【4号機時代の名機】 ウィニングポストの機械割に納得がいかない件
- 2021/07/21
- 08:06
・・・いやあ、納得がいかない。
僕が考えるパチスロの名機とは
基本的に
”収支を度外視してその台にお金を使えるかどうか?”
でありまして
過去に設置された台の中で、僕が面白かったと思う台は
主に趣味打ちをしていた台なんですよ。
・・・しかし、今回紹介するウィニングポストという台は

©IGT ウィニングポスト ※2005年7月設置開始
僕自身、新台導入当初はまったく注目していなかった1台なのですが
末尾イベントや全台系のイベント時にお世話になって打ち込み
台の面白さにじわじわと気付き始めたという
言ってみれば収支面から入った台なんですよ。
・・・そして、最近
末尾系イベントに参加する事が多かった僕は
4号機時代のウィニングポストの存在を思い出し
過去に収支面でもお世話になった名機として
ウィニングポストをブログで紹介しようと解析値を調べてみた所・・・
【ウィニングポスト機械割】
設定1 97.5%
設定2 99.4%
設定3 102.2%
設定4 105.4%
設定5 107%
設定6 108.3%
【ボーナス出現率】
設定1 1/292
設定2 1/281
設定3 1/265
設定4 1/249
設定5 1/242
設定6 1/238
設定1 1/592
設定2 1/569
設定3 1/534
設定4 1/501
設定5 1/488
設定6 1/470
・・・上記のような検索結果が出て来ましてね。
この機械割は同時期に設置されていた鬼浜の機械割よりも
一段落ちるものになっているんですよ。

©アビリット 鬼浜
【機械割】
設定1 96.7%
設定2 99.0%
設定3 101.0%
設定4 104.3%
設定5 109.8%
設定6 110.2%
・・・ウィニングポストと鬼浜の機械割を紹介しましたが
これを見た皆さんは
「いや、大して変わらねえだろ!」
と思うかもしれません。
・・・しかし、当時2つの台をよく打っていた僕の打感としては
ウィニングポストの方が鬼浜よりも下に暴れることが少ない上に
出玉が上振れする事も多いと感じていましたので
ウィニングポストの解析値を見た時にビックリしちゃいました。
※ウィニングポストの設定6の機械割は115%を下らないと思っていました。
・・・僕が考える鬼浜の印象は
”勝っても5000枚、負けは4500枚まで有る”
というものでして
実際に鬼浜を打っていた時には
”同じ日に設定6を3台打ち、安定して4000枚ずつ負ける”
といった経験が有りました。
・・・鬼浜はツボにハマっても
大連チャンモードなどが搭載されていませんので
一撃で大量の出玉を吐き出すことがない台でしたから
設定6を打っている時にも
”いつ安全圏を突破し、天井付近までハマるのか?”
ですとか
”REG単発の恐怖におびえながら打つ”
という台だったんですよ。
・・・鬼浜の設定6は
通常モードに滞在する頻度が多いのがストロングポイントでしたので
【鬼浜 モード移行率】
▼通常モードへ
設定1 12.50%
設定2 21.48%
設定3 9.38%
設定4 23.44%
設定5 10.94%
設定6 30.47%
▼ハマリモードへ
設定1 36.33%
設定2 28.52%
設定3 34.38%
設定4 22.66%
設定5 26.56%
設定6 14.84%
▼連チャンモードへ
設定1 51.17%
設定2 50.00%
設定3 56.25%
設定4 53.91%
設定5 62.50%
設定6 54.69%
・・・通常モード時の”大ハマりしにくい”という特徴を生かしつつ
ボーナスの連チャンを待つというゲーム性の台だったのですが
上記のモード移行率を見ると
”優遇”
という言葉を使うのはおこがましいほどに
設定6の利点は、か細いものになっています。
・・・そんな訳で、鬼浜の設定6は
ボーナスの振り分けやモード移行
さらにはゲーム数振り分けが悪い方に転べば
簡単に大負けをしてしまう台だったんですよ。
・・・そして、比較的大ハマりしにくい通常モードで
【通常モード時】
129~192 10.16%
193~256 25.00%
321~448 40.23%
513~576 15.63%
641~768 8.98%
RT解除のゲーム数が最深部を選択されてしまうと
本当に目も当てられません。
なんせ、ハマりモードの平均ボーナス放出ゲーム数が750Gですから
せっかく通常モードに滞在しているのに
その恩恵を受けることが出来ていない事になってしまいますよね。
・・・鬼浜の内部仕様はそんな感じですので
当時の僕は鬼浜に安定感を感じることは無かったのですが
それとは対照的にウィニングポストは
安定感と、ある程度の爆発力を兼ね揃えた台だと思っていました。
・・・ウィニングポストは4号機の末期に発売された台でしたので
設定6の機械割が低めに抑えられていました。
・・・では、どうやって機械割を低く抑えていたかと言いますと
ウィニングポストの設定6は
”安定感と引き換えに
他の設定と比べて連チャン性能が落ちている”
という特徴があったのです。
・・・そして、ウィニングポストの爆発契機としては
重症レースを勝ち上がっていき
”G1ラッシュモード”
に突入させることが必要なのですが
G1ラッシュモード時のゲーム性は
設定5以下の場合は
・チャンス目時の1/1.3で解除
・レースに負けてしまうと99%でG3モードに転落
というものでして
簡単に言えば77%ループの即連モードだったんですよ。
レースに負けた場合は
G3モードから再びG1レースを目指すことになるんですね。
・・・しかし、設定6の場合は
G1ラッシュモードの継続率が50%に抑えられていまして
それが機械割の抑制に繋がっているという訳です。
※ウィニングポストがもう少し早くに発売されていれば
他の設定と同じ継続率で行けたと思われます。
・・・しかし、ウィニングポストの設定6は
他の設定と比べると通常時のボーナス放出確率が優れていますので
自力の連チャンと、高モードの連チャンが混合して
なかなかの爆発力を見せてくれる事が多かったんですよ。
・・・さらに、G1ラッシュモードの1/2継続を頑張れば
出玉を上乗せする事も出来ますしね。
とにかく、ウィニングポストの設定6は
初当たり確率が高かったので
”自分のヒキ次第でなんとか出来る感”
に満ち溢れていたのです・・・
・・・ウィニングポストの設定6にそんなイメージを持っていた僕だったので
今回、彼の機械割を再確認してビックリしてしまいました。
そして、諦めが悪い事に
解析値を見た後でさえその数値に納得が出来なかったのです。
・・・まあ、機械割はともかく
ウィニングポストは本当に面白い台でした。
”レースに勝ちG1を目指す”
という競馬のゲーム性と
”ボーナスを連チャンさせていきモードアップさせる”
というパチスロのゲーム性が
完全にマッチしていた台であると僕は思います。
・・・そもそも、ウィニングポストを開発したIGTは
古くはポッパーキングやエルビスですとか

