4号機時代の思い出　『幼馴染からノリ打ち仲間へ』　その85　　～１〇歳のキャバ嬢が起こした事件　その２～

2021/08/22
07:49

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リンク：前回のお話

・・・前回のお話で、場末のキャバ嬢と仲良くなった僕たち。

今回のお話では、仲良くなったキャバ嬢の

”白ギャル”

がトラブルを引き起こします。

・・・キャバ嬢である白ギャルの見た目は

完全に”若い頃のビワコ姉さん”でして

※ビワコさん

・・・白ギャルと僕が出会った時の彼女の年齢は

まだ19歳という若さでした。

・・・彼女の名前をここからはビワコとしましょう。

キャバクラで働く多くの女性たちは

自分に彼氏という存在があろうと

彼氏の存在をを公表すると

圧倒的な集客ダウンに繋がりますので

その事を隠して仕事に従事しますね。

・・・そして、ビワコの場合もそれは例外ではなく

彼女もまた、パートナーの存在を隠し

キャバクラで働いていたのですが・・・

・・・彼女は僕らの想像をはるかに超えて来たのです。

・・・ビワコが引き起こしたトラブルがあった日には

僕はキャバクラに行っておらず

トラブルの現場にはいなかったのですが

いつものように僕の仲間がキャバクラへ行き

お店の営業終了後にビワコたち三人とアフターでカラオケに行った後に

地元の道を酔い覚ましがてら歩いて帰っていたらしいんですよね。

・・・そして、しばらく歩いた後に

御一行の目の前にハイエースが急停車します。

そして、いきなりの出来事に驚く僕の仲間たちを尻目に

ビワコはこう言い放ちます

「やべえ、旦那だ！」

ってね・・・

・・・そりゃあ想像力に乏しい僕らでさえも

ビワコは年頃の女の子ですから

彼氏の一人や二人は居る事は想定の範囲内でした。

・・・しかし、当時のビワコは19歳でしたので

まさか結婚をしているとは思いつきもしませんでした・・・

・・・なんにせよ、その時のビワコは

怒り狂った旦那さんに車に連れ込まれて強制送還されます。

・・・そして、その出来事があってからビワコは

二週間ほどお店を休むことになったのですが・・・

・・・二週間の時を経た後にお店で見たビワコの顔には

まだ生々しい青あざが付いていたのです。

・・・完全にDVですね、ありがとうございます。

・・・ってか、大人数でアフターカラオケに行っただけで

女性を殴る人がこの世に存在するんですね。

１００歩譲ってアフターが罪だとしても

たとえ女の人と戦っても勝ちが確定しているのに

なぜバトルを仕掛けるのでしょうか？

・・・野蛮な人間も居るもんですなあ。

・・・そして、お店に復帰したビワコと僕はかなり仲が良くなっていき

ビワコが次第に僕を好きになっていったので

僕はビワコに完全に憑りつかれてしまいました。

・・・しかし、その時点での彼女はまだ既婚者でしたので

僕は彼女に

「言い寄ってくる前に、身辺整理をしたらどうだい？」

と、僕がビワコに言うと

ビワコは僕に

「がんばったら遊びに連れて行ってね」

なんてかわいい事を言いました、ﾌﾞスなのに。

・・・すると、その事件の前から離婚を考えていた彼女は

神の速さで離婚を成立させました。

・・・そして、離婚を成立させた彼女と

ご褒美がてらご飯を食べていると

どんどんと重たい話が出てきたのです。

・・・彼女曰く

・元旦那とは子供が出来たから結婚した

・子供は生まれてすぐ息を引き取った

・そこから元旦那が荒れていき、仕事さえもしなくなった

・そのせいでキャバクラに勤め始めたが次第にDVが増加した

・・・彼女はそんな感じの人生を送ってきたようでした。

子供の話はさすがに辛いですよね。

・・・僕は彼女の身の上話を聞いたことで

彼女に情が湧いてきたのですが

顔がﾌﾞスなので放っておくことにしました。

・・・いい奴なんですけどね。

・・・すると、放置プレイをされたビワコは

女性特有のM気質を存分に発揮し

どんどんと僕に執着するようになりました。

・・・しかし、僕はビワコがﾌﾞスなので

次第に連絡を返す頻度も減っていったのでした。

・・・それを受けたビワコは

あの手この手で僕の気を引こうとします。

時にはお金を出すからホテルに行こうと言ってきたり

またある時には、他の男と遊んでいる時に僕に電話をしてきたりして

僕の嫉妬心を煽ろうとしてきました。

・・・僕には全く響きませんでした。

・・・そして、僕の気を引くためや

早すぎる結婚で失われた青春時代を取り戻すべく

男と遊び続けたビワコは

さらにとんでもない事件を引き起こします・・・

続く

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