4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その52 ”裏モノも 裸足で逃げ出す ストック機”
- 2021/05/26
- 08:41
※ヒラ打ちとサクラ活動のお話を並行して進めていきますので
時間軸が多少前後する事もありますのでご了承ください。
⇩過去のお話はこちらからどうぞ
リンク:前回までのお話
⇩登場人物の紹介はこちら
リンク:主要登場人物まとめ
・・・4号機時代を知らない人は
”裏モノ”
と聞くと
きっと”吸い込みが激しそう”なんて恐ろしいイメージや
物凄い出玉を吐き出すというイメージを持っていると思いますが
実際は皆さんが想像するほどには
大袈裟なものではありませんでした。
・・・たしかに、裏モノの中には
ビッグシオの様な瞬発力が高い台も存在しましたが

©パイオニア ビッグシオ
※ほとんどの連チャンは1桁ゲーム台で発生します。
・・・そういった台のほとんどは
”連チャン中に上乗せ抽選をしない”
という特徴を持っている台がほとんどでしたので
連チャンの早さを売りにする台は
一撃性能で少々見劣りしてしまうのでした。
※と言っても、ビッグシオは一度の連チャンで
4000枚弱程度は吐き出すこともあります
・・・それもそのはず、
裏モノという台の仕組みは
”コイン持ちや初当たりを犠牲にして連チャン性能を上げている”
という仕組みでゲーム性を改造していましたので
ユーザーが付いてくることが出来る
常識の範囲内でコイン持ちやボーナスをカットされた分を
連チャンに上乗せしたとしても
スピードと最高獲得出玉を兼ね揃えたモンスターマシーンは
生み出すことが出来ないんですよね。
・・・これは現在の6号機にも似た所がありますね!
(出玉増加が速い台は初当たりが連しにくいなど)
・・・もしも、頻繁に1万枚の連チャンが起きる様な裏モノを作るとすれば
千円当たりの回転数は18Gほど
連チャン突入率は1/3000を余裕で下回って来るのではないかな?
・・・そんな風に僕は予想します。
・・・当時設置されていた裏モノは
やはり設定6はエクストラ設定なれど
概ね、そんな感じの仕組みの台が多かったのですが・・・
※ビッグシオの裏表の設定が共に設定6の台は25000枚設定でした
・・・ついにパチスロメーカーはやってくれました。
いや、”やっちまった”と言う方が正解でしょうか?
メーカーは改造が施されていない正規の台で
当時設置されていたほとんどの裏モノの連チャン力を優に凌駕した
怖ろしい台を開発したのです。
・・・その台は2004年に”タイヨー”から発売された
”ハローサンタマシンガンバージョン”
という台なのでした・・・

©タイヨー ハローサンタマシンガンバージョン
【ハローサンタマシンガンバージョン 基本スペック】
【ボーナス出現率】
設定1 1/354
設定2 1/308
設定3 1/276
設定4 1/248
設定5 1/220
設定6 1/205
設定1 1/535
設定2 1/466
設定3 1/417
設定4 1/375
設定5 1/332
設定6 1/310
【機械割】
設定1 93.6%
設定2 98.7%
設定3 103.9%
設定4 109.6%
設定5 116.9%
設定6 119.0%
※メーカー発表値なのでもう少し上がります
・・・この台はファニーな見た目とは裏腹に
とんでもない連チャン性能を持った台なんですよね。
・・・ハローサンタマシンガンバージョンは前身機である
ハローサンタの後継機なのですが