©IGT ポッパーキング ※1998年設置開始

©IGT エルビス ※1999年 設置開始
・・・有名な所ではターミネーターなどを開発してきた
知る人ぞ知る名機を量産するメーカーだったんですよ。

©IGT ターミネーター
・・・これは後に開発されたウィニングポストが面白いのも納得ですね
IGTの開発陣は本当に優れた組織であると思います。
・・・最近の台にも隠れた名機はあるんですけどね。
皆さんはパイオニア社のハイシオは打ったことが有りますか?

©パイオニア ハイハイシオサイ
・・・ハイシオはボーナス枚数が少ない事がネックなのですが
その分、ボーナス確率が非常に高い台ですので
ドンちゃん2や新ハナビを違和感なく打てる人にとっては
スペック面の問題を感じないで打つ事が出来ると思います。
【ハイシオ 基本スペック】
設定 BIG確率 REG確率
1 1/195 1/204
2 1/190 1/197
3 1/182 1/187
5 1/235 1/117
6 1/169 1/172
設定 合算確率 出玉率
1 1/99 98%
2 1/97 100%
3 1/92 103%
5 1/78 106%
6 1/85 108%
※1000円(50枚)あたりのゲーム数:約32.5G
・・・そして、ハイシオは
パイオニア社のパチスロとしては珍しく
”後告知”
がメインの完全告知台なのですが
実は、出目もしっかりと作り込まれている上に
変則押しでも楽しめる台になっていますので
”待ち合わせの時間まで少しだけパチスロを打ちたい”
なんて時には本当にお勧めの台です。
・・・欲を言えば単独ボーナスの時には先光り告知をしてくれれば
今までのハイビスカス搭載機を打ちこんでいたユーザーも取り込めたと思うのですが
それは次回作に期待するとしましょう・・・
・・・打ち切り漫画の最終回のようなセリフが出たところで
今回はここまでとします。
ハイシオ、おすすめですよ
それでは!
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