4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その76 出会い系サイトと風俗嬢
- 2021/07/25
- 08:15
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今となっては”マッチングアプリ”という
なんとも耳障りの良い呼称で呼ばれている
”出会い系サイト”
ですが
2000年代初頭の出会い系サイトのイメージといえば
”面と向かってナンパできない日陰者の出会いの手段”
と、捉えていた方も多いのではないでしょうか?
・・・そして、当時の僕も
出会い系サイトにそういった印象を持っていた一人でして
スタービーチや課金制の出会い系サイトの存在は知っていたのですが
実際に利用したことはなかったのでした。
・・・わざわざネット上で顔が見えない女性を口説くよりも
目の前の女性を口説く方が効率が良いですからね。
しかし、実際に出会い系サイトを利用することを想像してみると
”会う時まで相手がどんな顔面をしているか分からない”
というマイナス面も
”風俗にフリーで入る時の様な楽しみ方”
と、捉えると面白そうですので
もしかすると、人生の楽しみの数%を損しているのかもしれませんね。
・・・さすがに、出会い系サイトで彼女を探すのは痛すぎですが
その日に遊ぶ女の子を探すくらいは良いのかもしれませんね。
・・・僕らは地元では女友達に困っていなかったのですが
なんせ当時は東京に出稼ぎをしに来ていた身分ですので
当然、近くに住んでいる知り合いが少なかったんですよ。
・・・そして、僕は女の子と遊ばなくても平気な人間なのですが
一緒に東京に来ていたSA君は下半身に脳が付いている人間ですので
きっと飢えていたんでしょう
当時のSA君は暇を見つけては
ネット上で出会い活動を繰り返していたのでした。
・・・そんな中、最初に出会った女性は
お世辞にも可愛いとは言えない太った女性だったのですが
その女性はSA君の事を気に入ったようでして
結構な頻度で夕食をご馳走してくれるようになったのでした。
・・・そして、その時の僕は
東京でパチスロを打つ事に楽しさを見出せなくなってきていまして
「何か違う事をやりてえなあ」
と、SA君と話していた時期だったんですよ。
・・・まあ、パチスロが面白くなかった理由のほとんどは
当時の自分が
パチスロで勝つ手段をなかなか見つけられなかったからなんですけどね。
何割かは
”4号機時代の終焉による閉塞感”
という原因もあったのですが、そんなものは良い訳ですよ。
・・・たとえば、爆裂AT機の時代は
設定6の機械割が高かった事も間違いはないのですが
そんなエクストラ設定の台に座れる頻度は多くても月に3回とかですので
実際に140%の機械割を体感できることは
まあ、少ないですよね。
・・・そんな訳で、4号機時代も
メインで打つ機械割は、大体が115%程度ですし
※付加機能のないAタイプの設定6の機械割が115%くらいなんです
そんな台でさえ、毎日のように座れていたとしたら
20日の稼働で月収が150万円に迫る勢いになってしまいます。
・・・そして
”機械割115%”
と言うと、5号機のバジリスク絆の設定6の機械割よりも低いんですよね。

©アルゼ バジリスク絆 ※設定6の機械割は約119%
・・・という事は、4号機よりも機械割が下がったと言われている5号機の時代でも
個人の頑張り次第では
4号機時代と遜色がない収支を上げることも出来たんですよ。
・・・そんな訳で、いつでも現状に文句を言うのは
頑張れない自分に言い訳をしているだけですよね。
そして、東京に出稼ぎに行った僕も
自分ができる最大限の努力をする事もせずに
大好きだったパチスロに嫌気がさし始めていたのでした・・・
・・・そんな僕の気持ちを知ってか知らずか
SA君は出会い系サイトで知り合った小太りの女性と連絡を取り続けていまして
仕事を紹介してもらう段取りを進めていたのです。
・・・そして、僕がその段取りを知ったのは面接の当日の事でした。
僕の周りの友人はいつも急なんですよ
なんなら、東京に来たのも急でしたしね。
そして、訳の分からないままSA君に連れられ向かった先は
夜の歌舞伎町だったのでした・・・
続く
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