますから

当時の打ち手は

”一撃で数万枚の上乗せ”

を夢見て化物語を打っていた事と思われます。





・・・そして、僕も一撃を夢見る少年の一人だったのですが

その夢は撤去の日まで叶う事がありませんでした・・・






・・・そして、僕にとっては

化物語も実機の購入を考えたパチスロ機だったのです。


※ちなみに撫子推しです。(お察しの通りロ○コンです)









・・・さて、次に紹介する台は今となっては少し古い台ですが

2機種を同時に紹介していきたいと思います。




『天外魔境』


パチスロ 天外魔境 5号機
©三洋 天外魔境 ※2009年設置開始




【基本スペック】


■トータルART確率
設定1:1/172.1
設定2:1/164.9
設定3:1/155.0
設定4:1/138.3
設定5:1/124.1
設定6:1/94.0

■機械割
設定1:97.5%
設定2:98.6%
設定3:101.1%
設定4:104.0%
設定5:107.0%
設定6:111.0%







『2027』


パチスロ画像 5号機 2027
©JPS 2027 ※2007年設置開始




【基本スペック】

・REG
設定1 : 1/99.3
設定2 : 1/98.7
設定3 : 1/98.1
設定4 : 1/97.5
設定5 : 1/96.9
設定6 : 1/96.4

・機械割
設定1 : 97.8%
設定2 : 99.3%
設定3 : 101.9%
設定4 : 104.6%
設定5 : 107.3%
設定6 : 116.1%

・スペシャルリプレイ(赤7揃い)
設定1 : 1/1638.4
設定2 : 1/1365.3
設定3 : 1/1170.3
設定4 : 1/1024.0
設定5 : 1/910.2
設定6 : 1/819.2






・・・4機種目、5機種目は

2027と天外魔境を紹介します。





・・・こちらの2機種はゲーム性が面白い事もそうなのですが

それよりも

後のパチスロ界に影響を与えた功績が大きいので紹介させていただきます。





というのも、天外魔境という台は

4号機時代のストック機で一世を風靡したシステムである



・規定ゲーム数消化

・特定役時の抽選に当選

・1G連ストックあり時





上記のシステムを5号機に持ち込んだ画期的な台だったのです。




・・・そして、天外魔境には通常時のモードの概念も存在しましたので

ハイエナの概念も同時に作り出しました。



天外魔境のATは純増枚数が1,8枚だったので

今の打ち手にとっては少し物足りないのかもしれませんが


当時の僕にとって天外魔境は

久しぶりに打つ事が出来る

”ゲーム数管理システム”

という仕様を搭載した台でしたので


当時の僕としては

珍しく新装時に並んで台を確保した思い出の台でもあります。





・・・そして、初打ちを終えての感想はまずまずだったのですが

当時のホールは天外魔境を雑に扱っていましたので

新台シーズン以降に天外魔境を打つ事はあまりなかったのでした。








・・・そして、2027。


この台は5号機時代初期のパチスロを諦めていた僕に

久しぶりに設定狙いの可能性を感じさせてくれた

言わば光を与えてくれた台でした。



・・・少し大げさかもしれませんねww






・・・2027が設置され始めた2007年のパチスロは怖ろしいですよ。


日本松柔道部やTIMをモチーフにしたパチスロ

他には安田大サーカスのパチスロですとか

ラインナップを見ると気が遠くなるようなヤバい台ばかりだったのです。





パチスロ画像 安田大サーカス 5号機 クソ台
©バルテック 安田大サーカス 






・・・そんな中、2007年の夏ごろになると

”マーベルヒーローズ”や”エヴァまごころ”などの勝負になる機種が設置されはじめ

その後すぐに2027もホールに設置されることになります。





・・・そして、どういう背景なのかは分からないのですが

この時期からホールには

設定6と思われる台がそれ以前よりも増え始めまして

2027の扱いも良くなっていきます。





・・・そして、2027は高設定を見抜くのが

実勢に台を打っていなくても容易でしたし

※赤7リプレイの確率やATの突入の雰囲気


機械割もそれ以前の台よりも魅力的なものでしたから

※設定6=116%


それまでは5号機を諦めかけていた僕でしたが

パチスロを打つ頻度が少しづつ増えていったのでした。






・・・と、こんな感じで

6号機でも何かしらの革命が起きると良いのですが


6号機は5号機と比べても

内規の変更点が”出玉率の抑制”だけですから

革新的なシステムを搭載した台が登場するのはまだ難しいかもしれませんね。





・・・最後に少しだけ次回予告を。


次回以降のラインナップは


・ノーマルタイプの台

・A+ART機種


という感じで進むのですが


それらの台の中には

皆様が忘れかけている台がたくさん含まれていると思いますので

暇な人はまた読んでやってください・・・



それでは!
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