4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その58 ”安定感抜群の設定6で負けてしまう”
- 2021/06/08
- 08:02
※ヒラ打ちとサクラ活動のお話を並行して進めていきますので
時間軸が多少前後する事もありますのでご了承ください。
⇩過去のお話はこちらからどうぞ
リンク:前回までのお話
⇩登場人物の紹介はこちら
リンク:主要登場人物まとめ
現在のパチスロシーンでも
設定6がエクストラ設定になっている台はありまして
その代表格が
CZ突破型AT機の代名詞でもある
”リゼロ”
ですよね。

©大都技研 リゼロ
・・・リゼロはご存じのように
設定6だけは他の設定とゲーム性が全く異なりますので
機械割は4号機時代の設定6と比べると数段見劣りしますが
”エクストラ設定”
と言っても差し支えないと思います。
・・・そして、他には
”どう考えても負けることが出来ない台”
として
”ハナビ通の設定H”
もありますね。

©アルゼ ハナビ通
・・・この設定を”エクストラ”と呼ぶことに
異議を唱える人はいないでしょう。
なんせコイン持ちが千円当たり8000ゲームですからね。
・・・しかし、僕の生活圏のホールでは
ハナビ通の設定Hを20ゲームほど回して捨てた人も居ますので
そこそこ油断は出来ないようですね。
・・・僕がもしもハナビ通の設定Hを掴んだとしたら
間違いなく売りますね。
あんな台は打っていられませんし
他の事をしていた方が有意義です。
設定Hを売るとしたら
相場はいくらくらいなんでしょうかね?
・・・僕が考えるのは
後任者は2万円も貰えれば満足すると思いますから
3万円から4万円で売れるとラッキーだと考えます。
・・・4万円なら間違いなく売りますね。
もしも3万円でしか買い手がいないなら
迷った挙句、自分で打つのかなあ・・・
・・・そもそも、あんな拷問は受けたくありませんので
今後も設定Hを狙う事は無いと思うんですけどね。
・・・4号機時代にも
設定6が他の設定と全く異なるゲーム性の台は数多くありまして
有名な所では獣王でしょうか?

©サミー 獣王
・・・獣王の設定6は他の設定とは異なり
”AT抽選≒AT確定”
というゲーム性でしたね。
そして、獣王の設定6は機械割的にも140%オーバーと優れていまして
もしも座る事が出来れば
ほぼほぼ1万枚程の出玉を約束された台でもありました。
・・・そして、4号機時代にはAT機のみならず
4号機後期のストック機にも設定6がエクストラ設定の台がありまして
当時の僕はその台をよくイベント時に狙ったものであります。
その台とはサミーから2004年に発売された
”カイジ”
あります。

