FC2ブログ

記事一覧

4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その84 4号機末期の立ち回り





⇩過去のお話はこちらからどうぞ

リンク:前回までのお話



⇩登場人物の紹介はこちら

リンク:主要登場人物まとめ





・・・地元に戻り、パチスロの稼働を再開させた僕は

ハイエナ活動をしながらホールの設定状況を探り

少しずつ、自分本来のスタンスである

”設定狙い”

の稼働にシフトしていきました。






・・・当時のパチスロ事情は

4号機時代中期に隆盛を言極めた

”爆裂AT機”

などのハイスペック機種が既に撤去されていましたので


ホールに設置されている機種のほとんどは

設定6の機械割が120%以下のストック機が主流でした。





・・・そして、4号機時代以前のパチスロを象徴する

”裏モノ”

と呼ばれていた違法改造機も


4号機から5号機にシフトする際に行われた


”みなし機の完全撤去”


に合わせて一斉にノーマル化しましたので

当時の打ち手は

今後のパチスロに対して、物凄い閉塞感を覚えていたのです。






・・・当時の僕は、小規模ホールに設置されているレア台を打つ事が趣味でしたので

”みなし機の撤去”

もショックな出来事だったのですが



4号機時代の僕は、世間が爆裂AT機に酔っ払っている時にも


”ボーナスの連打こそ至高”


という古臭い考えを持ち

ボーナスで出玉を増やすタイプの台を打ちこんでいましたので


ボーナスの連打で出玉を増やす裏モノの機種が大好きでしたから

”みなし機の撤去”

以上に

裏モノのノーマル化の方が個人的にはキツイ出来事でしたね。








・・・それに、裏モノのシステムさえあれば

外見がどんなパチスロであろうと

”カバン屋”

次第で様々なゲーム性の台を産み出す事が出来ますから・・・

※カバン屋=裏モノ製作者(天才)








・・・そして、当時のホールで


”ノーマル化された裏モノの扱いはどうなっていったか?”


と言いますと・・・






・・・4号機の末期まで設置されていた

”元裏モノ機種”

といえば


パイオニア系機種のハナハナや

ビッグシオが代表的なものだったのですが・・・




パチスロ画像 4号機 パイオニア ハナハナ
©パイオニア ハナハナ





パチスロ画像 ビックシオ
©パイオニア ビッグシオ






・・・ハナ系の機種の醍醐味を知らない

出玉面だけで打っていたライトユーザーは沖スロのシマを離れたのですが



”華が光れば面白い”


と、ハナ系の機種に対して思っていた重症患者は

ハナハナがノーマル化された後にも打ち続け

ノーマルの波で充分に楽しむ事が出来たのでした。






・・・むしろ、沖スロのシマにずっと居続けたおば様たちは

ノーマル化に気付いていなかった可能性も多少ありますね。





・・・そして、当時の僕も


”シオ系の機種のウェイト音だけで三杯呑める”


という重症患者でしたから

ノーマル化されたビッグシオを打ち続けていたのでした・・・









・・・そんなこんなで、パチスロが好きだったわけではなく

お金が大好きでパチスロを打っていた人たちは

この時期にどんどんパチスロから離れていきます。




・・・しょうがないですよね、お金のためにクランキーコンドルの設定1や

ワニマルなんかの台を拷問のように打ち続けていた人たちは

甘い台がなくなると勝てなくなりますし

パチスロで勝てなくなると面白味を見出せないのですから。






・・・しかし、そんな時代にも僕は元気にパチスロを打ちます。

なんたって僕はレバーを叩いてリールが回るだけで面白いのですから・・・



パチスロに余計な仕組みなんて必要ないんです

最低限の演出さえあれば

自分の想像力でゲーム性を補完する事が出来ますので。



いつだって、面白いかつまらないかなんて

受け取る側の感受性次第ですよね

受け手次第では葬式さえも笑いの宝庫になるのであります。









・・・そんな訳で打つ、パチスロを。


しかし、当時設置されていたパチスロは機械割が低い台が多かったので

設定狙いでまともに打てる台は

数えるほどしかホールに存在していませんでした。





・・・当時の僕が設定狙いで打っていた機種は

ゲーム性を度外視するとジャグラーシリーズが多かったですね。




パチスロ画像 4号機 ゴーゴージャグラーV
©北電子 ゴーゴージャグラー






・・・4号機末期にホールに設置されていたジャグラーシリーズは


・ジャグラーTM

・ファイナルジャグラー


といった無音告知を採用した2機種が多かったですね。






・・・そして、ジャグラーシリーズは朝イチに設定変更の有無を

ほぼ確実に見抜く手順があるものの

※過去記事参照


それ以外の設定推測要素は当日のボーナス確率しかありませんので

今までに設定6を打った経験値や

お店との信頼関係が大事な台だったのです。







・・・当時の僕は、複雑な狙い台の選定手順を踏んだ後に

その台が設定変更されていると

ほぼ確実に設定6が投入されているお店を発見できたので

ある程度の収入を確保できていました。




そんなこんなで、当時の僕は

ジャグラーシリーズを打つ事がとても多かったのですが


ジャグラーシリーズを打ち続けていると

単調なゲーム性で飽きが来そうなものですが


滑りコマや停止出目からハイチャンス目を模索したり

小役状態の高低でハイチャンスになる出目を発見したりと

それなりに楽しみを見付けていたので

僕がジャグラーシリーズに飽きることは無いのでした。





・・・ってか、シンプルな物と”飽き”は無縁でしょうね。








・・・4号機末期には日々の糧を得るために

ジャグラーシリーズを打ち続けていた僕ですが

楽しさと収入を両立させることが出来る機種も存在していました。




その機種の例を挙げると


まさかのノーマル化されたビッグシオと

2006年にアビリットから発売された


”サイボーグ009SP”


