【パチスロ4号機】 裏モノにされてしまった名機 『サンダーV』 の思い出
- 2023/06/29
- 22:24
・・・1997年というと、もう20年以上前の話になるんですね
サンダーVが発売された時の僕はまだ高校生でした。
©アルゼ サンダーV ※1997年設置開始
・・・当時の僕は学校帰りに
地元から2駅離れた超大型の優良店にパチスロを打ちに行っていたのですが
今回の記事は、そのお店で出会った
他のお店に設置されていたサンダーVとは
一味違った挙動をするサンダーVの思い出を紹介していきたいと思います。
・・・まずはサンダーVのノーマル台のボーナス確率を紹介していきたいと思います。
【BIG確率】
設定1 1/293
設定2 1/273
設定3 1/260
設定4 1/248
設定5 1/245
設定6 1/241
【REG確率】
設定1 1/431
設定2 1/431
設定3 1/400
設定4 1/372
設定5 1/303
設定6 1/256
・・・サンダーVのボーナス確率は上記の通りになっていまして
当時設置されていた他のAタイプの機種と比べると
高設定域のREG確率が高い設計になっています。
そんな訳で、サンダーVの高設定の台は
ストレートの大ハマりが出現しにくい設計になっていましたね。
そんなサンダーVは多くのホールで
2000年代初頭までメイン機種として稼働を続けていました。
・・・で、当時はその中の一部の台が
裏モノとしてホールで稼働していたのですが
当時設置されていたサンダーVの裏モノの多くは
”ゼブイVER”
と呼ばれているバージョンでした。
・・・ちなみに、ゼブイという呼称は
”完全ハズレ時に出現する前兆Vフラッシュ”
この文章の頭文字(?)を抽出したものでして
当時の裏モノのネーミングセンスは
概ね、こんな雰囲気の台が多かったと思います。
・・・そんな中、僕が通っていた大型店に設置されていたサンダーVは
当時、一世を風靡していた”ゼブイVER”ではなく
前兆演出などの付加機能が一切搭載されていない
”青天井&連チャン上乗せ”
といった仕様の地獄のようなバージョンだったんですよ。
・・・当時、ホールで稼働していたサンダーVの裏モノ事情はこんな感じでしたね。
ここからは僕とサンダーV(青天井VER)との出会いを紹介していきましょうか
。
当時の僕はパチスロを覚えたてで
まだリーチ目を覚えていないどころかフラグの概念も曖昧でしたから
僕は裏サンダーV設置店で
完全告知機種である”007SP”をよく打っていたんですよ。
©高砂 007SP ※1998年設置開始
・・・しかし、当時の僕はリーチ目に気付く事が出来ずに台を捨てる事を恐れて
完全告知台である007SPを打っていたのですが・・・
・・・後に発覚した事実によると
なんと、当時の僕が打っていた007SPは裏モノだったらしいんですよねwww
・・・まあ、当時僕が打っていた007SPは
ハマりが1000Gを超えることが滅多にないような
裏モノとしては相当マイルドな仕様の台でしたので
007SPには少ないお金でかなり遊ばせてもらう事が出来ていましたね。
・・・そんな感じで007SPを打っていた僕だったのですが
当時の僕は高校生でしたので
結構な頻度でホールで持ち金を使い果たしてしまう事があったんですよ。
・・・しかし、お金を使い果たしてしまったと言っても
当時の僕は友人と3~4人でパチスロを打ちに行くことがほとんどでしたから
自分がハコテンになったからといって勝手に家に帰る訳にもいきません。
そんな訳で、当時の僕は
お金を使い果たしてしまった後はホール内をブラブラ散策したり
ホールの近くのゲームセンターで遊んだりしながら
友人が帰るまでの時間つぶしをしていたんですよ。
・・・すると、そんな行動を繰り返していくうちに
僕はそのお店のサンダーVが
地元のサンダーVと全く違った挙動をする事に気付きました。
・・・まあ、”全く違う挙動”と言いましても
その時点では自分で台を触った訳では無かったので
台のデータの見た目上の
”ハマり回転数がエグい”
という点にしか気付く事は無かったんですけどね。
・・・そして、当時の僕はそんなハマり台を見付けると
「うわあ~、あのカド3の台を打っている人可哀そうだなあ・・・」
なんて感じで生暖かく見つめていましたから
自然とハマり台の行く末も見ることが出来ていたんですよ。
・・・そして、そんな観察の中で
”流石にBIG間で4000Gを超えるハマりに遭遇する事は無い”
という事実に気付きました。
・・・まあ、これは当たり前と言えば当たり前の事なんですが
その次に僕が気付いた点と合わせると効力は倍増します。
で、僕が次に気付いた点というのは
”BIG間で3000G近くの大ハマりをすると
その日のうちにお詫びの連チャンが超高確率で発生する”
というものでした。
・・・僕が通っていたお店のサンダーVは
”青天井”
という事で、明確な天井機能は搭載されていなかったのですが・・・
※爆裂AT機以前の4号機では天井機能はマイナーでした
・・・その代わりと言うか何というか
その”裏サンダーV”には
”ハマりと連チャンが、ある程度セットになっている”
といった特徴があるように感じられたのと
ハマりの深さや連チャンの大きさに
設定が影響を与えているのではないかと内部仕様を予想をする事が出来ました。
・・・まあ、当時のホール事情として
”REGの回数がデータ機器に反映されない”
といった不便さがありましたので
ひとまとめに”3000Gのハマり”と言いましても
ハマりの最中のREG回数などは分かりませんから
条件別の完璧なサンプルを取ることが出来ませんでしたので
”細かいサンプルが取れない=台の仕組みが予想しにくい”
という感じだったんですけどね。
・・・しかし、そのサンダーVには
”とはいえ、ハマりで吸い込んだメダルの1/3くらいは吐き出すことが多い”
という特徴が明らかに見て取れましたから
それからの僕は金銭的に余裕がある時に
データ機器で2500Gハマりを超えるサンダーVを積極的に狙っていくようになりました。
・・・そして、裏サンダーVを打った時の勝率は?
と言いますと・・・
・・・やはり、台の解析を完全に知っていた訳ではないので
収支が伸びる事はありませんでした。
・・・ってか、そんなにハマる台の設定が良い訳ないですからねwww
当時の裏モノ機種は、設定が挙動に影響を与えにくかったとは言いましても
やはり、一日の半分をハマりで終える台は
お世辞にも良い台だとは思えませんからね。
・・・しかし、収支的にはクソみたいなこの経験は
僕のパチスロに対する好奇心を向上させてくれましたし
パチスロに対する向き合い方も変えてくれました。
・・・やはり、パチンコやゲームというものは
攻略本を片手に決められた道筋をなぞるよりも
少々の時間やお金損をしてでも
自分なりに考えながらプレイする方が楽しいですよね。
・・・そりゃあ、損をする打ち方をすれば金銭的には少しだけ損をしてしまいますが
僕から言わせれば
「だからどうした?」
ってもんですよ。
なぜ、パチンコだけは
楽しむ事に対して対価を払うのが悪に見られるんでしょう?
・・・今回はここまでとします
それでは!
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