©タイヨー ハローサンタ
・・・前身機のハローサンタもぶっ飛んでいまして
【ハローサンタ BIG出現率】
設定1 1/308
設定2 1/308
設定3 1/269
設定4 1/255
設定5 1/230
設定6 1/146
・・・上記のように、設定6のBIG出現率が
当時のAタイプの機種の設定6の数値と同等だったんですよねw
・・・そして、ハローサンタマシンガンバージョンは
”ボーナスの放出契機がハズレの連続”
という画期的なゲーム性を搭載していました。
※もちろん取りこぼしは不可
RTの仕組み上、揃わないリプレイは可
小役の7連続でボーナスが放出される
”旋風の用心棒”
とは真逆の仕組みですね。
・・・そして、ボーナス放出までのハズレ回数の天井は
モードによって管理されていまして
爆連モードである”マシンガンモード”では
※全設定共通
0G 12.50%
1G 18.75%
3G 25.00%
5G 25.00%
7G 18.75%
・・・上記の様な振り分けになっていました。
ハズレ天井0ゲームが選択されると
ベットした瞬間にドット上にトナカイが出てきてボーナスが確定しますので
それも面白い瞬間であったと思います。
・・・そして、ハズレ天井0ゲームという現象は
”それ自体がマシンガンモードに滞在していることを示唆する”
という物でしたので
※ほぼ100%
0ゲーム天井はボーナスが確定する上に
以降の展開にも期待が持てるモノでもありました・・・・
・・・そして、爆連契機であるマシンガンモードの滞在率は
▼ボーナス成立時
通常モードへ 87.50%
初当たりモードへ 0%
連チャンモードへ 12.50%
マシンガンモードへ 0.003%
※【内部確率】
全設定共通 1/238
全設定共通 1/358
▼リプレイ・チェリー・ベル成立時
通常モードへ 0%
初当たりモードへ 0%
連チャンモードへ 0.003%
マシンガンモードへ 99.997%
▼トナカイ成立時
通常モードへ 0%
初当たりモードへ 0.003%
連チャンモードへ 0%
マシンガンモードへ 99.997%
▼BIG終了後
通常モードへ 0%
初当たりモードへ 0%
連チャンモードへ 12.50%
マシンガンモードへ 87.50%
▼REG終了後
通常モードへ 0%
初当たりモードへ 0%
連チャンモードへ 0.003%
マシンガンモードへ 99.997%
・・・現実的にマシンガンモードから転落する契機は
”合成確率が1/140ほどのボーナス内部成立時”
だけですので
ボーナスを放出するまでに内部ボーナスを引かないかぎり
超高確率でボーナスの即連を味わう事が出来るのでした・・・
※ボーナス放出も速いので上手い人は永久連チャンですね
・・・そして気になるマシンガンモードへの架け橋は
まず、”通常モード”から”初当たりモード”という物に移行させ
そこからマシンガンモードを射止めるのが王道なのですが
その移行率は
【通常モード時 モード移行率】
▼トナカイ成立時
通常モードへ 75.00%
初当たりモードへ 25.00%
連チャンモードへ 0%
マシンガンモードへ 0%
▼BIG終了後
通常モードへ 36.72%
初当たりモードへ 12.50%
連チャンモードへ 50.00%
マシンガンモードへ 0.78%
▼REG終了後
通常モードへ 25.00%
初当たりモードへ 25.00%
連チャンモードへ 50.00%
マシンガンモードへ 0%
※もうお気付きかもしれませんが
ボーナス消化後以外の通常時にも頻繁にモード移行します
【初当たりモード時 モード移行率】
▼BIG終了後
通常モードへ 25.00%
初当たりモードへ 12.50%
連チャンモードへ 50.00%
マシンガンモードへ 12.50%
・・・こう見ると結構現実的じゃないですか?
要は初当たりモード滞在時にBIGを引き
さらに1/8の抽選をパスする事が出来れば
晴れてマシンガンモードに突入するという訳なんです。
・・・事実、僕はハローサンタをサクラ活動で何度も打ったのですが
かなり出る台ですよ、あいつは。
メーカー発表の機械割の119%なんてお話にならないくらい
物凄い出玉を吐き出してくれます。
※メーカー発表の機械割は119%でカンストです
・・・そして、ハローサンタを打った際の獲得出玉は
ほぼマシンガンモードで得た出玉という結果になりますので
1万枚なんて出玉を獲得した日には
とんでもない回数のボーナスを揃えたことになります。
※ちなみに、2万枚は余裕で射程圏内です。
・・・ハローサンタは本当に夢がある台でしたので
サクラ活動を行っている時には打ち子達にとても人気がある台でした。
・・・次回はサクラ時代にハローサンタを打った時のエピソードを紹介しますので
変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いします・・・
それでは!
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