なのです・・・






パチスロ画像 4号機 高砂 009SP
©アビリット サイボーグ009SP







・・・ビッグシオはストック機の初期に発売された

”キングパルサー”

と同じような打ち方で勝つことが出来ます。





”総回転数と比べてボーナス回数が明らかに少ない台”


を狙い

まだ放出されていない、

内部的にストックされていると思われるボーナスの放出を狙うという手法ですね。






・・・しかし、ビッグシオもキングパルサーと同様に


”ボーナスの内部確率がそれほど高くない”



という特徴と



”ストックしたボーナスを全放出しやすい”



という特徴を持った台でしたので

狙い台を決める際には



・直近で天井を突破していないか?

・アクシデント的な大ハマりがあるか?


という事に注目する必要がありました。

【ビッグシオ基本情報】

ボーナス確率=未発表

※基本的なAタイプと同じで

設定1 BIG 1/300 REG 1/650

設定6 BIG 1/240 REG 1/360

と推測されています。



【機械割】

設定1  89~91%
設定2  92~94%
設定3  95~97%
設定4 98~100%
設定5 101~103%
設定6 104~107%

※打ち始めのストック個数で上下します








・・・ビッグシオで一度でも天井を突破していると

その時点で内部的にストックが無いという事が確定しますし


初当たりをポコポコ引いていながらボーナス確率が低い台は

破格のボーナス放出確率のビッグシオでは


それも内部的にストックが無い事を示唆する挙動ですので

そういった台を避けて立ち回る必要があるのでした。



・・・100G以内のボーナス放出確率が80%ほどの台で

5スルーしていながら中ハマりの連発はマズいですよね?






・・・これは、ゲーム数方式のストック機の立ち回り方の

初歩の初歩でもあります。









・・・さあ、009SPのお時間です。


高砂から発売された機種で

”数字+SP”

という構成で機種名が成立している台は

009SPの他に

過去に007SPという名機が存在しています。




パチスロ画像 007SP
©アビリット 007SP






・・・そういった意味では、007の後継機である009は

ボーナスの告知方法とリール配列を007から継承しているのであります。



そして、007と009の最大の変更点としては


”009はボーナスをストックできる”


という点でしょう。






・・・009は成立したボーナスを10個までストックする事が出来まして

ストックしたボーナスは

ボーナス終了後に前兆を経て放出されます。





・・・そして、009はボーナスの前兆が最大で10Gほどありまして

その最中にはリール制御が変化し

ボーナスの期待感を煽ってくれるのです。




・・・通常時もメイン小役の弾丸が下段に揃うレア制御は出現するのですが

前兆中はレア制御が頻発するので

ワクワクする事が出来る状況になるという訳ですね。





【ボーナス出現率】


設定1  1/292.6
設定2  1/278.9
設定3  1/268.6
設定4  1/260.1
設定5  1/250.1
設定6  1/238.3


設定1  1/569.9
設定2  1/512.0
設定3  1/504.1
設定4  1/458.3
設定5  1/436.9
設定6  1/409.6

<合成確率>
設定1  1/193.0
設定2  1/180.2
設定3  1/175.0
設定4  1/165.8
設定5  1/158.9
設定6  1/150.5


 【機械割】
設定1   95.2%
設定2   97.7%
設定3   99.9%
設定4   102.7%
設定5   105.6%
設定6   109.7%

 【フル攻略時】
設定1   99.5%
設定2  101.8%
設定3  104.2%
設定4  108.4%
設定5  111.9%
設定6  115.6%





・・・そして、009SPは

前兆を経た後にボーナスが成立していると

007SPと同じように、リールが夕焼け色に染まり

ボーナスを完全告知してくれます。




・・・通常の打ち手はここで

右リールに7とBAR絵柄がくっついている箇所を押しフラグ判別をするのですが・・・





・・・もしも、打ち手が暇人の場合は


”プチストック機能を生かし

ボーナス成立後に3枚掛けで消化し、ボーナスのストックを狙う”



という行動に出ます。






・・・まず、プチストック機能を搭載している台は


”いかなる時もボーナス抽選をしている”


という特徴があるので

ボーナスを目押しする際にも油断は禁物です。


3枚掛けで新たなボーナスフラグの成立を狙いつつ

目押しを完了させましょう・・・






・・・ストックを内部的に貯める行動をした後に

思ったよりも沢山ボーナスが放出されることも珍しくありませんので

その時は驚きと喜びを得ることが出来ます。





・・・もちろん、その逆パターンもあるんですけどねw


そして注意しなくてはならないのが

”ボーナスをストック限界まで貯めた後に回し続けると無駄プレイが生じる”

という事になってしまいますので


現実的ではないですが

実際にホールで打つ際には注意が必要です。







・・・スロゲーセンに行った際やタイムスリップした際にお試しください。


それでは!
関連記事
スポンサーサイト



ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

元ゴト師

Author:元ゴト師
FC2ブログへようこそ!

人気記事

軽量 ページネーション

スポンサーリンク

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
ギャンブル
5位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
パチンコ/パチスロ
4位
サブジャンルランキングを見る>>

過去記事へ飛べるカレンダー

02 ≪│2023/03│≫ 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

スポンサーサイト