パチンコ屋で出会った”お金を貸して系”の人たち

2021/07/31
07:56

皆さんはホールに居る時に

それまでに全く話をしたことがない人から

”お金を貸してほしい”

と、言われたことはありますか？

・・・今回は、僕が今までに出会った

パチンコ屋さんの変なお客さんの中から

僕に”お金を貸してほしい”と言ってきた人のエピソードを

紹介していきたいと思います。

その１　学生編

・・・それは僕が5号機の緑ドンを打っていた時の事でした。

©アルゼ　緑ドン　

・・・緑ドンは面白い台でしたよね。

設定6は安定して結果を出すことが出来ますし

たとえ低設定の台でも

ヒキが噛み合えば大量の出玉を吐き出すことがある台でした。

・・・まあ、そんな感じで

当時の僕は設定狙いで緑ドンを打っていたんですよ。

そして、その時に

緑ドンのシマをウロウロしている

学生風のお兄さんが居たんですよね。

・・・そのお兄さんは20分はシマ内をうろついていたと思うのですが

急に僕の隣に来て

「メダルを5枚売ってくれませんか？」

と言い、僕に100円玉を見せて来たんですよ。

・・・その青年は何がしたかったんでしょうかね？

まあ、売りませんでした

気持ち悪いですし。

・・・なんなら、客同士でのメダルの売買行為は

お店のルールで禁止されていますので

皆さんがこのような話を持ち掛けられても

断るのがベストだと思われます。

その２　天井間際でお金が無くなった青年

・・・それは僕が5号機で初めて登場した

”ミリオンゴッド”

を打っていた時の事でした。

©アルゼ　ミリオンゴッド系譜

・・・その頃の僕は

4号機時代に、なかなか引く事が出来なかった

”ミリオンゴッドのフリーズ演出”

を引きたいがために

ミリオンゴッドの後継機である

”ミリオンゴッド神々の系譜”

を毎日のようにヒラで打ち続けていたんですよ。

・・・そんなある日

いつものようにミリオンゴッドを打っていた僕の近くで

天井ゲームである１４００Gを目前にした若者が

3分ぐらいフリーズしていたんですよね。

※１３８９Gとかだったかな？

・・・その青年は財布の中を見たり

携帯電話を弄ったりしながら天井目前の台にしばらく座っていました。

・・・そして

しばらくすると意を決したのか、僕に話し掛けてきました。

青年の話を要約すると

・もう10万円近く負けている

・天井まで余裕で回せるお金を持って天井を目指していたが

小役のヒキさえも悪すぎてお金が尽きてしまった

・という訳で、もうお金を持っていないから

天井で当たり次第返済するので千円貸してほしい

・・・との事でした

困ったバカ者ですよね・・・

・・・そして、そんなパチスロ馬鹿の青年に

僕はお金を貸してあげる事にしたのですが

1つだけ条件を付ける事にしました。

・・・その条件とは

”千円を貸した時点からノリ打ちにする”

というものでした。

・・・とんでもないクズですよね。

・・・そうなんです、その時の僕は

青年が金策を出来なかった事を知っていましたので

完全に彼の足元を見た交渉をしたのです。

・・・まあ、別に僕の話に乗って来なくても良かったんですけどね。

他の人なら無償でお金を貸してくれるかもしれませんし

その時の僕は出玉を持っていましたし

そこまでお金が欲しい訳でもなかったので

イチかバチかで青年に言ってみたのでした。

・・・そして、僕のジャイアン風の提案を聞いた青年は

あまりにも切羽詰まっていたんでしょうか

なんと僕の話に乗ってきたのでした。

・・・そんな訳で僕は青年に

天井まで余裕で到達するであろう2千円の現金を渡し

「（俺のためにも）頑張れよ！」

と言って青年を送り出したのでした・・・

・・・そして、その後の展開は？

と言いますと・・・

・・・通常時の小役さえも満足に引けない青年が

そこから逆転する事も

困った青年の足元を見て

クソみたいな交渉を持ち掛けた中年が得をする未来もあるはずも無く

天井は単発で終了してしまったのでした。

※系譜の天井は

50%ループ=66.4%

75%ループ=21.4%

80%ループ=12.2%

と、まあまあ強力です。

・・・そして、ミリオンゴッドで順調に出玉を伸ばしている僕に

先ほどの青年が

単発で天井を終えてしまった事を報告しに来ました。

・・・その時の僕は自分自身が出玉を持っていた事と

「どうせ逃げるんだろうな」

と思っていた青年がしっかりと約束を守ろうとしてきたことから

投資分のお金の返済も断り

獲得した出玉を青年に全部あげることにしました。

・・・うーん、なかなかパンチが効いた出来事は起きないものですよね。

ネット上では

”負けがこんだ主婦とムフフ”

みたいなお話を見ることがあるのですが

僕の身にはそんな幸福はなかなか訪れないのでした・・・

今回はここまでとします！

それでは！

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