データから見る4号機と5号機の違いの考察
- 2021/07/18
- 08:48
僕は好きなパチスロをタイプ別に分類すると
圧倒的に4号機のCT機が好きなんですよね。
そして、僕がなぜCT機を好きかと言いますと
CT機は打っている最中に
打っている台の設定やスペックなど
状況次第で色々な戦略を組み立てることが出来るので
そういった点が僕の好みだったんですよ。
・・・CT機を打っている最中の思考の例を
僕が一番好きなCT機であるピンクパンサー3で紹介すると

©山佐 ピンクパンサー3
【ボーナス確率と機械割】
設定 BIG PAYOUT
1 1/260.063 100.138%
2 1/234.057 105.938%
3 1/210.051 112.534%
4 1/188.322 119.911%
5 1/168.907 128.058%
6 1/147.604 139.376%
【CT性能】
・CT突入率は全設定共通1/2
・60G継続
・CTの終了条件=規定ゲーム数の消化orボーナス成立or200枚の獲得
※CT中は第2停止リールだけ制御が付く?(うろ覚え)
・・・ピンクパンサー3は他のCT機と比べても
別格にボーナス確率が高く
設定6の場合はさらにその点が顕著になっているんですよ。
そんな訳で、ピンクパンサー3の高設定を打っていると
”CTでメダルが増えていないのに
ボーナスフラグが成立しCTがパンクする”
という事態に陥ってしまう確率が高いのです。
・・・さらに、そのCT中に成立したBIGが
CTに突入しない可能性も考えると
最高のパターンでは
➡BIGで250枚程獲得
➡CTで200枚弱獲得
➡CT中にBIGを引き、さらに250枚獲得する(計700枚ゲット)
という状況が作り出せるのですが
同じボーナス回数でも最悪のパターンでは
➡BIGで250枚獲得
➡CT突入後すぐにBIGが成立し250枚獲得(計500枚獲得)
というように、200枚のメダルを獲得出来ないどころか
CT中はメダルを減らさずにプレイできますので
通常時を60G回すためのメダルも損失してしまうので
戦略次第では、損失が計り知れないものになってしまうのです。
・・・事実、僕はピンクパンサー3を打っている時に
CTでメダルを獲得することがなく終了したことが
2~3回あるのかな?
そんな訳で、僕はピンクパンサー3のCTを打つ際には
”ある程度のメダルを獲得するまでは
2枚掛けで15枚役を取得する”
という戦術を用いることもありました。
2枚掛けをする事により
”小役は問題なく取得できるが
ボーナスフラグの成立確率を落とす”
という状況を作り出すのです。
当時の僕は、上記の手順でCTを消化する事により
CT中の獲得枚数を安定させることに成功したのでした。
・・・しかし、上記の手順は
2枚掛けをしている際にはボーナスが成立する事はまずありえないので
”諸刃の剣”
と言われればそうなってしまうのですが
CTが意図せずパンクする事を防げましたので
精神衛生上、素晴らしい戦術であったと自負しております。
・・・この打法を使うと、シミュレート上の計算よりも
少しだけ機械割が上がると思うんですけどね。
まあ、機械割がアップすると言っても
実際に打っている台の設定や
2枚掛けを行うゲーム数をベストな選択ができた時だけだとは思いますが。
・・・こういう事を考えることが出来るのも
パチスロの楽しみの1つですよね。
そんな訳で(?)今回は
僕が好きなCT機のあれこれが気になりましたので
色々と検索をしている上で判明したパチスロの歴史を紹介していきます。
・・・まず、僕が4号機のCT機を好きだったという事で
今までに発売されたCT機の総台数を調べてみました。
すると、検索の結果は
”4号機時代に発売されたCT機の総数は29台”
であることが発覚しました
思ったよりも少ないですね・・・
・・・そして、今までに発売されたパチスロの総数は
”2712台”
らしいです。
そして、その打ち分けは
・4号機以前のパチスロが1516台
・5号機のパチスロが1196台
という事になっているようですね。
・・・そして、4号機のパチスロは1993~2006年までの期間製造されていまして
5号機には2005年~2018年の歴史があるようです。
比べてみると、4号機時代と5号機時代の年数は
ほぼ同じくらいのようですな。
・・・そして、4号機時代はゲーム性の幅が広かったのですが
ゲーム性の分類で一番多かったものは
”ノーマルAタイプ”
のマシンでして
その台数は868台
割合にして61.6%の機種が付加機能が付いていない
Aタイプのパチスロ機だったんですよ。
・・・そして、ATやARTなどの付加機能が付いている
それ以外の分類のパチスロ機の製造台数も
それほど大きな偏りはなく
4号機以前のパチスロは
まんべんなく、色々なスペックの台が製造されていた時代なのであります。
・・・しかし、5号機以降のパチスロは
ノーマルタイプのパチスロは全体の30%程に留まっています。
そして、付加機能付きのパチスロの製造台数は
規定によってゲーム性の幅が狭められてしまった事もあるのですが
ART系の機種が全体の47%の割合を占めていて
AT付きの機種と合わせると
その割合は67%に上がります。
・・・規制の強化には
メーカー側も苦労したんじゃないでしょうか。
5号機以降のパチスロは
スペック面で大きな差をつけることが出来ませんので
演出面で差をつけることが重要になりました。
そして、僕は演出面の発展が
5号機で一番技術が発展した点であると考えています。
・・・そりゃあもう、4号機時代のパチスロは
今の機種と比べると演出面は拙いですよ。
4号機時代のパチスロの演出は
打ち手の想像力とその後の展開に頼りっきりですから。
今では当たり前に搭載されている
”フリーズ演出”
というものはどう考えても手抜きした演出なのですが
4号機時代のミリオンゴッドでは
フリーズ演出を引くと
”500プレイで5000枚程の出玉を獲得出来る”
事が確定しますので
当時の打ち手に受け入れられたのではないでしょうか?

