4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その85 ”一撃2000万円!!”
- 2021/08/25
- 20:21
⇩過去のお話はこちらからどうぞ
リンク:前回までのお話
⇩登場人物の紹介はこちら
リンク:主要登場人物まとめ
・・・前回までのお話で
壮大なメガンテを使ったことにより無事に僕をゲットしたビワコ。
そして、ビワコはその時に起きた交通事故の代償として
一時的にですが両足の自由を失っていたのでした。
・・・交通事故によってビワコは両足の骨折をしたわけなのですが
事故の当事者とは次第に連絡が取れなくなっていきましたので
入院費などの費用を心配する声もあるでしょう。
・・・しかし、そこは心配ありませんでした
なんだかんだで、日本は弱者の味方なのです。
・・・交通事故を起こした直後にと事故証明を取り
すでに保険屋さんを介入させていた事で
事故の当事者とは連絡を取ることが出来なくても
しっかりと手厚い保証を受け取る事が出来たのでした。
・・・では、一体
ビワコは交通事故に巻き込まれた事で
どんな保証を受けることが出来たかと言いますと・・・
当時のビワコはキャバクラで働いていたものの
そのお店は営業許可を申請していない上に
税金の類も払っていない
いわば”モグリ”のお店だったんですよ。
・・・そんな訳で、当時のビワコは世間的に見ると無職でして
併せて、無収入の人間という扱いだったんですね。
・・・しかし、ビワコは世間的には無職の人間だったはずなのに
勤めている会社を休んだ時に発生する
”休業補償”
を受け取る事が出来たのでした。
※受け取った額は最低保証額でした
・・・これは保険会社の裁量によって決められるのかもしれませんが
たとえ所得税を納めていたという実績が無くても
言葉は悪いのですがゴネれば何とかなるのかもしれませんね。
・・・交通事故を起こした人が勘違いしがちなのは
事故を起こしたことを反省しすぎて
保険会社さんに遠慮してしまいがちになる事ですよね。
しかし、本来保険会社というものは
”事故を起こした時に弁済したり
自分の代わりに代理人となって交渉する”
という行為が仕事であり
その為に掛かる費用は既に自分たちが払っていますので
もしも保険屋さんのお世話になる時は
後に後悔をしないように
言いたいことはしっかりと言うべきだと思います。
・・・さらに、保険屋さんというものは
一見すると”正義の味方”に見える職業ですが
実際の所は、彼らも営利団体ですので
”保険料をなるべく多く受け取り、出来るだけ支払いを少なくしようとする”
という習性があります。
そんな訳で、自分の待遇に文句がある場合は
しっかりと保険屋さんに伝えることが大事なのです。
※具体的な例は後ほど
・・・さて話を戻しましょう。
入院している間には
休業補償と入院費を保険屋さんに払ってもらっていたビワコでしたが
事故後、数か月が経つと
めでたく退院する事が決まります。
・・・しかし、退院すると言っても
その時点でビワコの両足はまだ完全には治っておらず
通常の歩行は困難どころか
松葉杖をついて歩くのがやっとの状態だったのです。
・・・そんな状態のビワコでしたが
保険屋さんとのお別れの時間が近づいてきます。
退院後も休業補償を受け取り続け
足に埋まっていたボルトが取れるまで通院を続けていたビワコは
足のボルトを抜き取る手術が終わると同時に
今まで受け取る事が出来ていた休業補償や通院費の保証が終わってしまうのです。
・・・そして、このタイミングで
大事な大事なアタックチャンスがやって来ます。
多くの場合、交通事故の通院が終わると同時に
”保険屋さんとの示談金交渉”
が始まります。
※経験を元に語っていますが僕は素人ですので
しっかりとした知識は検索した方が良いと思います
・・・交通事故の示談金とは
事故を起こしたことにより後遺症が残ったりする場合に受け取る事が出来ます。
しかし、それと同時に
保険会社さんから示談金を受け取ると
”事故にまつわる全ての請求権を失う”
という弊害(?)も生じます。
・・・まあ、”示談”って言ってますので当たり前でしょう。
ここは納得がいくまで保険屋さんと話をしたり
時には弁護士を介入させた方が良いでしょう。
・・・そして、ビワコの事故の場合は
”バリバリに後遺症が残る”
という判断が医師からされていましたので
最終的な慰謝料や示談金の額も恐ろしい額だったのですが・・・
・・・当初、保険会社さんから提示されていた額は
”500~600万円”
程度だったんですよね。
・・・まあ、保険屋さんの提示額でも少なくない金額ですので
多くの人はその時点で納得してしまいそうなものなのですが・・・
・・・よく考えてみて下さい。
車に同乗していて事故を起こされて
両足を骨折してその額で納得できますか?
今後の人生で普通の歩行が出来ない可能性がある上に
さらに、足に疼痛を抱えていても納得が出来ますか?
・・・そこで納得できる方はそれでも良いでしょう。
しかし、その時の僕は保険屋さんに提示された額を
”あまりにも低すぎる”
と感じ
ビワコに弁護士の介入を進言したのでした。
・・・後悔をしてもやり直しできないですからね!
当時の僕は既に保険屋さんに2度ほど騙されていましたので
彼らを心の底から信用していないどころか
彼らの性根を疑っていましたのでそんな行動に出たのです。
・・・そして、ビワコはよくありがちな
”無料相談窓口”
的な窓口に相談します。
すると、一瞬で慰謝料と示談金が増え
”総額2000万円”
を受け取る事が出来る様になったのでした。
・・・ってか、そんなすぐに倍増するなら
最初から素直に渡せば良いと思うんですけどね。
保険屋さんのこういう行動を見ていると
僕がこのお話で言っている事も分かるでしょう?
・・・そして、事故の示談金は弁護士を介入させずとも
個人で交渉をするだけで倍増したりする事もあります。
この事は僕が自分の体験で実証済なので
次回以降にお知らせするとしましょう・・・
・・・そして、20歳ほどの女性としては破格の現金を持ったビワコは
”散財モンスター”
と化し、我儘っぷりが増大していくのでした・・・
続く
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