©サミー カイジ
【基本スペック】
確率表 BIG確率 REG確率 機械割
設定1 1/288 1/384 95.8%
設定2 1/270 1/378 98.7%
設定3 1/258 1/368 101.9%
設定4 1/242 1/356 106.5%
設定5 1/228 1/343 110%
設定6 1/226 1/345 110.1%
・・・4号機のカイジは
”モード+ゲーム数管理型”
のストック機でして
ボーナスを放出するためには
・RT解除ゲームを踏む
・そこから最大36Gの前兆を経てボーナスを放出する
という2段階の抽選方式がとられていました。
そんなわけで、当時のストック機の天国モードの天井は
128Gであることが多かったのですが
カイジの天国モードの天井はその数値に36を足した164Gだったのでした。
・・・そして、カイジは4号機だったのですが
”物理的にリプレイ外しが出来ない”
という特徴も持っていました。
・・・そんな訳で、カイジのBIGボーナスの獲得枚数は
運の要素に大幅に左右される上に
BIG中にハズレを引くたびに抽選されていた
”即連モードへの突入抽選”
でさえも
ヒキ次第で大きく片寄ってしまうのでした。
・・・そして、即連モードにはレベルがあり
BIG中にハズレを引き、その内の1/4を突破したり
JACゲーム中にハズレを引くことによって
(JACハズレ確率は1/2520)
上位のモードへと移行し
即連の回数も伸びていくのでした。
※即連モードの天井は36GでBIG確定
・・・カイジの連チャンは即連モードの他にも
通常モード時の50%で128以内のRTに当選するのですが
それはあくまでも設定5以下のゲーム性でして
カイジの設定6は他の設定と全く異なるRTゲーム数振り分けだったんですよ。
ここで設定5以下のRT振り分けを見て行きましょう。
【通常モードA】
ゲーム数 割合
0~1 3.90%
2 1.95%
3 1.95%
4 1.56%
5~20 6.83%
21~24 6.83%
25~32 6.83%
33~64 6.83%
65~96 6.83%
97~128 6.44%
129~160 0.09%
161~192 0.09%
193~224 4.88%
225~256 0.09%
257~320 1.46%
321~384 0.09%
385~448 3.90%
449~512 0.09%
513~576 0.97%
577~640 0.09%
641~704 1.95%
705~768 4.39%
769~832 1.46%
833~896 0.09%
897~960 1.46%
961~1024 7.81%
1025~1088 0.09%
1089~1152 0.09%
1153~1216 0.09%
1217~1280 20.70%
※平均469.5G
低設定のRT振り分けを総括すると
”128G超えると特定のゾーンか天井まで連れて行かれる”
という特徴がありますね。
・・・しかし、設定6のRT解除ゲーム数は
【設定6 RT振り分け】
ゲーム数 割合
0~1 0.48%
2 0.48%
3 0.48%
4 0.48%
5~20 1.95%
21~24 1.95%
25~32 1.95%
33~64 1.95%
65~96 1.95%
97~128 12.93%
129~160 10.74%
161~192 10.74%
193~224 10.74%
225~256 41.55%
257~320 0.09%
321~384 0.09%
385~448 0.09%
449~512 0.09%
513~576 0.09%
577~640 0.09%
641~704 0.09%
705~768 0.09%
769~832 0.09%
833~896 0.09%
897~960 0.09%
961~1024 0.09%
1025~1088 0.09%
1089~1152 0.09%
1153~1216 0.09%
1217~1280 0.09%
※平均187.1G
1~128Gまでが25%程の振り分けになっているのですが
そこから256Gまでのボーナス放出確率がぶっ壊れていまして
実に98%のボーナスが256Gまでに放出されるのです。
・・・そんな訳で、カイジの設定6は
”大ハマりをしにくいので、中ハマりを耐えながら即連を待つ”
というゲーム性になっていたのでした。
・・・しかし、そんな安定感抜群のカイジにも落とし穴はありまして
・初当たりがREGに片寄る
・BIG中にハズレが引けない
・256Gを超える
という3つの要素が揃ってしまうと
地獄を見てしまうことになるのです・・・
・・・カイジの設定6のRT振り分けは
256Gを超えると完全に均等になっていますので
平均すると750Gほどまでハマる計算になるんですよ。
・・・そして、その時に放出されたボーナスが
REGだったらと考えるとゾッとしませんか?
・・・カイジの設定6を打ったことが無い人からすれば
「そんな不幸は連続して起きませんw」
と思うかもしれません。
なにしろ、設定6で256Gの壁を突破するのは
2%以下の確率ですからね。
・・・さらに、ボーナス振り分けも
<滞在モード別ボーナス振り分け>
・通常モードA時
BIG 60.93%
REG 39.06%
・通常モードB時
BIG 29.68%
REG 70.31%
・数珠連モードA~D時
BIG 70.31%
REG 29.68%
・・・上記のようになっていますので
ならせば1:1でBIGとREGを引くはずですもんね・・・
・・・しかし、スロットという物は時に
”宇宙さえも作れるのではないか?”
と思えるような低い確率の事象が起きてしまう物なんですよ・・・
・・・ええ、超えました。
”256Gの壁を3連続”
でね!
・・・本当に信じられませんでしたよ。
当時の僕はカイジの設定6を使うお店を発見したので
ノリ打ち仲間と5人ほどでイベントに参加していたんですよね。
そのお店はイベントごとに台の末尾や
”角から○○番目の台”
といった条件の台に設定6を投入してくるお店でして
僕らはイベントごとに変わる
高設定投入のパターンを読むのが楽しみだったんですよね。
※現在の末尾イベントのような物です。
・・・そんな訳で、意気揚々とカイジを狙い
首尾よく設定6を掴んだのですが
夜の20時までにカイジの設定6で抱えた負債は
”マイナス3500枚”
ほどに膨らんでいまして
その日はカイジの設定6で大負けを喫してしまったんですよ・・・
・・・これはどの台にも言える事なんですが
スロットはタイミングが噛み合わないとどうにもなりませんね!
もっと機械割が高い台であれば
”ある要素を引けなくても他の要素で補完できる”
というものですので
多少打ち手のヒキが悪くても
台の方でなんとかしてくれるんですけどね・・・
・・・例えば、獣王の設定6でBIGを10回しか引けなかった日でも
(BIG確率は1/360だったかな?)
その日はハズレのヒキが神懸かっていまして
しっかりと12000枚程の差玉を叩き出してくれましたし
反対に、ATの連チャンがかなり弱くて
半分以上のATが単発だった日は
(簡単に言えば、獣王の設定6のATは単発と3連が1:1です)
BIGを42回も引いて
15000枚の差玉を記録する事が出来ました。
・・・110%くらいの機械割では
こうは行かねえんだよなあ。
やはり、安定した勝利には110%程の機械割が必要ですし
安定した大勝には130%程の機械割が必要だと
僕は考えるのです・・・
・・・たまにはヒキなんて考えることなく
台の性能に甘えて打ちたいものですよね!
これからのパチスロには
そんな機械が発明されることを祈っています・・・
今回はここまでとします!
それでは!
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