©アルゼ ミリオンゴッド
・・・フリーズ演出の恩恵が”REG確定”みたいな寒さだったとしたら
絶対に流行る事はなかったと思いますからね。
事実、フリーズ演出というものは
岡崎産業から発売されたキングジャックという台にも搭載されていましたので
ミリオンゴッドの登場以前にも存在していたのですが

©岡崎産業 キングジャック
・・・キングジャックはAタイプの機種だったので
フリーズ演出の恩恵は”ボーナス確定”だけだったんですよ。
※BIGでしたっけ?
さらにキングジャックという台自体も
岡崎産業という一般受けしないメーカーから発売された機種でしたし
キングジャックはお世辞にも
当時流行っていた台とは決して言えませんので
キングジャックのフリーズ演出を語る人は少ないですよね。
・・・そんな背景もありますので
普通の人の中では
パチスロでフリーズ演出といえば
ミリオンゴッドであると考える人が多いでしょう。
・・・なんにせよ、5号機の時代というものは
苦肉の策の連続ですよね。
4号機時代にパチスロメーカーが”拡大解釈”という名のもとにヤンチャをし過ぎたので
そのしわ寄せをがっつり受けてしまった時代であると考えます。
メーカーの人は良い大学を出ているだけあって
怖ろしい事を考え付くものです
ゼロボを考えた奴は天才だと思いませんか?
・・・しかし、僕はそれと同時に
そんな捻くれた考え方を出来る奴とは友人にはなれないとも思ってしまいます。
そして、ゼロボとは違いますが
リプレイというフラグから
色々なゲーム性の台を考え付いたものですよ。
・・・これからはどんな機種が発売されるんでしょうかね?
一説によると、どっちに転ぶかは分かりませんが
オリンピックが終わった後が
業界のターニングポイントであると考えている有識者がいるようですので
どうなるか見てみましょう。
(外国の監督風)
今回はここまでとします
それでは!
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